先日、株価がオーバーシュートした際のサインの捉え方について書きましたが、その後の検証を経て、ほぼ、このやり方でのバックテストの「正答率」が高いという結果が得られましたので、エクセルリアルタイムスプレッドシートを購入された方は、「新興市場その他」のファイルにあるいくつかの銘柄で色分けしてコメントしてありますのでご参照下さい。
ポイントは、
①「30日壁突破欄」(AL列)に「◎」、3壁・低転・壁X・O高傾(AP列)に「BUY」が同時点灯した日をマークします。
②この日の上方(数日後のデータ)または下方(数日前のデータ)にIndicator BUY(AN列)に「◎」が点灯した日をマークします。
③上位の2つのマークが逆三角形の形をして現れた形状を「Aパターン」といい、三角形の形をして現れた形状を「Bパターン」と称します。
④Aパターンについては、数日かそれ以前の過去に遡って、Indicator BUYの◎からの回復過程で示現した逆三角形の形ですが、Aパターンを記録した日のOSCを起点の値とします。
この起点のOSCの値を、それ以降に超えることができるかどうかが、買いタイミングになります。きちんと超えた段階で買い。
この時に買った株は、以降は、OSCの値の推移にかかわらず、前日高値・安値を上へと更新している限りホールドとなりますが、30日壁が弱気転換中(AQ列の数字がプラスで推移している場合)は、2-3日の短期売買に撤しないと、その後の下落過程に巻き込まれてしまう結果となりやすいので注意して下さい。
Bパターンについては、上記の考えで正三角形の形をしております。その三角形の頂点(AN列)のOSCを起点として、そのOSCを超えた時に買いを入れることになりますが、AN列(売られすぎサイン)が点灯したということは、株価が下落基調にあるということですので、売り崩しに会いやすいことはご承知おき下さい。この時の起点となるOSCが上昇し続ける場合は、いわゆるOSCのコンバージェンスをした日の終値で買いを入れることが良い結果を生むことと思います。
以上です。
いやはや、ここまでのバックテストに辿り着くまで試行錯誤の連続でしたが、これまで解けなかった銘柄の値動きも、この方法だとかなりの確率で正答できるようになりました。
これからも、更にブラッシュアップするつもりですが、当面は、この手法での売買での結果検証をして行きたいと思っております。
参考までに、ソフトバンクGとSMCのスクリーンショットを添付しておきます。
https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgYNaZBXmkO8dSQ8LcQ?e=W7XiO2