あれほど自戒していたのに

前場、今日こそはと意気込んだのはいいのですが、まず反発するはずの３７７８さくらインターネットが、昨日の大きな買い板も消え、危険水域にドンドンとはまりこんでいきました。その傍らで、昨日１８６Ｋまで戻した４７７７ガーラも、いきなり急降下。この不良息子の損をとりかえそうと、思わず欲の皮が突っ張り、少々早いかとも思ったのですが、３７７６ＢＢＴを５９８Ｋが底堅いと勝手に判断し、９時２０分頃に買いました。その後、確か６０１Ｋあたりに６０個程度の売り板がかいま見えるやいなや、その日に筆者も含めて反発期待で買った方々が一斉に逃げ始めました。結局５９０Ｋで前場は終わっておりますが、筆者は何とか流れを読んで５９８Ｋで逃げました。－３Ｋ。下落過程の一瞬の小反発で、あの値段で売れたのは奇跡のようでした。（こんなこと自慢しても何の役にも立ちませんが。）そして、さくらインターネットも２５７Ｋで降りました。これは少々痛い－１２Ｋ。どうも調子悪い。

その後気を取り直して、注目銘柄の中で監視中の３３８６コスモ・バイオが、これら不良息子のような「反乱」もなく、昨日安値まで一瞬下げてた後の昨日の終値への戻りで、これは今日は堅いと判断して３８３Ｋで参入しました。これは３８８Ｋまで前場で上げてくれていますので、後場に３９１Ｋあたりまで届いたら一旦売ります。

その他の持ち株の２４１３ソネットＭ３は、プラスで終始していますので今日は買値を抜くかどうか注視し、テクニカルにおかしくなれば撤退ですが、そうでなければ昨日からの底値確認の動きがより確固としたものになりますので保持です。８９１０サンシティも１８０Ｋを割るまでは辛抱です。昨日上げすぎた反動はこれくらいはあるでしょう。ＯＳＣが４２％（＋７％）と昨日は伸びておりました。ここに引けで手を出したのが失敗です。今日の１８０Ｋに近づいた値段で買い直すべきでした。これも明日は更に高く始まるのではないかという、「欲の皮」が突っ張りすぎた結果です。このような人間の心理の逆を行くのが相場というものであることは、頭では理解しておりますが、たまにすぅーっと上に行ったりすることもあるので、人間は騙されやすいのですね。その素直に上に行って始まったのが、今日の注目銘柄の中では、３３８７クリエイト・レストランツ、６１５９ミクロン精密、３７５４エキサイト、４８１９デジタルガレージと、こんなにあるのに、あえて逆バリで失敗するのは、ひとえに、それが成功したときの「儲け」が大きいからです。ガーラしかり、ＢＢＴしかり、さくらしかり。今回は少々逆バリが過ぎました。逆バリなら、昨日の風力開発のように、１段抜けたと判断してから買っても良かったのです。何も苦労して、底の底をあてることはありません。結局、その底まで抜けてしまって元の木阿弥ならいいのですが、ドスンと落とされて思わぬ負傷を負ってしまいます。これはこれはいけません。自戒をきちんとせねばなりません。

後場は、３７５３フライトや４８１９デジタルガレージのもう一段の上げがあるかも知れません。コスモ・バイオへの期待とともに、彼らを見守って折を見て参戦するかも知れません。