'14.09.11 『ジャージー・ボーイズ』(試写会)@一ツ橋ホール
ハリウッド・ニュースで当選! ありがとうございます!! これはスゴイ見たかったので、バレエのお稽古休んで行ってきたー
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(感想は
コチラ)より先に見たけど、公開日の関係で後回しになった(;´・ω・`)ゞごめんなさい
ネタバレありです!結末にも触れています!
「ニュージャージー州の貧しい地区に育ったフランキー、トミー、ニックは、音楽でそこから抜け出そうと考えていた。既にヒット曲を持つボブが加わわり本格的に売り込みを開始。プロデューサーとの出会いもあって、次々ヒット曲が生まれるが・・・」という話で、これは1960年代に世界的ヒットを飛ばしたザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描いた作品。トニー賞作品賞に輝くミュージカル作品を、クリント・イーストウッドがどう描くのか、期待大だったのだけど・・・ うーん(笑) 面白かったのだけど、全体的に見ると普通かなぁ・・・
2005年にBroadwayで開幕した「ジャージー・ボーイズ」の映画化。毎度の
Wikipediaで調べてみたところ、1960年代ビートルズ以前に世界を席巻したPOPグループ、ザ・フォー・シーズンズの曲を使い、彼らの結成、成功、解散をドキュメンタリースタイルで描いたジュークボックス・ミュージカル。2006年にはトニー賞で作品賞を含む4部門を受賞。その後開幕したロンドン公演も大絶賛され、2009年ローレンス・オリヴィエ賞でミュージカル作品賞を受賞したとのこと。バンド名にちなみストーリーを4つの季節に分け四季ごとに場面が展開、バンドメンバーがそれぞれの視点によりバンドの経歴や音楽を語り継ぐ形になっているらしい。今作では、明確な場面分けはしていないし、それぞれのパートが決まっているわけではないけど、要所要所でメンバーたちが、こちらに語り掛けてくる形になっている。
元々の舞台を見ていないので、あくまで今作のみを見た感想なのだけど、これはミュージカル映画とは言えないような・・・ バンドの話なので当然演奏シーンが出てくるけれど、いわゆる彼らの歌がそのまま話を引っ張るという形ではない。別に歌って踊ってだけがミュージカルというわけではないけど、いわゆるミュージカルっぽい場面が出てきたのはラストのみで、後は芝居の中に音楽が入って来るというような・・・ 同じようなスタイルの作品でも 『ドリーム・ガールズ』(感想は
コチラ)はミュージカル映画だと思うのだけど、今作はそうは思わないのは何故だろう? メインヴォーカルのフランキー・ヴァリや、作曲を担当していたボブ・ゴーディオが製作総指揮に名を連ねているのに・・・ゥ──σ(・´ω・`;)──ン クリント・イーストウッドの演出が硬いのかな?
と、いきなりダメ出ししているようですが、決してダメな作品ではないです! ミュージカル作品だと思って見たのに、自分はあまりミュージカルっぽくないと思っただけ。もちろん、これをミュージカル作品だと思う方もいると思う。そもそもの舞台を知らないので、舞台版も歌がストーリーを引っ張っていく演出ではないなのかもしれないし・・・ あと、トニー賞作品賞受賞、クリント・イーストウッドがミュージカル作品を映画化ということで、期待値上がり過ぎちゃったかなという気もする。クリント・イーストウッド監督作品は好きな作品もあるけど、特別ファンなわけではないのだけど(o´ェ`o)ゞ
正直、ストーリーは特別目新しいものではない。実在のバンドを題材とした実話なのに、こんな言い方はなんだけれど、やっぱりこういう栄光と挫折を描いた作品は、大体同じ軌道を辿るということなんだと思う。方向性の違いこそなかったけれど、メンバーの考え方の違いとか、メンバー内の立ち位置とか、それぞれの不満が爆発してしまえば、続けて行くことは出来ない。売れることだけが目標だったわけではないだろうけれど、彼らの育った環境から抜け出すには成功することは原動力。成功を目指している頃は、彼ら自身も若かったわけで、その若さゆえの勢いも相まって、見ていて楽しい。ここはイーストウッド監督が、半分不良みたいな若者がどうやって成功したのか見て欲しいと語ったとおり、彼らの成功を祈りつつ、多少の無茶も微笑ましく見守ってしまう。
