高校時代、友人の紹介で聞き始めた、NHK-FM「バロック音楽の楽しみ」の放送開始が1965年という。私が聞き始めたのが1969年からであり、1985年に番組終了まで折に触れ、よく聞いた番組でした。朝早く、たしか午前6時からの放送でした。旺文社のラジオ講座を午前5時から1時間聞き、その後「バロック音楽の楽しみ」を聞くのが、高校時代の日課でした。同番組を紹介してくれたのは、S君で、後に中央大学法学部に進学し、今は弁護士をなさっています。もともと、小学校、中学校、高等学校と陸上一筋の私の、リラックス出来る時間が、この「バロック音楽の楽しみ」を聞くときでした。ヘンデル、バッハ、ビバルディ、パーセル、ダウランドなどの作曲家の音楽を熱心に聴き始めたのが、この頃です。大学に入学してクラシカル・ギタークラブに入部した直接的な背景は、この番組だったのだと、今頃になって気づきました。ポリフォニックな音楽好きはここから始まっていたのです。蛇足ながら、かのベートーベンも行き詰まりを感ずると、バッハの音楽を聞いたそうです。
皆川先生は当時、立教大学の教授でしたが、慶應義塾大学でも教えていらっしゃいました。ただし、文学部の学生だけが受講できる講座だったので、直接教わることが出来なかったのが、返す返すも残念でした。
現在でも「音楽の泉」を毎週日曜日の朝NHK-AM放送で担当されています。
あなたも、ぜひ皆川達夫先生の番組を一度お聞きください。
渋い声に、あなたもきっと皆川ファンになりますよ。
皆川先生は当時、立教大学の教授でしたが、慶應義塾大学でも教えていらっしゃいました。ただし、文学部の学生だけが受講できる講座だったので、直接教わることが出来なかったのが、返す返すも残念でした。
現在でも「音楽の泉」を毎週日曜日の朝NHK-AM放送で担当されています。
あなたも、ぜひ皆川達夫先生の番組を一度お聞きください。
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