株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

NY市場概況(7.29.2024)

2024-07-30 07:20:43 | NY市場概況
7月29日(月)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 26日に上げ過ぎ(総合指数で0・98の上昇)たことからの小反落ですが、OSCは着実に4.3%も上げております。これは安値からの反転の度合いが強かったのが理由。ベースラインは直近は39854ドル。ロングレンジでは39135ドルです。

2.Nasdaq
 こちらは微増。OSCも33%で変わらず。17182ドルが短長ともにベースライン。わずかな下落で破られそうです。総合指数もダウの1.017と違って、0.924とまだ水面下。

3.ドル・円
 153.9円が短長のベースライン。今日の安値はそれを少しだか下回っております。まだ円高へのモーメンタムが強そう。OSCも3%落として48%と節目の50%割れが17日以来継続しております。

4.CME日経225先物
 7時3分現在、38330円で、225の終値比139円安。

5.米10年債利回り 4.172%(-0.028%)

6.VIX指数 16.6(+0.21)

7.SOX指数 5088(-16)

8.バルチック海運指数 1808(-26)

9.レーザーテックADR株価 26012円(ー163円)

なお、レーザーテックは昨日、リスク・コンプライアンス委員会を新たに設置したと発表。この中では、子会社の監査もグループ全体で管理するとあり、社長直属の内部監査部門も子会社を監査すると、されております。

どうやら、子会社がコンプライアンスに反するような振る舞いをしたのでは、と思われるような発表です。スコーピオンの例の件が子会社とどう関係していたのかは不明ですが、関係があったと認識しているからこそ、この期に及んでこのような監査体制(子会社も社長直轄の監査部門が監査する)に改めたのでしょう。

あるいは、社長直轄の他の部門も絡んでいるとしたら、これは子会社への責任転嫁の一環かも知れません。いずれにしても、スコーピオンの言う事に何ら問題がなければ、人事変更や機構改革をこの段階で行う必要がないはずですが、それに反した動きとなっているのは、少々当たらずとも遠からず、或いは、少しコンプライアンス違反があったと自ら認めていることになるのではないでしょうか?

これはあくまでも、内部事情に全く通じない1個人の見解です。あくまでも、組織体制の変更が出てくる背景についての単なる私見ですので、絶対に鵜呑みにしないで頂きたい。

以上です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立ち直り方が実に緩慢 | トップ | 市場概況(7.30.2024) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

NY市場概況」カテゴリの最新記事