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市場概況(5.31.11)

2011-06-01 06:50:29 | 市場概況
5月31日(火)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。下に31日の海外市況

◆日経先物:9690円(+170円)OSC53%(+9%)5月25日のOSC39%、終値9410円から切り返しに転じる。RSIは44%(+11%)
◆日経平均:9694円(+189円)OSC55%(+11%)5月25日のOSC38%、終値9423円から切り返しに転じる。RSIは42%(+9%)
◆TOPIX:838(+15)OSC55%(+13%)5月23日のOSC36%、終値818ポイントから切り返しに転じる。RSIは39%(+11%)
◆マザーズ指数:463(+3)OSC55%(+1%)5月23日のOSC39%、終値447ポイントから切り返しに転じる。RSIは40%(+1%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:91.06%(+2.8%)-5月31日現在。
 マザーズ:85.39%(-1.4%)-5月31日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率60%(+25%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率8%(-18%)

ムーディーズの日本国債の格付け引き下げの方向との報道で円安が進行。月末ドレッシング買いも入り、主力市場が大きく上昇。
新興市場は逆に停滞もしくは下落。6662ユビテックでまた誤発注。少し待っていれば買値には届きましたが、誤発注というミスをした時は、もう速やかに切った方が精神的にもいいですね。どうやら、今の画面は一覧性がなく、入れた数字の確認のためにはスクロールをしなければなりません。それをしての最終確認をしている間に株価も大きく動くことがあるので、どうしても、その再確認とやらをしないでクリックして、誤発注が頻発するようです。

もう後場のその後の値動きにはやる気なしで、そのまま持ち越しもなく終了。

以下は31日の海外市況

◆ドル・円:81.5円(+54銭)OSC53%(+4%)5月27日のOSC45%、終値80.85円から円安へと切り返したか?RSIは57%(+5%)
◆ユーロ・ドル:1.439ドル(+0.012ドル)OSC63%(+11%)5月23日のOSC40%、終値1.405ドルからユーロ高へと切り返しに転じる。RSIは59%(+15%)
◆USドルインデックス:74.62(-0.27)50MA(75.0)を一旦抜けるも再度割り込み下落中。
◆米10年債利回り:3.05%(-0.02%)200MA(3.1%)を割り込み下落中。(31日現在)
◆米3ヶ月国債:0.06%(+0.01%)対10年債スプレッド:2.99%(-0.03)3%切ると要注意。(31日現在)
◆NYダウ:12570ドル(+128ドル)OSC52%(+4%)RSIは40%(+3%)5月24日のOSC46%から切り返し中。
◆Nasdaq:2835(+38)OSC54%(+4%)RSIは45%(+2%)5月24日のOSC44%、終値2746から切り返し中。
◆上海総合:2744(+38)OSC38%(+11%)RSIは28%(+10%)5月30日のOSC27%、終値2706から斬り返しに転じたか?
◆VIX指数:15.45(-0.53)50MA(16.98)を一気に抜くも再度割り込み下落中。
◆WTI原油先物:102.96ドル(+1.99ドル)50MA(105.6ドル)を大きく割り込み50MA(90.94ドル)との間で揉み合いから切り返し中。
◆CRB指数:350.06(+3.79)50MA(354.46)を割り込み200MAとの中間から切り返し中。
◆NY金:1535.5ドル(-0.5ドル)50MA(1485.09ドル)に接近した後の切り返し中。
◆バルチックドライ指数:1474(+7)50MA(1395)ををついに抜き去り上伸中。
◆シカゴCME(円建て):9735円(+45円)

この日は、米国債も株も上げる奇妙な展開。それぞれが「いいとこ取り」をしたためです。まず、経済指標は軒並み悪化。3月の住宅価格指数は前年比3.6%も悪化。5月の消費者信頼感指数も6ポイントほど悪化。ダラス連銀製造業活動指数は何と-7.4%(予想は+8%)、そしてシカゴ購買部協会景気指数も56.5%と予想より6%ほど悪化。

これを素直に受けて米国債は上昇。3ヶ月債との利回り格差(スプレッド)は、ついに要注意ラインの3%を切りました。つまり、アメリカの景気は悪い。

にも、かかわらずNY株が上昇したのは、テクニカル面とギリシャ問題への追加観測支援(300億ユーロ)のためです。ギリシャを支援しないとギリシャ国債をたんまりと持っているギリシャ国内金融機関はもとより、欧州の金融機関もダメージを受けるため、というのがその背景。

つまり、どら息子(ギリシャ)は再生の見込みがないが、どうやら胸に時限爆弾を抱え込んでいるらしい。銭を切らすと、その時限爆弾の時刻が刻まれ出し、周りにいる家族や親戚に害が及ぶどころか、死亡するかもしれない。といった状況。

ここで、またお金を与えてもどら息子は決して更生することはありません。単なる時間稼ぎ。

今日の日本市場は前日上げすぎておりますので、シカゴCMEも45円高でしか返ってきておりません。このラインを超えてドンドンと上がるとは考えにくい。そこからは調整売り優勢になると思います。

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