タイトルがバンド名のザ・フォー・シーズンズではなく、ジャージー・ボーイズなのも興味深い。由来は彼らが育ったニュージャージー州から。バンドの中心人物フランキー・ヴァリは、イタリア移民の子。街はジップ・デカルロというマフィアに支配されている。このデカルロは、フランキーが歌う"My Mother's Eyes"で涙してしまうような人物で、フランキーをかわいがっている。デカルロだけでなく、街中の人がフランキーやトミーたちを気遣っている感じ。その感じは好きだった。貧しいけれど、お互いを思いやり心が豊かだった時代。後にバンドの危機を招いてしまうトミーは、フランキーよりも少し年上で、いわゆるチンピラ兄貴分という感じ。フランキーを宝石強盗に引き込んでしまったりする部分もある反面、ゆすり詐欺にあってしまったフランキーに対して、俺が何とかしてやる!と豪語するも、しれっとデカルロの助けを借りている感じとか(笑) でも、そういうチャッカリさがあっても、少なくともフランキーを助けてくれたのは事実で、バンドに入れてくれたのも事実。刑務所に服役中もニックにフランキーの練習を頼んで行くなど、自身のバンドのためという側面はあるものの、かわいがっている部分もあったのだと思う。刑務所に戻って来たトミーや、彼と入れ違いに刑務所に入ったニックに対しても、顔見知りの刑務官が温かく迎える感じとか、当時のニュージャージーの田舎町がそういう雰囲気だったのかは不明だけど、古き良き時代だったのかなと思う。地域全体が見守る感じ。だから、トミーやニックも自然にフランキーの面倒を見たのだと思う。年長者や強い者が弱いものを助けるというような・・・
意外にメンバーが地元のチンピラだった時代に時間を割いていたけど、コメディタッチで描かれるので悲惨な感じも、悪童という感じもない。実際どうだったのかは不明だけど、愛すべき不良という感じに描かれている。ここでフランキーがトミーに助けられことや、バンドに入れてくれたことを恩に感じていたから、バンドは解散することになっても、彼を見捨てなかったことに繋がるので、この描写は必要だったとは思うけれど、ちょっと長いかなぁ・・・ まぁ、16歳だったフランキーがこの街で、男になって結婚するわけだし、ここで4人目のメンバーが加わりザ・フォー・シーズンズとなるわけだから、あんまり端折ると逆に説明的過ぎるという気もしなくもないけど、でも宝石泥棒失敗の場面とか必要なのかな? そんなに笑える感じでもなかったし・・・ ただ、見張りに立っていたフランキーが、警官に職務質問されて、好きな女の子に聞かせるために歌ってるんだと言い訳するシーンは、フランキー・ヴァリ本人が語った、売れない頃は街灯の下で歌ったってことのオマージュでもあったのかな? 街灯の下で歌ってる姿もチラリと入っていたような気もするけれど・・・
さて、トミーとニックも無事出所し、フランキーもフランキー・ヴァリと改名。バンドとして本腰を入れてやって行こうということになり、友人で後に俳優のジョー・ペシとなる人物(これはちょっとビックリ)から、4人目のメンバーとなる人物を紹介される。それがボブ・ゴーディオ。この時まだ未成年だったらしいけれど、既にRoyal Teensの"Short Shorts"というヒット曲を世に送り出していた。この曲「タモリ倶楽部」のオープニング曲! まさかのタモリ倶楽部でビックリ∑(*゚ェ゚*) このボブ・ゴーディオは特別お坊ちゃまというわけではないけれど、他の3人よりは裕福な家庭に育ち、きちんとした教育も受けてきた様子。既にヒット曲があるので業界のことにも詳しいらしく、トミーとギャラ交渉をして一歩も引かない感じがスゴイ(笑) 後に、彼がフランキーにある提案をして、その提案をトミーが立ち聞きしてしまったことが、トミーの暴走に拍車をかけてしまった一面がある。2人で手を組んで自分たちの楽曲に投資しようという提案が、実はどういう仕組みなのか全く分からなかったのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ ただ、投資話もさることながら、やっぱり2人が急に仲良くなったこともトミーとしては寂しかったのかも。トミーとニックもバンドを愛していたし、バンドのことを考えていたとは思うけれど、バンドの方向性などについてボブとフランキーの意見が一致することが多く、トミーとは別の行動力があったのも事実。
バンド売込みの常として、デモテープを送り各レコード会社を回る。次々断られるけど、中には黒人グループじゃないとダメだと言われる場合もあってビックリした。この時代、男声POPバンドは黒人がメインだったのかな? ここで4人はプロデューサーのボブ・クルーと出会う。オネエキャラに描かれていたのだけど、ご本人もそうだったのかな? 字幕でリベラーチェが・・・っていうセリフがあったのだけど、リベラーチェは何の関係が? これはオネエキャラであることの説明なのかな? ボブ・クルーは4人の実力を認め契約を結んでくれたものの、バックコーラスばかりさせられている。誰のバックコーラスをしているのかの説明はなかった気がするのだけど、1人とってもバーバラ・ストライサンドに似ている女性歌手が出てきたのだけど、この時代? 調べてみた! 時代は合っているっぽいけど、バックコーラスをしたかどうかは不明。お遊び的な描写かな? この辺りもコメディタッチで描かれていてとっても楽しい
