まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

右傾化は「はだしのゲン」にまで波及!

2014-02-21 | 発言
原爆投下後の広島を描いた漫画「はだしのゲン」を教育現場から撤去するよう求める請願や陳情が昨年九月以降、東京都と都内の区市の教育委員会・議会に計十四件提出された。

 請願は「旧日本軍の残虐行為を捏造(ねつぞう)している」「天皇に対する侮辱や国歌の否定が含まれる」として、学校図書館などからの撤去を求めている。練馬区教委などに請願を出した「教育問題懇話会」の代表者は「史実をねじ曲げた思想宣伝の教材になっている。親や教員の指導がないまま、子どもに読ませるには毒が強すぎる」と話している。

たかが漫画本にまで、右翼が押し寄せる時代になった。

「はだしのゲン」は別に史実をまげて描かれたものではない。一人の少年が原爆投下後から、その戦争の悲惨さの中から、たくましく生きる姿を描いたものだ。

安部首相の「国家主義」の旗振りによって、教育現場まで、そのうち「愛国心」の強化が打ち出されていくだろう。

そのうち「治安維持法」によって、一般市民が引っ張られていく時代になる。