TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

音階と数学(平均律音階)1

2016年12月19日 00時43分50秒 | 数学

いよいよ音階と数学の話に入る。
音階を基本から述べようとすると結構大変なので、
一気に平均律音階から述べることにする。
平均律音階の説明を基本からしているとまた大変なのだが、
簡単にやってみる。
ハ長調で「ド」の音の実音はアルファベットで「C」である。
ここを基準にドレミファソラシドは
C D E F G A B C でありこれが繰りかえされる。
C D E F G A B C D E F G A B C D E F G A B C D E F G A B
これに半音を加えると
C C# D D# E F F# G G# A A# B C C# D D# E F F# G G# A A# B

次の12音の繰り返しになる。
C C# D D# E F F# G G# A A# B
平均律音階では、この12音の隣り合う2音の周波数の比が等しい。

Cで始まりCに戻るから、時計の文字盤のように
C C# D D# E F F# G G# A A# B の12音を繰り返す。

下の図のようになる。


ここでカラオケのキーコントロールの話にする。Cに対してキーを+1すると
C#の音になる。調も同様に、ハ長調(主音C)のキーを+2すると
主音がDのニ長調になる。
カラオケのキーコントロールは+7までしかない。
ではどうなっているのかといえば、+11は-1、+10は-2となり
以下
+9は-3
+8は-4
+7は-5
+6は-6
+5は-7

となっている。

ここから、移調と数学の話になる。

つづく













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