まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

俺の一日

2009-01-28 | 随筆
車検の予約が入っていたので、カミさんと一緒に11時にホンダプリモに車を持っていった。カミさんが以前数年ほど勤めていたこともあって、ホンダの車に乗っている。一時間半くらいで整備が出来るというので、近くのボーリング場に行った。しょっぱなから184が出て、カミさんも164を出して、二人ともいつになく調子がよかった。ところが二回目になると、おいらはガタッと決まらなくなって110、カミさんは二回目も調子よく、結局総合点でおいらのほうが負けてしまった。それからうどん屋に入って、カミさんがたぬきそば、おいらはたぬきうどんをを食べて、次にドトールに入ってコーヒーを飲んだ。それでホンダに戻ると、社長の奥さんが待っていて、一時間ぐらい三人で話をした。それからまた浅川の土手を二人でウオーキングを小一時間し、家に帰ったら三時過ぎだった。それからおいらはパチンコ屋に行って、打つこと6時間、なんとか二万円勝って、家に戻ったら、もうカミさんは寝ていたので、一人で遅い夕飯を食べて、今夜の10時過ぎ、これを打っている。「昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなん。この命なにをあくせく、明日をのみ思いわずろう」とは嶋崎藤村、千曲川旅情の一節。本当に、毎日、何をしているのかなーと思う。無駄に一日を過ごして、ちょっとしたことで死を恐がり、なさけないったらありゃあしない。パチンコを打っている最中に息子から携帯に電話が入った。「おりゃあ、今日は残業かー、現役はいいなー。こっちはやることねえから、またパチパチよー」とグチってしまう。「まあさあ、焦らないことよ、また何か見つかるよ」。そう息子に言われるとなんとなく孤独感が癒される。まあ、しかし、自分が変わらないかぎり、心が燃える何かが見つかりそうもないこともわかっている。が、自分を変えようともせず、死を待つだけの暇つぶしの人生を送っている。情けないかな、情けないかな。

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