小島教育研究所

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日本の航空機産業の将来は明るいか。(MRJとHondaJet)

2012-11-09 | 進路について
第二次大戦(太平洋戦争)後、日本の航空機産業は独自の航空機製造は暫く出来なかった。戦後20年を経て、YS-11がやっと認められた。そのYS-11も役目を終え、次期日本製航空機が待たれているが、その中にあって、表題の2機種が計画されている。

MRJ:三菱によるリージョナルジェット旅客機。
    ANA(全日空)が採用を決めている。

HondaJet:自動車の本田技研の子会社による、小型ジェット機。(当面日本での販
     はない。)先ごろアメリカでデザイン大賞を受けた。

詳しくは、それぞれの、ホームページをご覧下さい。

これから進路を考える中高生諸君も将来の就職先として航空機産業も視野に入れてはどうかと思います。自分自身が中高生の時に考えたことは「自分が活躍できる時期に、航空機を設計する機会はおそらく無いだろう。」でした。その結果は、まさに予想通りでした。しかし、今後は平和な空を飛び交う航空機産業は、ここ日本でも十分活躍の舞台があります。宇宙産業もまたしかりで、大いに期待できます。

HondaJetについて、一言。ジェットエンジンが主翼の上にある。え!?と思わせる。
         しかし、ホンダによれば、燃費その他20%以上の軽減効果がある
         と言う。常識にとらわれぬ、ホンダイズムがここでも、遺憾なく発
         揮されています。
          その昔、自動車はほとんどがFR車(フロントエンジン、リアド
         ライブ)であったが、ホンダは当初よりFF車(フロントエンジ
         ン、フロントドライブ)を推奨していた。
          爾来、気づけば世の大半がFF車になった。
         「先見の明」のホンダらしい実績です。他の航空機への影響が今か
         ら楽しみです。

         
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