株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

右往左往している様子(レーザーテック)

2024-09-01 13:14:04 | レーザーテック研究
8月30日(金)のレーザーテック研究です。

OSCを金曜日に27日以来の50%台乗せ。ではありますが、25日MAラインだけ水面上に5%弱顔を出しております。75日MAXラインからはまだ15%程も下方乖離中。

逆に日立は75日MAラインからは5.5%の上方乖離。このあたりの違いが、勢いに乗れないレーザーの現況(=元凶)かと思われます。安定感がない。

主力銘柄の中では、永守節が空回りしている6594ニデックも、75日MAラインから14%ほど下方乖離。この会社何やらイーアクスルを見限って、AIのデータ‐サーバー向けの水冷機器を、あのスーパーマイクロと協業して増産するそうです。この会社元々はPC向けのHDDメーカーでしたが、その後、自動車向けのモーター事業会社を買収し、その後のEVブームで躍進を図ろうとして、中国勢に価格競争を仕掛けられ頓挫。しかし、イーアクスルはモーターの関連分野だったのですが、サーバーの水冷機器?ってこれまでの事業とどの程度深い接点があるのでしょう?

どうも10兆円企業の掛け声だけが踊り、地に足がついた技術開発の長期戦略がないように感じます。これが永守長期政権の弊害でしょう。誰も正面切って彼に意見が言えない(と思いますね)私も若い頃、永守さんと会ってその迫力に大いに印象付けられました。まだ数十人程度の会社だった時。

閑話休題。その点レーザーテックは何だかんだ言いながら、半導体の特定分野での覇権を制するためにずっと技術開発をしてきている会社です。それが、今日の株式市場でも1-2を争う出来高を生んできております。何とかして、その流れを更に強めて、ニデックのように右往左往することなく、覇権を強めて貰いたいものです。

以上です。
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