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飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

鬼才、天才、オタクのタランティーノ映画#7 「フォー・ルームス」

2012-02-13 | Weblog

■製作年:1995年
■監督:アリソン・アンダース  
     アレクサンダー・ロックウェル  
     ロバート・ロドリゲス  
     クエンティン・タランティーノ  
■出演:ティム・ロス、マドンナ、アントニオ・バンデラス、クエンティン・タランティーノ、ブルース・ウィルス、他

 

クエンティン・タランティーノもその名を連ねた4人の監督によるオムニバス映画「フォー・ルームス」を見ました。見るまで全く気がつかなかったのですが、何となく昔見たことがあるな~という感じになってきて、これ見たことあるなと。つまりすっかり忘却の彼方になっていた映画なのでありました。

 

全体としてはベル・ボーイ演じるティム・ロスが一本串刺しになっているのですが、そのティム・ロスの演技があまりにもデフォルメされており、私としてはそのヒステリックな演技にちょっと違和感を感じました。ところで、直接は関係ないのでしょうが、タランティーノのメジャーデビュー作「レザボア・ドッグス」の冒頭では、ギャング達がレストランでマドンナの「ライク・ア・バージン」を巡って珍解釈、珍問答を繰り広げたわけですが、この「フォー・ルームス」の1昨品めの「お客様は魔女」の段においてマドンナその人が出演していたのには、びっくりしました。黒のビザールでボディにピタッとフィットし、その豊満でセクシーな曲線を見せている姿はカッコイイとしか表現しようがないと思いました。目の前にいい女がこんなコスチュームで現れたらクラクラしてしまうでしょうね。

 

 

映画は大晦日の夜、少し落ちつぶれた感じのホテルに訪れた客にベル・ボーイが振り回されて災難にあうというもの。それが4つのエピソードで綴られタランティーノをはじめとする4人の監督によるオムニバス作品。タランティーノが担当したエピソードはそれまで悲惨なめにあってきたベル・ボーイがズバッとストレス?を解消してしまうという展開もある。まあ、そこの場面をストレス解消と言っていいのかどうかわかりませんが…。それは見てのご判断にということにしておきます。

 

 

 

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