この記事にあたる前日は松山市で行われた市街劇「人力飛行機ソロモン」(11月24日上演/昨日の記事)を見ました。そのためにわざわざ東京から来たのです。そしてその日は松山に宿泊し、翌日帰るまでの時間、松山市内を散策しました。
まずは、丁度目の前に来た情緒溢れる「坊っちゃん電車」に乗りました。乗車料金は300円と通常の倍でした。つまり観光用ということ。乗務員の案内も入ります。電車自体は、遅いは揺れるはで機能的ではないです。
そして「子規堂」へ。そこに先ほど乗った「坊っちゃん電車」がありました。何でその名前なのかなと疑問に思っていたら“停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。乗り込んで見るとマッチ箱の様な汽車だ。ごろごろと五分許り動いたと思ったら、もう降りなければならない、道理で切符が安いと思った。たった三銭である。”と夏目漱石の小説「坊っちゃん」から引用した碑が建っていました。なるほどそういうことなのね、と。ところでベースボールを野球と和訳したのが正岡子規であったのはご存じか。あたりまえのように使っている野球という言葉。子規が語源であったとはね。それでしょうか、松山商業が高校野球の名門して名高いのも頷けるような気がします。
次は「坂の上の雲ミュージアム」へ向かうと、ショックでした。休館日だったのです。祝日の振替休日。まさかと思いきや、昨日見た市街劇の産みの親である寺山修司のポスター展を開催しているはずの「子規記念博物館」に電話してみるとそこも休館日でありました(のきなみ公共の施設は振替で休みでありました)。これは完全に予定が崩れてしまいました。せっかく松山に行くのだからと司馬遼太郎の「坂の上の雲」も読み始めていたのに…。しょうがないと気をとりなおして松山城へと行くことにしました。毎回お城を見ると思うのですが、当時よくこんな立派なものを建てることができたなということ。どうやって建てたのだろうと不思議な気持ちになります。とにかくホテルではいつもよりかなり多い朝食をいただいたので運動せねばと、お城までの上り坂を歩け歩け。
その後は中途半端な時間のため遠くは行けないなと伊佐爾波神社へ、この坂の階段がきついです。ヒイヒイいいながら登りきると威厳ある社殿が見えてきます。
さらに一遍上人の生誕の地とされる宝巌寺へ、寂れた感じがいいです。境内の銀杏がきれいでした。
しかし松山で一番インパクトがあった場所は、市街劇の舞台にも選ばれた六角堂稲荷でした。眩いばかりの朱色に塗られた社。裏手に回ると無造作にすごい数の狐が並ぶ、あるいは狸もあります。この一種原色も鮮やかな、そして下世話とも見える空間のエネルギーは強烈なものを感じました。ここは勝手に松山の裏のパワースポットに違いないと。市街劇では月蝕歌劇団の女優たちによって演じられたパフォーマンスによって、さらにその場所の妖しさを倍増させていたように思いました。
そして前の日と同じくまたしても「道後温泉本館」へ、ここも王道というか建物の存在感が違います。惹かれるものがあります。なので温泉に再び浸かることにしました。お昼から極楽湯とはのんびりするものです。ゆったりしすぎてもう動く気がしなくなり、後は、ぼーっとしていただけ。そのまま、何となく飛行機の時間まで過ごし、帰路についたのであります。
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次は「坂の上の雲ミュージアム」へ向かうと、ショックでした。休館日だったのです。祝日の振替休日。まさかと思いきや、昨日見た市街劇の産みの親である寺山修司のポスター展を開催しているはずの「子規記念博物館」に電話してみるとそこも休館日でありました(のきなみ公共の施設は振替で休みでありました)。これは完全に予定が崩れてしまいました。せっかく松山に行くのだからと司馬遼太郎の「坂の上の雲」も読み始めていたのに…。しょうがないと気をとりなおして松山城へと行くことにしました。毎回お城を見ると思うのですが、当時よくこんな立派なものを建てることができたなということ。どうやって建てたのだろうと不思議な気持ちになります。とにかくホテルではいつもよりかなり多い朝食をいただいたので運動せねばと、お城までの上り坂を歩け歩け。
その後は中途半端な時間のため遠くは行けないなと伊佐爾波神社へ、この坂の階段がきついです。ヒイヒイいいながら登りきると威厳ある社殿が見えてきます。
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しかし松山で一番インパクトがあった場所は、市街劇の舞台にも選ばれた六角堂稲荷でした。眩いばかりの朱色に塗られた社。裏手に回ると無造作にすごい数の狐が並ぶ、あるいは狸もあります。この一種原色も鮮やかな、そして下世話とも見える空間のエネルギーは強烈なものを感じました。ここは勝手に松山の裏のパワースポットに違いないと。市街劇では月蝕歌劇団の女優たちによって演じられたパフォーマンスによって、さらにその場所の妖しさを倍増させていたように思いました。
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