バックコーラスばかりではなく、自分たちもデビューしたいとクルーに訴えると、レコーディングにはお金がかかると言われてしまう。提示されたのは3,000ドル。3,000ドルって今のレート(107円)で計算すると321,000円。当時のアメリカの貨幣価値がよく分からないのだけど、4人には簡単に出せる額ではなかった・・・ そこで、トミーはマフィア系の高利貸から独断でお金を借りてしまう。これがバンド転落のきっかけとなるのだけど、この時は誰もがデビューできる喜びで、お金の出どころに関心を持たなかったのもうっかりミス。デビューするからには最高の音楽をってことで、ボブ・ゴーディオが曲を絞り出す感じもコミカルに描かれている。ここでも曲がかかっていたように思うけれどBGM的な感じで、しつこいようだけれどミュージカルっぽくはなかったような・・・ バスの中の恋人たちの様子を見て大ヒット曲"シェリー"を作ったのは本当なのかな? この辺りも楽しい! ザ・フォー・シーズンズについては、この映画で初めて知ったので、まさかこの曲が彼らの曲だとは知らなかった・・・
"恋のハリキリ・ボーイ"(何この邦題
)など、次々にヒットを飛ばす。どうやら"恋のハリキリ・ボーイ"ではストンプというステップを踏んでいるらしく、これ一見簡単そうに見えるけれど、実際踏むと大変だとボブ・ゴーディオ役のエリック・バーガンが語っている。ボックスの変形みたいな感じなんだけど、これはなかなかカッコイイ。当時のこういうスタイルや曲は普段全然聴かないので、入り込みにくい部分もあるのだけど、品がいい感じはする。一躍スターとなった彼らは、ラジオ、テレビに引っ張りだこ。伝説の番組「エド・サリバン・ショー」にも出演。全米ツアーが組まれ、ニュージャージーの家に帰ることもなかなか出来ない。帰ったとしても直ぐまたツアーに出てしまう。3人の娘の父親となったフランキーも、アルコール依存症の妻との罵り合いとなる。女には2種類ある、直ぐヤレる女と、なかなかヤレない女だ、どちらにしても厄介だと、まだDTくんだったフランキーに、トミーとニックが言うシーンがあって女性としては複雑(笑) その理論でいくと、妻となった女性はヤレる女で、トミーは交際反対だったけど、フランキーは夢中になり結婚。フランキーの服装や髪型を垢抜けたものに変えたりしたのは妻だし、当初はトミーが懸念するようなところはなく良い奥さんだったように思う。3人の娘を1人で育て、留守がちの夫に代わって家を守って行くのは大変なことだと思うし、その辛さや寂しさを紛らわすためにアルコール依存症になってしまったのは悲劇。結局、言い争いをした2人は離婚することになってしまう。アルコール依存症の妻と離婚してそのまま放置というのは酷いという気もするけれど、実際ツアーだらけの日々では介護するのは無理だしねぇ・・・ この辺りは割とアッサリ描いているけど、描きたいのはフランキー・ヴァリの人生ではなく、ザ・フォー・シーズンズの顛末なので、サラリと触れる感じでいいのかも。フランキーは後に家族のことで悲しい出来事が待っている。
さて、ここからは辛いことが続く・・・ まぁ、バンドが解散することになるわけだから、誰もが納得して円満解散というパターンもあるとは思うけれど、やっぱりそうは行かない場合が多いのでしょう。バンドやグループが解散に至るまでの伝記映画的なものは、いろいろ作られているし、いろいろ見てきた。だから、そんなに目新しい話じゃないし・・・ ザ・フォー・シーズンズが解散へ向かうきっかけとなるのは、ある日取り立て屋が楽屋に訪ねて来たから。トミーの借金が15万ドルになっていたのだった。15万ドルって今のレートで約1,600万円か・・・ この時、ニックがトミーがトラブルを起こしたのはこの時だけじゃないと語り掛けてくる。トミーが何か問題を起こすと、その都度フランキーとボブがそれを諌め、何とか乗り越えてきたらしい、ニックは自分にも言いたいことがあっても、バンドのために飲み込んできたという思いがある。ツアーの移動ではトミーと同室になることの多いニックは、トミーがタオルを全部使ってしまうなど、自分勝手な行動にも耐えてきた。借金の話をしている時に、こんな話を聞かされても、そんな些細なことで?と思うかもしれないけれど、積もり積もって10年間ともなれば、立派な決別の理由になるかもしれない・・・
