黒水仙の美女~暗黒星
放送:1978年テレビ朝日
監督:井上梅次
出演:天知茂、ジュディ・オング、江波杏子
コメントが難しい作品です。というのも江戸川乱歩という視点からすると、肝の部分は残しながら原作を改変しているも、全体としては焦点をどこに置くか、それがぼけてしまっているとりとめのない作品となっています。
この作品が唯一光っている点は、ラストの展開数分間です。
犯人が特定された瞬間、展開は情念が映像にのったある意味シュールな演出となるのですが、それが一気にカタルシス展開を見せ、それまでのイライラを解消させる効果を見せます。まぁ、ラストの祝祭的演出によってよしとしますか、という作品ですがそれはこの作品のオリジナルな設定なので、乱歩と言えるのか・・・迷います。
さて、この作品で気になったところですが、物語の中心人物は芸術家なのですがその作品が原始的作品=トーテムポール的な作品なのですが、真に迫るというよりは笑ってしまう作品でその影にいるジュディ・オングとの対比が何か変ということ(サスペンス感をそぐ)、もう一つ明智小五郎が犯人にピストルで肩を撃たれたのが、入院している彼は肘から下を包帯で巻いているのは??でした。チャンチャン。
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※ニッポン0-0苦しい展開となった。あきらめず、ガンバレ!
■小説(「暗黒星」所収)
■DVD
放送:1978年テレビ朝日
監督:井上梅次
出演:天知茂、ジュディ・オング、江波杏子
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犯人が特定された瞬間、展開は情念が映像にのったある意味シュールな演出となるのですが、それが一気にカタルシス展開を見せ、それまでのイライラを解消させる効果を見せます。まぁ、ラストの祝祭的演出によってよしとしますか、という作品ですがそれはこの作品のオリジナルな設定なので、乱歩と言えるのか・・・迷います。
さて、この作品で気になったところですが、物語の中心人物は芸術家なのですがその作品が原始的作品=トーテムポール的な作品なのですが、真に迫るというよりは笑ってしまう作品でその影にいるジュディ・オングとの対比が何か変ということ(サスペンス感をそぐ)、もう一つ明智小五郎が犯人にピストルで肩を撃たれたのが、入院している彼は肘から下を包帯で巻いているのは??でした。チャンチャン。
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