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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.21.09)

2009-08-20 20:46:31 | 明日のモニタリング銘柄
明日、8月21日(金)のモニタリング銘柄です。

1.6779日本電波工業
 OSCを7%も伸ばしての52%で、ここしばらく30-40%台の低迷から抜け出した感があり。

2.5802住友電気工業
 この株、4月以来OSCを40%以下に落としておりません。昨日は42%で、今日はこれだけ上げてまだ44%です。再高騰の可能性あり。

3.6503三菱電機
 単純にOSC38%→40%を評価して。

4.4689ヤフー
 乖離幅が拡大。OSCも+4%の39%と低迷中。

5.8924リサ・パートナーズ
 これも39%→42%のOSCの切り返しを評価。

6.9983ファーストリテイリング
 受難の時期が続いております。都心への店舗展開の記事でもこの程度の上げ。OSCは珍しい28%→29%と低迷。

7.7717ブイ・テクノロジー
 まだ崖っぷちにとどまっております。出来高も細ってきておりますので、安易な買いが上がりは注意。

以上です。結構、いい形になっている銘柄が多いようです。
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弱気-弱気-調整上げのパターンか?

2009-08-20 11:34:05 | 株に出会う
今日の前場は、シカゴCME先物の円建てである10345円よりもかなり安く寄り付きました。通常はドル建て価格が高く出るのですが、昨日はドル建てが円建てよりも弱く、それに寄せられる形で更に少し下げて先物が始まり、一旦、昨日の安値に超接近しました。

この段階で、今日は予想以上に弱いと見た向きが狼狽売りを発したようですね。

その後、前引けにかけては、あまりに下へと押しすぎた反動で、ぴょこーんと跳ね上がって終了しておりますので、今朝のブログに書いたパターンでは2つ目の、弱気-弱気-調整上げのパターンとなっております。

これで3度、10200円割れを仕掛けながら、今のところ、その都度不死鳥のように蘇っております。今日のところは売り方も一旦引き下がったものと思います。これはかなりしつこい抵抗線ですね。あの麻生総理も支持率10%を「底値抵抗線」と見ていたようですが、それに匹敵する執拗な粘りですね。

持株の3941レンゴーは、円高・原油安で恩恵をこうむる株です。昨日は円高は進んだのですが、原油は高くなりました。そして、今日は円安へと少し回帰中。これがあまり値が動かない原因かと。

昨日からの下値抵抗線の564円が割れたら撤退ときめておりましたが、さすがに皆さん熟練しております。決して割ることなく戻していきましたが、上記のような市場の趨勢に鑑み、たったの+5円で一旦手放しました。

もう1つのスタートトゥデイは、安く買いたい向きが寄り付き前にしきりに下方へと気配を切り下げておりました。時間が早い時は13万円台まで勝手に動かしておりましたが、こういう時は無視するに限ります。8時55分にかけて少しずつ戻していればOKです。

しかし、昨日の引けにかけての日経先物の下げに連動しての狼狽売りの「余韻」はまだ残っておりました。

従って、先物が弱気-弱気へと傾いている時に投げるのは最悪の決断です。筆者も危うく同値付近で投げそうになりましたが、ここは過去の経験から昨日の安値を割られるまでは我慢をすると決めておりました。

結局、見事なまでに昨日の安値近辺まで押され、それを確認するや否や、怒濤のような買い上がりです。皆さん、そのあたりをトコトン承知しているのです。その安値で買うための寄り前の気配値の姑息な操作。そして、地合を利用しての自然落下待ち。

このパターンは特に新興市場銘柄の明らかな特長ですので、覚えておいて損はありませんが、その買い上がりの雰囲気に追随できない筆者は、まだまだ修行が足りませんでした。

まあ、全体動向をまずは掴むのに気が回っていたせいもあります。それに、下がっている株は心理的になかなか追随買いができないものです。もし逆に出れば損失が拡大しますから。言い訳ですが。

その後の買い上がりに対しては、これまた強い市場の約束事があります。それは5本移動平均が割れない限りホールドを決め込むことです。この株、2分足で見ると、149300円あたりまでは割り込んでおりませんでした。5分足だと割り込んだのが148500円あたりです。

