

『嘆きのピエタ』見た。なんという復讐・・・ 人によっては嫌悪感もしくは、やり過ぎで笑っちゃうであろうキム・ギドク映画だけど、やっぱり好き。美しくないはずのものまで美しく感じてしまう。 ラストのアレも何故か美しく切ない・・・ ねじれているのか?!w 主演2人の演技がスゴイ! Posted at 04:24 PM
公開時気になっていたけど、見逃していた… WOWOWで放送されていたので録画して鑑賞!


韓国映画のバイオレンス過ぎるところや、急にドタバタが入るところ、感情過多すぎるところが若干苦手なのだけど、いわゆる暴力描写や性描写が過激なキム・ギドク監督作品はとっても好き。登場人物たちがあまり話さなかったり、決してきれいではなくても、美しく感じる画のおかげかも? まぁ、あくまで個人的な好みだし(笑) 好きだと言うわりに、全作品を見ているわけではないのだけど…
監督が突然山に籠り隠遁生活を送っていたこと、その時に撮影された映像が『アリラン』であることは知っていた。でも、その原因となった事故のことは知らなかった。ちなみに『アリラン』は未見。どうやら『悲夢』(感想は

ピエタとは"慈悲"という意味だそうだけれど、この作品のピエタっていうのはきっと、聖母子の姿を現したミケランジェロのピエタから来ているのかな… 超学歴社会の韓国では、映画監督も高学歴。インテリ層がなるものだそうで、中卒のキム・ギドク監督は超異端児。なので国内での評価はかなり低かったのだそう。確かに脚本も演出も荒削りな部分は多い。でも、それが持ち味で、そこが好きなんだよね… 変にキレイにまとめられたら魅力がつまらない気がする。ちょっと、書きたかったことと話題がそれちゃったので軌道修正!(笑) キム・ギドク監督が異端なのは、その経歴も含めて。

