風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/北京の自転車・小さな村の小さなダンサー

2010年12月14日 | 映画

17歳の少年二人の物語。
一人は農村から出稼ぎに来たグイ、一人は高校生ジェン、彼の父親は連れ子を連れた母親と再婚し家庭内でちょっぴり冷遇されている。
グイは自転車便の仕事に就く。その自転車が何者かに盗まれてしまう。その盗まれた中古の自転車をジェンが買う。
その一台の自転車の取り返しを巡る騒動。
日本なら、自転車便経営者や警察が間に入って上手く収まるのだろうが、現代の中国では当事者間で解決する他ないらしい。
面白い題材なのだろうが、映画としては失敗。
とにかくテンポが遅すぎ、喜劇っぽく描き、背景に北京の繁華街や下町の風景、
そして農村からの出稼ぎ者や都会の若者の生活や個人ではどうにも出来ない不条理の様なものをさらりと描くと面白かったと思う。
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実話らしいが、映画としては面白くなかった。
主人公のリー・ツンシンが僻地の農村からバレエ学校生に選抜される経緯が全く分からない。
彼だけが垢抜けてきれいな顔であったのだが。
青年になって、彼はアメリカのバレエ団に研修生としてアメリカに招かれる。
三ヶ月が過ぎると彼は中国に帰らなければならない。
帰国直前、彼はアメリカ女性と結婚しアメリカ市民権を獲得し、アメリカに残り努力し成功するという話。
民主的アメリカというプロパガンダくさい映画ではある。
リーの英語会話能力が不十分なため、英語の台詞がゆっくりで複雑でないので私にも聞き取れれるのが面白かった。

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