風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

北京故宮博物院200選

2012年02月04日 | 学習
2月2日、上野国立博物館で開かれている『北京故宮博物院200選』に行って来ました。
この展覧会の目玉と言われる「清明上河図」展示は1月24日までと知っていましたが、
スゴイ行列が出来ているとのことだったので、その後にしました。
本館、本館の左奥が平成館                    北京故宮博物院200選が行われている平成館  
    
【以下全て、引用です】
    

紀元前10世紀以上前の青銅器などの展示はありましたが、主力は最も栄えた乾隆帝の時代のものが多い。
故宮・紫禁城は満州族が打ち立てた清王朝の宮殿でした。
面白かったのは、満州語、ウイグル語、チベット語、漢字など辞典のような書物。
中国は多民族国家ですが、圧倒的多数を占める漢民族を押さえて、満州族が長く北京で中国を支配したのは面白い。
蒋介石は内戦時代、故宮博物院の宝物の一部を台湾の故宮院に移しました。
逃げ惑いながらだったので小さい物が多く、多くは移すことが出来ませんでした。
従って、台北故宮院はそれほど大きくはありませんが、北京故宮院は相当大きいらしい。
中国には、この他に、天安門広場東側に中国国家博物館と言う大きな博物館があり、
紀元前17世紀の殷代の遺物も展示されているといいます。
この博物館も広く、中国は広大だから、この二つをゆっくり巡ったらどの位の時間を要するのだろう。
ただ、今回の特別展もかなり「羊頭狗肉」的で迫力・ボリュームに欠けます。
私は、書や壺については興味がないので余計そう思ったのかもしれません。
チベットから持ち込まれたと思われる仏像は、いずれもとても小さい金属製の物で数点ありました。
琺瑯といわれる細工物はとても鮮やかな色彩できれいでした。
洋の東西を問わず、権力者は贅の限りを尽くすのですね。
ただ今回は、金や装飾品などは少なかったのですが。

今回の展示会の目玉と言われる清明上河図の展示は終了し、実物大のコピーと、ビデオで拡大されて紹介されていました。
コピーはおそらく現物をかなり忠実に反映していると思うのですが、変色が進んでいてきれいではありませんでした。
私は、現物を見なかったのですが、それでもいいかなと思いました。
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