まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

弾力性のない社会に自暴自棄か、無差別殺人未遂事件!

2014-02-24 | 発言
23日午後、JR名古屋駅近くの歩道に乗用車が突っ込み、歩いていた人を次々にはね、歩道にいた13人がけがをした。

運転していた30歳の男が「人をはねて殺すつもりだった」と供述したことなどから、警察は殺人未遂の疑いで逮捕して詳しく調べている。

逮捕されたのは、名古屋市西区の無職、大野木亮太容疑者(30)。
23日午後2時15分ごろ、名古屋市中村区名駅の「笹島交差点」の歩道に乗用車が突っ込み、信号待ちの人や歩いていた人を次々とはねて街路樹にぶつかって止まった。

これからの取り調べで動機は判るだろうが、父親は愛知県警の警察官だという。
「家庭のもつれ」が原因とも言われている。
大野木は30で無職、現職警官の父親に説教され、追い詰められ、父親に赤っ恥をかかせるために自暴自棄になって無差別の犯行に及んだのだろうか。

話は変わるが、ホームレスがどんどん締め出されている。東京は特にオリンピックの関係で、公園などから撤去が進んでいる。

なんだか、日本の社会全体に、弾力性がなくなっている。

こぼれる人間を、追い詰めることはしても、包み込むような社会ではなくなってきている。

秋葉原の事件を彷彿とさせる今回の無差別殺傷事件も、弾力性のない社会に、追い詰められ自暴自棄になったようだ。

社会全体が優しくならなければ、これからも奇異な事件が増えていくだろう。