以前、フランキーの歌に感動したデカルロが、チップを渡そうとしてフランキーに断られたことがある。そのプライドにも感動したデカルロは、紙幣を半分に切ってフランキーに渡し、何か困ったことがあったら訪ねて来るように言ったことがあった。フランキーはデカルロに助けを求めるが、さすがのデカルロにもバンドを解散し、ローンを組むという妥協案しか引き出すことはできない。実はトミーによるバンドの口座からの50万ドルの使い込みも判明したのだった。現レートで約5,400万円・・・ トミーが全てを自分の楽しみのためだけに使ったわけではないだろうし、そもそもの借金はバンドがデビューするためのものだったのも事実。でも、すんなり受け入れられる額ではない。でも、この借金をフランキーはバンドが返すと言う。バンドのための借金だからというのが理由だけど、多分恩返しの気持ちもあったのでしょう。バンドに入れてくれたこと、そして過去に自分を助けてくれたこと・・・ ボブは反対するけれど結局フランキーに従うことにする。ニックは脱退を申し出る。自分は確かにバンド内では地味な存在だったが、少しでも自分を気にかけてくれたことがあったか?と怒りをぶちまけていたけれど、彼の家庭もボロボロになっていたのだった。彼は家庭が恋しくなったのだと後に告白している。
ボブは裏方に徹すことになり、実質フランキーのソロのような形に。2人はどんな仕事も受ける形でなんとか借金を返して行く。そんな中、フランキーの末娘フランシスが家出をする事件が起きる。New Yorkに彼氏と逃げたフランシスをマフィアのつてで探し出したフランキーは、歌手志望である彼女にアドバイスをしつつ諭していく。少しずつではあるけれど、歌手としての仕事を始めていた矢先、フランシスが薬物過剰摂取で亡くなってしまう。自分よりも才能があったと嘆くフランキーに、ボブは楽譜を手渡す。今は歌う気にならないと断られるけれど、楽譜を残してボブは去る。そして、その夜フランキーからボブに電話がかかって来る。曲のアレンジについてだった。やっぱり音楽が好きなんだよね
この辺りについてはホントにもう辛い感じで・・・ フランシスが歌っている場面は出てこないし、音源を聴いたわけでもないので、本当にフランキーより才能があったのかは不明だけど、同じ道を志した娘が道半ばで亡くなってしまうのは辛いことだと思う。まして死に方が。・゚・(ノД`)・゚・。 よく栄光と挫折っていうけど、本当にアップダウンがあるねぇ・・・ まぁ、こんな高低差じゃなくても普通のOLちゃんにだってアップダウンはあるのだから、こんな華やかな世界に居れば、その光と影の差が大きくなるのは仕方がないかもしれないけれど・・・
さて、この時ボブが渡した曲が"君の瞳に恋してる" これザ・フォー・シーズンズの曲だったのか?! 正確にはフランキー・ヴァリとフォー・シーズンズだけど(o´ェ`o)ゞ 自分の中では女声で、もう少しPOPな感じの曲だった。しかもサビ前の間奏ターラターラタララッラッララ、ターラターラタララーの部分で、何故かチアリーダーたちが踊っているようなイメージが?! 何このイメージ?!空脳?! でも、そんな(どんな?)イメージがあったので、すっかり後ろ髪の長い横わけのような髪型でオジサンになったフランキーが、ブラスバンドを従えて歌う感じは新鮮だった! この曲が大絶賛され、フランキー・ヴァリは復活する。歌によって傷つくこともあったけれど、やっぱり歌によって救われる感じが感動的!
このシーンから続いて1990年にロックの殿堂入りした際のライヴ映像に切り替わる。歌いながら、それぞれが現在の自分や、解散時の気持ちなどをコミカルに語る。毎度の
Wikipediaによりますと、実際のザ・フォー・シーズンズは、フォー・シーズンズ以前にフランキー・ヴァリがレコードを出していたり、ボブとフランキー以外のメンバーがかなり入れ替わったりと、いろいろあったようだけれど、ザ・フォー・シーズンズの曲を使ったジュークボックス・ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』としては、このくらいのシンプルさでいいんだと思う。いいかげんクドイけど、やっぱりこの映画をミュージカル映画とは思えない部分があるけど、ラストシーンはニュージャージーの街灯の下、結成当時のザ・フォー・シーズンズのメンバーたちが歌い出すと、次々登場人物たちが現れ歌い踊る感じは好き
メンバー4人を演じた俳優たちは、今作が本格的な長編デビュー。トミー役ヴィンセント・ピアッツァ以外の3人は、舞台版で同役を演じている。存在感が薄いことを嘆くニック役マイケル・ロメンダは全米ツアー版で同役を、フィギュアスケートのトマシュ・ベルネル似のエリック・バーガンは全米ツアー版、LA公演、ラスヴェガス公演で同役を演じていたのだそう。ちなみに、フランキーの妻メアリー・デルガード役のレネー・マリーノもBroadway(BW)、全米ツアー版で同役を演じていたのだそう。そして主役のフランキー・ヴァリを演じたのは、BWオリジナル・キャストのジョン・ロイド・ヤング! 正直、何故このそんなにイケメンでもなく、背もあまり高くない俳優(←失礼!)が主役?と思っていたけど、歌い出してビックリ! イヤ、歌い出しは変な声