筆者は148600円で売り。その後、このラインを挟んで地合に右往左往しながら行ったり来たりしております。もう1つだけ、この株の価格帯別出来高を見ると、149000円あたりに大きな山があります。このあたりも意識しながら、どこでエントリーすれば上げていくのかを判断すると良いと思います。

とか何とか、偉そうなことを今日は書いてしまいましたが、一応、前場段階では、こうした判断はほぼ正解だっとと思っております。

新興市場の場合、下げたからと行って買うのは御法度ですね。3073ダイヤモンドダイニングは、今日も25日移動平均を割ったため、失望売りが出ております。少し戻しかけたところで手をつけそうになっても、こうした右肩下がりの日は、戻り売りの嵐にあいますので手をつけないのが無難ですね。

2193クックパッドも昨日は戻したものの、今日は再度売られており、決して地合は良くありません。監視銘柄の中で調子が良いのは、ラッパのマークの大幸薬品と売られすぎた2175SMSぐらいですね。

しかし、SMSも民社党政権が現実味を帯びる中では、人材派遣業は苦難の道を歩むと思われるため、出来高が少ないこともあり手をつけづらい銘柄です。一時的な綾戻しの範囲と考えるべきかと。

ホールドなしの気楽な身分となりました。じっくりと相場の行方を見定めながら、後場も少し良い思いをしたいものと思っております。

インフルエンザ関連はまたまた息を吹き返しておりますね。5803住友電工なども強いようです。こうした勝ち馬にうまく乗ることが先決ですが、インフルエンザ関連は、暴れ馬ですので意図せぬ落馬に注意。

追伸:今日は売買の手口をかなり詳細に書きましたが、この程度のことは皆さん先刻ご承知のことですが、この程度のことすらきちんと理解していないと、この厳しい相場で勝ち残ることは容易ではありません。少しでも、新しく「株に出会う」方々のために、僭越ですが、このようなブログを続けております。それは、あまりにもいい加減な情報操作がこの世界に多いためです。そうした玄人筋の餌食にならないよう、今後も気がついたことはすべて開示して行きたいと思います。まあ、大したことは言えないので、そこは筆者の修行不足が露呈することが多々ありますので、話半分程度に聞いて下さい。
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市場概況(8.19.09)

2009-08-20 06:07:20 | 市場概況
後場にまたまた先物が10200円を割り込む波乱があった8月19日(水)の市場概況です。 赤字部は20日朝の更新

◆日経先物:10210円(-90円)OSC46%(-6%)8月10日の66%から下落中。指数値倍率:97(同値)
◆日経平均:10204円(-81円)OCC40%(-6%)8月3日の73%から下落中。
日経平均指数値倍率:98(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:943.25(-6.4)OSC41%(-8%)8月3日の72%から下落中。
◆マザーズ指数:449.7(-5.52)OSC43%(-10%)8月3日の60%から下落中。
◆ヘラクレス指数:629.4(-9.35)OSC54%(-13%)8月3日の77%から下落中
◆ドル・円:94.06円(65銭の円高)OSC41%(-1%)そろそろ円高もボトムか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.41875%(前日比-0.00625%)8月19日現在。再度金利下落中。
◆米10年債利回り:3.455%(-0.06%)-8月19日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10110円(大証終値比-100円)
◆シカゴ日経先物:10345円(円建て、大証終値比+135円)更新
◆NYダウ:9279ドル(+62ドル)OSC59%(+4%)8月17日の54%から切り返しつつある。更新

最後にやはり波乱が。前場からずっと指していた先物の10200円での買い玉は、後場終盤になって下落のスピードが激しくなり、これはリバウンドする時間がないと判断してキャンセルしました。

中国の上海総合指数が、今日は大きく下落しているのが後場の雰囲気を悪くしたようです。今晩のNYはさしたる経済指標の発表はありません。

それにしても、この下落一途の後場終盤の相場で、逆に上げていく銘柄もあるのですね。8月4日場中に好決算を叩き出し652円まで上げながら、ずっと押されていた3941レンゴーです。561円の昨日の安値が防御できてからは、ほぼ引けにかけての上昇です。563円で拾ってそのまま持ち越し。

もう1つは、内需銘柄で円高も関係のない3092スタートトゥデイです。押し目をじっと待っておりました。案の定、終盤の先物主導の下げで利確の動きが最後の10分頃から出始めました。OSCはまだ+3%でしたので、ここはありがたく143000円あたりで拾いました。昨日RSIが3月12日以来の29%にまで落ちていたため、今朝は特買いで始まったのでしょう。それなのに、最後で下車するとはもったいない。

