まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

庶民には百害あって一利なしのアベノミクス!

2013-03-05 | 随筆
アベノミクスの推進で、4月から物価がどんどん上がる。一ドル93円の円安になり、小麦、原油など輸入品のすべてが値上がりする。食品類、衣服、電力ガスなど庶民の生活に必要なものが一斉に上がるからたまったものではない。それでいて、賃金の値上げはローソンとセブンイレブンのみである。自動車、家電など輸出企業にとっては恩恵があるが、彼らにしたって、海外現地生産が進み、恩恵による賃上げの話は一切出てこない。
日本は昔から資源がないから、資源を輸入し、それを加工して輸出する、それで国の生計を成り立たせてきた。
しかし、今日のGDPに占める輸出額は1割にしか過ぎない。つまり、国内需要の活性化があってこそ成り立つ国に変貌している。
それを従来通りの輸出企業応援のアベノミクスは時代錯誤も甚だしい。
こんな政策では、給料は上がらず物価だけが上がる生活苦に陥るだけである。
そして株価が上がり恩恵を受けているのは、一部の富裕層だけである。
古い自民政策をいまだに振るう安部政権に、愚国民の支持率は高い。
なんでだろー、なんでだろー、本当に愚かである。

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