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【cinema / DVD】『嘆きのピエタ』

2014-09-01 00:00:00 | cinema / DVD
『嘆きのピエタ』鑑賞
『嘆きのピエタ』見た。なんという復讐・・・ 人によっては嫌悪感もしくは、やり過ぎで笑っちゃうであろうキム・ギドク映画だけど、やっぱり好き。美しくないはずのものまで美しく感じてしまう。 ラストのアレも何故か美しく切ない・・・ ねじれているのか?!w 主演2人の演技がスゴイ! Posted at 04:24 PM

公開時気になっていたけど、見逃していた… WOWOWで放送されていたので録画して鑑賞!



ネタバレありです!結末にも触れています!


韓国映画のバイオレンス過ぎるところや、急にドタバタが入るところ、感情過多すぎるところが若干苦手なのだけど、いわゆる暴力描写や性描写が過激なキム・ギドク監督作品はとっても好き。登場人物たちがあまり話さなかったり、決してきれいではなくても、美しく感じる画のおかげかも? まぁ、あくまで個人的な好みだし(笑) 好きだと言うわりに、全作品を見ているわけではないのだけど…

監督が突然山に籠り隠遁生活を送っていたこと、その時に撮影された映像が『アリラン』であることは知っていた。でも、その原因となった事故のことは知らなかった。ちなみに『アリラン』は未見。どうやら『悲夢』(感想はコチラ)の中で首を吊るシーンを撮影中、誤って女優の首が絞まってしまい意識不明となる事故が起きていたのだそう! そのことから一時期映画を撮れなくなっていたのだそう。『アリラン』で自らをさらけ出すことで、復活の糸口がつかめたのか、今作が復帰後初の作品となっている。なるほど… なのでこのテーマなのか… 要するに慈悲と贖罪ということ。

ピエタとは"慈悲"という意味だそうだけれど、この作品のピエタっていうのはきっと、聖母子の姿を現したミケランジェロのピエタから来ているのかな… 超学歴社会の韓国では、映画監督も高学歴。インテリ層がなるものだそうで、中卒のキム・ギドク監督は超異端児。なので国内での評価はかなり低かったのだそう。確かに脚本も演出も荒削りな部分は多い。でも、それが持ち味で、そこが好きなんだよね… 変にキレイにまとめられたら魅力がつまらない気がする。ちょっと、書きたかったことと話題がそれちゃったので軌道修正!(笑) キム・ギドク監督が異端なのは、その経歴も含めて。

後ほど追記!


http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント (2)
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