柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

冬の京都旅行 4

2009-01-31 | 風景
御室の仁和寺でも、金堂と経堂が冬の特別公開をしていました。

金堂は桃山時代に建てられた、御所の紫宸殿を移築したもので
とても雅な感じがしました。

写真の経堂は、その名の通り経典を納めるお堂で、
内部中央に、八角形の回転式輪蔵(経巻棚)があり、
一見480個に見えるが、実は768個の経箱(引き出し)の中に
それぞれ、江戸期の僧・天海が刊行した、木活字版が収められているそうです。

この、輪蔵を一回転させれば、全巻を読み上げるのと同じ功徳が得られるそうです。
ガイドさん曰く「今日は、輪蔵でなく、皆さんに周りを一回りしていただきました。」と言われ、
みんな、大笑いしていました。

経堂の内部には、色鮮やかな壁画や、彫刻がありました。
象に乗った、菩薩も居られ、仏教がはるばるインドから渡ってきたことを
あらためて教えてもらいました。

ところで、旧立石電機は、オムロン株式会社と言いますが、
それは、ここ京都御室にちなんで付けられた名前だと
夫が、雑学を披露してくれました。

春には、仁和寺の御室桜をぜひ見てみたいと思いました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする