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思わぬ落とし穴が株にはある

2005-04-22 22:33:20 | 株に出会う
昨日の引けに買った新華ファイナンスは、来週からロックアップ解除になることと、四半期決算そのものは予想通りの赤字であり買い材料そのものにはならないことから、朝の高値マイナス千円で売った。ユーラシアは昨日とは違う買い上がりがあり、引けにかけても高値・安値ともに昨日より更新しているので、もう1日様子をみることとした。

大失敗をこいたのがD3パブリッシャー(4311)というゲームソフト会社である。今回の高騰局面でタッチの差で買うことができず未練を持ったまま、その後は下落をずっと待っていた。本日見てみると3連チャンで下げており、チャート的に買い妙味が出てきたので午後反発を開始しようとしたタイミングで393Kで買った。その後引けにかけて防御ラインである昨日の安値376Kの十数個の売り板も崩されたので、そこで損切りをしようとしたが、その後381Kまでの買い上がりが見られたので、月曜日に期待してホールドすることとした。ところが、夜、掲示板のニュースを見てビックリ。4月中間決算の大幅下方修正の記事が出ていた。通期は据え置きというものの、これでは月曜日はストップ安だろう。まさか今日このようなニュースが出るとは思ってみなかった。確か、業績予想に対して25%以上の変動がでる場合には、決算発表を待たずに早めに開示するルールがあったが、多分このルールに従って大引け後に発表したのだろう。通期の予想は据え置きというのが救いではあるが、投資家はそこまで寛容には見ないだろう。

こういうことが株をやっていて被るリスクの1つである。これまで上方修正の場合もあったが、下方修正というのは初めてである。従って、教訓としては、普段からいわゆる伸びる業態で財務的にも安定している銘柄をベースとしては選ぶこと。それらの銘柄に対してチャート分析その他テクニカルな技法を適用すること。この基本に立ち返ることである。もし、それ以外の人気銘柄に手を出すなら、少なくとも引けに予想通りに上がらなかった場合は一旦手仕舞うことが肝心である。これは頭では分かっていてもつい場に張り付いて動きを見ていると、明日上がるような気になって実行できなかった。度々失敗もしているが、たまに成功もしているので始末が悪い。
今回は、アーティストハウスやコネクトテクノロジーのケースを参照するなら、必ずしも一直線に落ちるとは思えず、最悪で2回ストップ安(計10万円)した後は、アーティストハウスのようにストップ高にならずとも、売られすぎということで、コネクトのように2割ダウンくらいで収まるかもしれない。(コネクトは66万が52万へ)すると、40万円として、32万円くらいで売れれば良しとしなければならないのか。ところで一体アーティストハウスは何でストップ高で戻したのかよく分からない。掲示板をずっと見てみたが、誰かが買い集めているのでは、あるいは何か材料が控えているのか、といった憶測は出ているが、何も分からない。これが株というものか? まあ、たった1株なので、少し落ち着いたところで処分することにする。
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