と思ったのだけど、これがだんだんクセになるというか・・・ どうやら、2006年トニー賞、ドラマディスク賞、アウター・クリティックス・サークル賞、シアターワールド賞の主演男優賞4つ全て受賞した初のアメリカ人俳優になったそうで、納得すると同時に、舞台版の人気ぶりも分かるというもの。

トマシュ・ベルネル
全て同録したそうで、劇中の彼らの歌は生歌。なので歌える役者が必要だったのは分かるのだけど、映画俳優としては全く無名の役者を使ったことで、地味な印象になってしまった気はする・・・ しつこいようだけれど、ミュージカル映画というほど"歌"がストーリーを引っ張って行く映画ではなくて、あくまでバンドの演奏として出てくるだけなので、それよりは"映画"の芝居が出来て、ある程度歌える役者を起用した方が良かったような気も・・・ 舞台版のミュージカルをそのまま映画にしたのであれば、歌唱は重要な要素だし、全米ツアーもしたのだからアメリカでの彼らの知名度もあるのだと思うけれど、全世界的に見た時にはどうなのだろうか・・・ 余計なお世話だけど(o´ェ`o)ゞ
デカルロ役のクリストファー・ウォーケンが良かった! クリストファー・ウォーケンがミュージカル?!と思ったけど、別に歌わないし(笑) それに『ヘアスプレー』(感想は
コチラ)にも出てたね(o´ェ`o)ゞ そうそう!初めて大きな役を貰った『ディア・ハンター』で"君の瞳に恋してる"が効果的に使われており、とっても感慨深かったとのこと。なるほど・・・ イーストウッド監督やクリストファー・ウォーケンにとっては、彼らと一緒に頑張ってた時代なのかな? そう考えると感慨深い。ちなみに、それぞれ30年以上のキャリアがあるけれど、クリント・イーストウッド監督とクリストファー・ウォーケンは初対面だったのだそう! そんなこともあるのねぇ( ゚д゚)ホゥ
細部にまでこだわったというセットや衣装が良かった! LAの様々な場所が、ニュージャージーやその他の場所として使われたらしい。例としてはピコ大通りのサパー・クラブ"ザ・ミント"が"ザ・ストランド"に、オーフェウム・シアターが「エド・サリバン・ショー」のスタジオに、パレス・シアターがベラスコ・シアター、ドロシー・チャンドラー・パビリオンがデトロイトのナイトクラブ"ルースターテイル"として撮影されたとのこと。LA行ったことないのでよく分からないのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ "ルースターテイル"のシーンでは、当時のメニューやカクテルナプキンも再現しているのだそう! ニュージャージーのフランキー・ヴァリの実家付近も登場しているそうで、撮影中にヴァリの実家の玄関前の階段で、フランキー・ヴァリ本人とジョン・ロイド・ヤングが話す姿も見られたとのこと。なんかいいね
ミュージカル映画好きの人はどうなのかなぁ・・・ あの時代の音楽が好きな方は楽しめると思う! ザ・フォー・シーズンズ好きな方是非! 個人的に舞台版見た方の感想が知りたい・・・
そうそう!イーストウッド監督がカメオ出演しているのだそう! 白黒テレビに一瞬映る映像は、監督が30代で初めていい役をもらった映画とのこと! 全然気づいてなかった・・・(o´ェ`o)ゞ
『ジャージー・ボーイズ』Official site
ハリウッド・ニュースで当選! ありがとうございます!! これはスゴイ見たかったので、バレエのお稽古休んで行ってきたー




2005年にBroadwayで開幕した「ジャージー・ボーイズ」の映画化。毎度の

元々の舞台を見ていないので、あくまで今作のみを見た感想なのだけど、これはミュージカル映画とは言えないような・・・ バンドの話なので当然演奏シーンが出てくるけれど、いわゆる彼らの歌がそのまま話を引っ張るという形ではない。別に歌って踊ってだけがミュージカルというわけではないけど、いわゆるミュージカルっぽい場面が出てきたのはラストのみで、後は芝居の中に音楽が入って来るというような・・・ 同じようなスタイルの作品でも 『ドリーム・ガールズ』(感想は

と、いきなりダメ出ししているようですが、決してダメな作品ではないです! ミュージカル作品だと思って見たのに、自分はあまりミュージカルっぽくないと思っただけ。もちろん、これをミュージカル作品だと思う方もいると思う。そもそもの舞台を知らないので、舞台版も歌がストーリーを引っ張っていく演出ではないなのかもしれないし・・・ あと、トニー賞作品賞受賞、クリント・イーストウッドがミュージカル作品を映画化ということで、期待値上がり過ぎちゃったかなという気もする。クリント・イーストウッド監督作品は好きな作品もあるけど、特別ファンなわけではないのだけど(o´ェ`o)ゞ