(しかし、明日は相場の行方が知れず、正解だったのかも知れませんね。そうなると筆者がババを掴んだことに。)

このスタートトゥデイという会社は、実に社員の働きぶりが気持ち良いそうです。これは社長のお人柄のようで。こういう点も筆者のお気に入りです。

それにしても、上値がいよいよ重くなりました。そして、各市場のOSCは上記の通りに軒並み悪化。明日も10200円の攻防となりそうです。ここが破られると、少々下へと持って行かれそうです。

-------20日朝のコメント-------

またまたインターネットエクスプローラーのトラブルで、ほとんど書き終わった今朝のコメントが駄目になりました。MSに対する「怨念」はますます膨らむばかり。

と言う訳で、悪いですけれど簡単にさせて貰います。

ダウはOSCのテクニカル通りに素直に反発して、思わぬ上昇ですが、原油高で石油株などが牽引したようです。昨年夏までと違って、原油高はドル安を招く構図は同じですが、景気回復への期待感が原油需要に表れている点が異なります。

筆者が昨日もっとも注目したニュースが、英中銀の議事録公開で明らかになった、量的緩和の額を巡るものです。何とキング総裁を始め3人の+500億ポンドへの反対理由は、+750億ポンドへと増額せよ、との理由からだったのです。それほど英国経済がデフレへと落ち込む懸念が、市場が考える以上に強かったということになります。これでポンドがまた売られました。

NY株式の反発の理由のもう1つの理由は、中国国務院が中小企業支援のために追加の対策を出すと、新華社が伝えたことがあります。(米政府が追加刺激策を発表との噂もあったようですが、これはホワイトハウスが否定。)

それに、上海総合指数は昨年秋から今年の8月までの上げの38.2%押しの水準である2781.53ポイントを昨日達成しておりました。

同様に日経平均を見ると、今年3月10日の7021円から初めて1万円台を回復した6月12日の高値の10170円に対する32.8%押しは8967円です。その後の押し目で7月13日に9050円という安値を付けながらも、この9000円台を死守できたことが、その後の日経平均の再度の高騰をつくったというのが、市場関係者の共通認識ですが、この8967円がその意味では見事に防波堤になってはおります。あまり、フィボナッチ黄金分割比率を馬鹿にできるものではありませんので、NY市場もこの点も見計らったのでしょう。

なお、円高が更に進行しておりますが、株式市場も円高に強く反応する時と、そうでない時があります。今は、あまり反応しない時期と言えます。輸出企業が想定し直した円高シナリオの範囲だからでしょう。

但し、シカゴCMEの値段が大証に比べて135円上げているからと言って、今日の大証の先物がそれに素直には反応しないことがあります。その場合は、今日の地合はあまり良くないと考えをいささか補正する必要がありますので、そこは良く見ることが必要ですね。

一般的には、強気-強気-調整下落とか、弱気-弱気ー調整上げとか、弱気-一変強気とか、さまざまなパターンがありますので、いずれにしても、先物はプロ連中を目眩ましにする値動きを得意としております。大量のネギをしょって行かずに、ほどほどに参加した方が良さそうですね。

最後に一言、このところ言いたかったことを追加。

1930年代の大恐慌の時の株価の動きと、今までのところは酷似しているとの記事が時々目につきます。チャートを見れば確かにそのようです。しかし、こうした記事の弱点は、世界史に対する基本的な認識をきちんと踏まえていないどころか、単にチャート計上が似ていることだけを論拠にしていることです。

世界の経済・金融の動きとそのファンダメンタルズを構成する要素や各国の政治・各種制度、そして何よりも人間や企業の考え方また文化的な土壌そのものなど、大恐慌当時と今とでは、変動ファクターが無数にあります。その無数の変数を自分なりの視点から捉え直して、チャートを補足する意見をつけない限り、何の有効性もないことを、改めて確認しておきます。

筆者も大恐慌のような推移を株価が辿るのではないかと危惧はしております。その兆候もいくつかあります。しかし、そんなに世界を巡る金融・経済情勢は80年も前と類似しているとはとても思えないのです。下げるとしても別のパターンを辿ると見るのが自然ですね。
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