拉致被害者家族会の横田滋さんが、老衰のために死亡しました。87歳だった。
長年家族会の代表として北朝鮮に拉致された娘横田めぐみさんを救出する為に奔走した
人物である事はあまりにも有名で日本を代表する父娘のような存在だった。 最後まで
諦めない姿と運命ならばそれさえも変えようとする直向きな努力は、現状の日朝関係に
甘んじていることを許さない強い意志が感じられた。 間違えた方向に進みがちな昨今
のナショナリズムの本来の意味を教えられるものである。 文句なしに頑張った人だ。
惜しい人を失くすと、思わず天国の存在を信用したくなる。そしてそうであって欲しい。
あの世でも何時までも元気で頑張っている姿が似合う人。