正直、ストーリーは特別目新しいものではない。実在のバンドを題材とした実話なのに、こんな言い方はなんだけれど、やっぱりこういう栄光と挫折を描いた作品は、大体同じ軌道を辿るということなんだと思う。方向性の違いこそなかったけれど、メンバーの考え方の違いとか、メンバー内の立ち位置とか、それぞれの不満が爆発してしまえば、続けて行くことは出来ない。売れることだけが目標だったわけではないだろうけれど、彼らの育った環境から抜け出すには成功することは原動力。成功を目指している頃は、彼ら自身も若かったわけで、その若さゆえの勢いも相まって、見ていて楽しい。ここはイーストウッド監督が、半分不良みたいな若者がどうやって成功したのか見て欲しいと語ったとおり、彼らの成功を祈りつつ、多少の無茶も微笑ましく見守ってしまう。
タイトルがバンド名のザ・フォー・シーズンズではなく、ジャージー・ボーイズなのも興味深い。由来は彼らが育ったニュージャージー州から。バンドの中心人物フランキー・ヴァリは、イタリア移民の子。街はジップ・デカルロというマフィアに支配されている。このデカルロは、フランキーが歌う"My Mother's Eyes"で涙してしまうような人物で、フランキーをかわいがっている。デカルロだけでなく、街中の人がフランキーやトミーたちを気遣っている感じ。その感じは好きだった。貧しいけれど、お互いを思いやり心が豊かだった時代。後にバンドの危機を招いてしまうトミーは、フランキーよりも少し年上で、いわゆるチンピラ兄貴分という感じ。フランキーを宝石強盗に引き込んでしまったりする部分もある反面、ゆすり詐欺にあってしまったフランキーに対して、俺が何とかしてやる!と豪語するも、しれっとデカルロの助けを借りている感じとか(笑) でも、そういうチャッカリさがあっても、少なくともフランキーを助けてくれたのは事実で、バンドに入れてくれたのも事実。刑務所に服役中もニックにフランキーの練習を頼んで行くなど、自身のバンドのためという側面はあるものの、かわいがっている部分もあったのだと思う。刑務所に戻って来たトミーや、彼と入れ違いに刑務所に入ったニックに対しても、顔見知りの刑務官が温かく迎える感じとか、当時のニュージャージーの田舎町がそういう雰囲気だったのかは不明だけど、古き良き時代だったのかなと思う。地域全体が見守る感じ。だから、トミーやニックも自然にフランキーの面倒を見たのだと思う。年長者や強い者が弱いものを助けるというような・・・
意外にメンバーが地元のチンピラだった時代に時間を割いていたけど、コメディタッチで描かれるので悲惨な感じも、悪童という感じもない。実際どうだったのかは不明だけど、愛すべき不良という感じに描かれている。ここでフランキーがトミーに助けられことや、バンドに入れてくれたことを恩に感じていたから、バンドは解散することになっても、彼を見捨てなかったことに繋がるので、この描写は必要だったとは思うけれど、ちょっと長いかなぁ・・・ まぁ、16歳だったフランキーがこの街で、男になって結婚するわけだし、ここで4人目のメンバーが加わりザ・フォー・シーズンズとなるわけだから、あんまり端折ると逆に説明的過ぎるという気もしなくもないけど、でも宝石泥棒失敗の場面とか必要なのかな? そんなに笑える感じでもなかったし・・・ ただ、見張りに立っていたフランキーが、警官に職務質問されて、好きな女の子に聞かせるために歌ってるんだと言い訳するシーンは、フランキー・ヴァリ本人が語った、売れない頃は街灯の下で歌ったってことのオマージュでもあったのかな? 街灯の下で歌ってる姿もチラリと入っていたような気もするけれど・・・
さて、トミーとニックも無事出所し、フランキーもフランキー・ヴァリと改名。バンドとして本腰を入れてやって行こうということになり、友人で後に俳優のジョー・ペシとなる人物(これはちょっとビックリ)から、4人目のメンバーとなる人物を紹介される。それがボブ・ゴーディオ。この時まだ未成年だったらしいけれど、既にRoyal Teensの"Short Shorts"というヒット曲を世に送り出していた。この曲「タモリ倶楽部」のオープニング曲! まさかのタモリ倶楽部でビックリ∑(*゚ェ゚*) このボブ・ゴーディオは特別お坊ちゃまというわけではないけれど、他の3人よりは裕福な家庭に育ち、きちんとした教育も受けてきた様子。既にヒット曲があるので業界のことにも詳しいらしく、トミーとギャラ交渉をして一歩も引かない感じがスゴイ(笑) 後に、彼がフランキーにある提案をして、その提案をトミーが立ち聞きしてしまったことが、トミーの暴走に拍車をかけてしまった一面がある。2人で手を組んで自分たちの楽曲に投資しようという提案が、実はどういう仕組みなのか全く分からなかったのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ ただ、投資話もさることながら、やっぱり2人が急に仲良くなったこともトミーとしては寂しかったのかも。トミーとニックもバンドを愛していたし、バンドのことを考えていたとは思うけれど、バンドの方向性などについてボブとフランキーの意見が一致することが多く、トミーとは別の行動力があったのも事実。
