もぅ１ヶ月以上政治関連ではこの話題が続いています。総理大臣主催の『桜を見る会』の招待客の選定基準に
予算が膨れ上がっている状況。更にはホテル・ニューオータニでの『前夜祭』または名前を変えて(夕食会)本
質的には(政治資金パーティーの疑い)が問題視され、安倍政権を窮地に追い込んでいる。
この政治スキャンダルは安倍総理が相当強い危機感を感じたのか、疑惑の出た最初の段階で2020年の『桜を見
る会』の中止を決めて直ぐに幕引きを図ったが、内閣官房の対応が不味かった。事態を隠ぺいする目的で『桜
を見る会』の参加者名簿を当日に破棄したと答弁し話が大きく乱れた。 野党は内閣運営の姿勢にまで懐疑的
に成らざる負えなかった。早めに見切って収めようとした総理とは違い常日頃の内閣官房の悪質さと往生際の
悪さが災いしたのか疑惑は一気に大きく成った。
参加者名簿は捨てたから無いです。解りません。では世の中で通用するはずが無いのですが、これが現在の内
閣官房の実態なんです。安倍政権は最長で最悪の内閣と言われども、その最たる原因は菅義偉内閣官房長官と
麻生太郎財務大臣にあると判断するのは妥当であり、この『桜を見る会』の疑惑も名簿破棄から安倍総理に疑
惑の目が向けられたが一周回って再び元凶の菅義偉官房長官の元に返って来た。長年に渡り内閣官房長官の仕
事を真っ当に熟しているとは言えない菅義偉に疑惑の釈明など出来るはずはありません。いつもの「批判には
当たらない。」では済まない状況だ。政治の場における大人の事情などの“不真面目さ”よりも菅義偉官房長
官の“無学さ”ばかりが目立っている。
「桜を見る会」に安倍総理の地元後援会が多数招待されていた。安倍総理に推薦枠が1000人あったとされる。
地元山口県から数多くの後援会が参加していた為に公職選挙法の買収罪になるのかの質問に菅義偉官房長官は
「内閣や内閣府が取りまとめているので買収には該当しない。」と答弁、これを私物化と言わず何と言おう。
地元の後援会から招待してもらう為の口利き以上の事を内閣府にさせているではないか。
菅義偉官房長官の不真面目さは安倍総理の顔に泥を塗ってしまったばかりでなく60年以上続く総理主催の「桜
を見る会」の趣さえもダメにした。来年の春よりも先に今年の忘年会シーズンの酒が不味くなる。
沢尻エリカのように潔く７年前から桜を私物化していた。1000人位招待した。自分の所には来ないと思っていた。
調子に乗って感覚が麻痺して招待客の数も予算も増やしてました。と素直に答えるべきだったな。１ヶ月以上もグダグ
ダとしていた内閣官房の在り方は国民に悪い印象を残した。