バンド売込みの常として、デモテープを送り各レコード会社を回る。次々断られるけど、中には黒人グループじゃないとダメだと言われる場合もあってビックリした。この時代、男声POPバンドは黒人がメインだったのかな? ここで4人はプロデューサーのボブ・クルーと出会う。オネエキャラに描かれていたのだけど、ご本人もそうだったのかな? 字幕でリベラーチェが・・・っていうセリフがあったのだけど、リベラーチェは何の関係が? これはオネエキャラであることの説明なのかな? ボブ・クルーは4人の実力を認め契約を結んでくれたものの、バックコーラスばかりさせられている。誰のバックコーラスをしているのかの説明はなかった気がするのだけど、1人とってもバーバラ・ストライサンドに似ている女性歌手が出てきたのだけど、この時代? 調べてみた! 時代は合っているっぽいけど、バックコーラスをしたかどうかは不明。お遊び的な描写かな? この辺りもコメディタッチで描かれていてとっても楽しい

バックコーラスばかりではなく、自分たちもデビューしたいとクルーに訴えると、レコーディングにはお金がかかると言われてしまう。提示されたのは3,000ドル。3,000ドルって今のレート(107円)で計算すると321,000円。当時のアメリカの貨幣価値がよく分からないのだけど、4人には簡単に出せる額ではなかった・・・ そこで、トミーはマフィア系の高利貸から独断でお金を借りてしまう。これがバンド転落のきっかけとなるのだけど、この時は誰もがデビューできる喜びで、お金の出どころに関心を持たなかったのもうっかりミス。デビューするからには最高の音楽をってことで、ボブ・ゴーディオが曲を絞り出す感じもコミカルに描かれている。ここでも曲がかかっていたように思うけれどBGM的な感じで、しつこいようだけれどミュージカルっぽくはなかったような・・・ バスの中の恋人たちの様子を見て大ヒット曲"シェリー"を作ったのは本当なのかな? この辺りも楽しい! ザ・フォー・シーズンズについては、この映画で初めて知ったので、まさかこの曲が彼らの曲だとは知らなかった・・・
"恋のハリキリ・ボーイ"(何この邦題

さて、ここからは辛いことが続く・・・ まぁ、バンドが解散することになるわけだから、誰もが納得して円満解散というパターンもあるとは思うけれど、やっぱりそうは行かない場合が多いのでしょう。バンドやグループが解散に至るまでの伝記映画的なものは、いろいろ作られているし、いろいろ見てきた。だから、そんなに目新しい話じゃないし・・・ ザ・フォー・シーズンズが解散へ向かうきっかけとなるのは、ある日取り立て屋が楽屋に訪ねて来たから。トミーの借金が15万ドルになっていたのだった。15万ドルって今のレートで約1,600万円か・・・ この時、ニックがトミーがトラブルを起こしたのはこの時だけじゃないと語り掛けてくる。トミーが何か問題を起こすと、その都度フランキーとボブがそれを諌め、何とか乗り越えてきたらしい、ニックは自分にも言いたいことがあっても、バンドのために飲み込んできたという思いがある。ツアーの移動ではトミーと同室になることの多いニックは、トミーがタオルを全部使ってしまうなど、自分勝手な行動にも耐えてきた。借金の話をしている時に、こんな話を聞かされても、そんな些細なことで?と思うかもしれないけれど、積もり積もって10年間ともなれば、立派な決別の理由になるかもしれない・・・
以前、フランキーの歌に感動したデカルロが、チップを渡そうとしてフランキーに断られたことがある。そのプライドにも感動したデカルロは、紙幣を半分に切ってフランキーに渡し、何か困ったことがあったら訪ねて来るように言ったことがあった。フランキーはデカルロに助けを求めるが、さすがのデカルロにもバンドを解散し、ローンを組むという妥協案しか引き出すことはできない。実はトミーによるバンドの口座からの50万ドルの使い込みも判明したのだった。現レートで約5,400万円・・・ トミーが全てを自分の楽しみのためだけに使ったわけではないだろうし、そもそもの借金はバンドがデビューするためのものだったのも事実。でも、すんなり受け入れられる額ではない。でも、この借金をフランキーはバンドが返すと言う。バンドのための借金だからというのが理由だけど、多分恩返しの気持ちもあったのでしょう。バンドに入れてくれたこと、そして過去に自分を助けてくれたこと・・・ ボブは反対するけれど結局フランキーに従うことにする。ニックは脱退を申し出る。自分は確かにバンド内では地味な存在だったが、少しでも自分を気にかけてくれたことがあったか?と怒りをぶちまけていたけれど、彼の家庭もボロボロになっていたのだった。彼は家庭が恋しくなったのだと後に告白している。
ボブは裏方に徹すことになり、実質フランキーのソロのような形に。2人はどんな仕事も受ける形でなんとか借金を返して行く。そんな中、フランキーの末娘フランシスが家出をする事件が起きる。New Yorkに彼氏と逃げたフランシスをマフィアのつてで探し出したフランキーは、歌手志望である彼女にアドバイスをしつつ諭していく。少しずつではあるけれど、歌手としての仕事を始めていた矢先、フランシスが薬物過剰摂取で亡くなってしまう。自分よりも才能があったと嘆くフランキーに、ボブは楽譜を手渡す。今は歌う気にならないと断られるけれど、楽譜を残してボブは去る。そして、その夜フランキーからボブに電話がかかって来る。曲のアレンジについてだった。やっぱり音楽が好きなんだよね

さて、この時ボブが渡した曲が"君の瞳に恋してる" これザ・フォー・シーズンズの曲だったのか?! 正確にはフランキー・ヴァリとフォー・シーズンズだけど(o´ェ`o)ゞ 自分の中では女声で、もう少しPOPな感じの曲だった。しかもサビ前の間奏ターラターラタララッラッララ、ターラターラタララーの部分で、何故かチアリーダーたちが踊っているようなイメージが?! 何このイメージ?!空脳?! でも、そんな(どんな?)イメージがあったので、すっかり後ろ髪の長い横わけのような髪型でオジサンになったフランキーが、ブラスバンドを従えて歌う感じは新鮮だった! この曲が大絶賛され、フランキー・ヴァリは復活する。歌によって傷つくこともあったけれど、やっぱり歌によって救われる感じが感動的!
このシーンから続いて1990年にロックの殿堂入りした際のライヴ映像に切り替わる。歌いながら、それぞれが現在の自分や、解散時の気持ちなどをコミカルに語る。毎度の


メンバー4人を演じた俳優たちは、今作が本格的な長編デビュー。トミー役ヴィンセント・ピアッツァ以外の3人は、舞台版で同役を演じている。存在感が薄いことを嘆くニック役マイケル・ロメンダは全米ツアー版で同役を、フィギュアスケートのトマシュ・ベルネル似のエリック・バーガンは全米ツアー版、LA公演、ラスヴェガス公演で同役を演じていたのだそう。ちなみに、フランキーの妻メアリー・デルガード役のレネー・マリーノもBroadway(BW)、全米ツアー版で同役を演じていたのだそう。そして主役のフランキー・ヴァリを演じたのは、BWオリジナル・キャストのジョン・ロイド・ヤング! 正直、何故このそんなにイケメンでもなく、背もあまり高くない俳優(←失礼!)が主役?と思っていたけど、歌い出してビックリ! イヤ、歌い出しは変な声



全て同録したそうで、劇中の彼らの歌は生歌。なので歌える役者が必要だったのは分かるのだけど、映画俳優としては全く無名の役者を使ったことで、地味な印象になってしまった気はする・・・ しつこいようだけれど、ミュージカル映画というほど"歌"がストーリーを引っ張って行く映画ではなくて、あくまでバンドの演奏として出てくるだけなので、それよりは"映画"の芝居が出来て、ある程度歌える役者を起用した方が良かったような気も・・・ 舞台版のミュージカルをそのまま映画にしたのであれば、歌唱は重要な要素だし、全米ツアーもしたのだからアメリカでの彼らの知名度もあるのだと思うけれど、全世界的に見た時にはどうなのだろうか・・・ 余計なお世話だけど(o´ェ`o)ゞ
デカルロ役のクリストファー・ウォーケンが良かった! クリストファー・ウォーケンがミュージカル?!と思ったけど、別に歌わないし(笑) それに『ヘアスプレー』(感想は

細部にまでこだわったというセットや衣装が良かった! LAの様々な場所が、ニュージャージーやその他の場所として使われたらしい。例としてはピコ大通りのサパー・クラブ"ザ・ミント"が"ザ・ストランド"に、オーフェウム・シアターが「エド・サリバン・ショー」のスタジオに、パレス・シアターがベラスコ・シアター、ドロシー・チャンドラー・パビリオンがデトロイトのナイトクラブ"ルースターテイル"として撮影されたとのこと。LA行ったことないのでよく分からないのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ "ルースターテイル"のシーンでは、当時のメニューやカクテルナプキンも再現しているのだそう! ニュージャージーのフランキー・ヴァリの実家付近も登場しているそうで、撮影中にヴァリの実家の玄関前の階段で、フランキー・ヴァリ本人とジョン・ロイド・ヤングが話す姿も見られたとのこと。なんかいいね

ミュージカル映画好きの人はどうなのかなぁ・・・ あの時代の音楽が好きな方は楽しめると思う! ザ・フォー・シーズンズ好きな方是非! 個人的に舞台版見た方の感想が知りたい・・・

