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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.5.09)

2009-08-04 19:29:06 | 株に出会う
明日、8月5日(水)のモニタリング銘柄です。

1.7532ドンキホーテ(やっと出来高回復基調でOSCも+3%の45%)
2.2685ポイント(低迷を脱したか。OSCは+11%の42%でチョイ上げすぎ)
3.4756CCC(やっと戻すも終盤伸びきれなかったが、明日はどうか?)
4.4519中外製薬(これも値動きが分からない株。立ち上がり完了か?)
5.3073ダイヤモンドダイニング(やっと値動きが落ち着いたか?)
6.3770ザッパラス(今日の鬱憤を晴らすようなこの上げは何?)
7.2766日本風力開発(OSCは37%から38%へと4日連続、12日が決算)

なお、明日四半期決算を迎える銘柄のうち、筆者がトラッキングしている銘柄の中から、注目銘柄の参考情報。(最初が中間期コンセンサス、会社見通し、次が通期コンセンサス、会社見通し、単位は百万円)

・6779日本電波工業
 1900、1000、3567、2500

・6379新興プランテック
 4500、4360、8711、7630

・5201旭硝子
 604、9000、27792、30000

・6417SANKYO
 34350、34500、73122、70000

・7731ニコン
 -8850、-16000、-9702、-16000

・6849日本光電工業
 2400、2200、6297、6000
 
最初の2つは昨年は場中の発表。要注意。
 
それから、今日の15時以降の決算銘柄では、3893日本製紙G本社、4536参天製薬、それに6363酉島製作所あたりの値動きに注目。

以上です。
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慣性で押し出されてはいるが

2009-08-04 11:33:12 | 株に出会う
バリエーションという株用語がありますが、これからまだ経済が更に良くなる場合には、今のPERが良いところに来ているからと言って、それを座して見ていると、益々買い時を失うということになりますので、今現在の立ち位置をはかる目安としてのバリエーションということが言われます。

これから世界経済が伸びる余地が果たしてあるのか?こうした問いかけをする際に使われるのが、このバリエーションという訳ですが、ちなみに、野村證券の証券用語集を見てみましたが、案の定、この言葉は日本語にも英語にも掲載されておりませんでした。

何故か?  

恐らく自分たち仲間内ではかなり頻繁に使っている筈です。しかし、お客さん用には、これはあまりに「率直」な言い回しとなるのではないでしょうか。いわば証券会社はバリエーションが良い時ほど、お客さんに株を薦めやすい環境にある訳です。そのため、いつもこれから先、株は益々上がりますよということをお客さんに囁く必要があります。

もし、今がバリエーション的にちょうど良い位置取りなら、後は下がる以外にはありませんので、これは困ります。これから下がるかも知れないと思いながら、お客さんに株を薦めるのはこれは難儀です。

世の中従って、聞いてはいけない相手というのがあるのがここでも分かりますね。

少し前に、110番で駆けつけた警官が、家にいた「強盗」に「お怪我はありませんでしたか?」と聞いて、そのまま取り逃がしてしまったということがありました。こういう人は警官にはなっては本来はいけないと思いますが、「人を見れば泥棒と思う人間」ばかりが警官になっても実は困ります。

余談ですが、筆者が若い頃、薄汚い格好をして池袋を歩いていた時でした。いきなり警官に呼び止められて交番に連れて行かれました。何も悪いことをしていた訳ではありません。ただ往来をルンペンのような薄汚い格好で歩いていただけです。指名手配の犯人か何かと間違われたようです。

交番で散々身元を調査された挙げ句、どこかに電話で問い合わせて、何も罪がない人間だと思ったらしく、その場は30分ぐらいで無罪放免されました。(実は、上京する時、友達の親父が国鉄に勤めてたので、その時の1枚のフリーパスをうまく数人が使い回して、夜行列車の「銀河」に乗って、キセルをしながら小田原あたりで在来線に乗り換え、まんまと運賃を払わずに東京へと到着したのですがね。もう時効だからこの際白状しておきます。)

一体、バリエーションから、何でこんな変な話になってしまったのだろうね?

そうそう、こうしたバリエーションの見極めに四苦八苦している様子がありありの前場だったことを言いたかったのです。

日経平均もTOPIXも新興市場も全てOSCを前日より落としております。

ここから先は、昨年の10月3日に最後につけた11000円が当面の頂上として見えてはいるのですが、既に大量の個人投資家や機関投資家が頂上を目指して凌ぎを削ってきております。この先、頂上を極めることが出来る人間は限られております。何しろ、全員が登ればその重みで地滑りを起こすのは必定でしょう。

皆さん、何時逃げようか、何時逃げようかと内心では思いながら、まあ、行けるところまで行けとの心境だと思います。

NYダウも上げてはおりますが、OSCは7月21日の80%をピークにして足踏み状態です。今週の雇用統計までには何とか遁走したいのでしょうね。

と言う訳で、やりずらい前場でもあり、外出後の途中からの参戦でもあり、色々と見たりしているうちに、何も手を出すことが出来ませんでした。そのうち、昔の池袋での未だに記憶に残る嫌な職務質問のことを思い出したりしてしまった次第。

やはり、人はこざっぱりした清潔な格好をして、さっそうと何事もないが如く往来を歩かねばなりませんが、株などやっていると、どうしても世の中の裏の裏を見てしまう変な癖がついてしまっているようです。

そこから何とか後場は解脱しなければ。。。
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市場概況(8.3.09)

2009-08-04 06:05:19 | 市場概況
8月3日(月)の市場概況です。 赤字部は4日朝の更新

◆日経先物:10360円(-10)OSC65%(同値)7月16日の29%から切り返し中。指数値倍率:96(同値)
◆日経平均:10353円(-4円)OCC73%(+4%)7月13日の26%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:97(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:957.56(+7.3)OSC72%(+8%)7月13日の26%から切り返し中。
◆マザーズ指数:464.86(+1.47)OSC60%(+9%)7月13日の36%からは依然として上昇トレンド継続。
◆ヘラクレス指数:633.83(+7.26)OSC77%(+14%)7月13日の29%から切り返し中。
◆ドル・円:95.26円(55銭円安)OSC59%(-2%)7月28日の58%から円安へと切り返し途上。OSCが下げており反転に注意。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.47188%(前日比-0.0075%)87月3日現在。下落継続中。0.5%以下が定着。
◆米10年債利回り:3.635%(+0.15%)-8月3日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10460円(大証終値比+100円)
◆シカゴ日経先物:10485円(円建て、大証終値比+125円)更新
◆NYダウ:9287ドル(+115ドル)OSC72%(-1%)7月9日の39%から上昇中。更新

後場もTOPIXはじり高となり年初来高値を更新。日経平均もわずかな下落です。

ご覧のように各市場ともOSCをかなり上げております。ほぼ天井圏です。明日のもう一段の上昇を示唆してはおりますが、今晩のNY市場がほどほどのプラスで終わり、円高が進行しなければ、明日の前場にピークを付けて、その後は利確の動きが強まる方向性だと思います。

米ドルのLIBORもジリジリと下げており、今のところクレジットクランチの後遺症は日々癒えている状態です。このLIBORが下がっている限り、商業用不動産やらクレジット破産やらに関係して、金融機関に損失計上が今後追加で発生するとしても、銀行間での信用が回復している証拠となりますので、早々、昨秋のような金融機関同士の疑心暗鬼には陥らないと見ております。

この心理的な改善が、今の相場を支えている要素はかなり強いと思います。これが再度崩れた時は、これは、やっと癒えかけた傷口に、再度ナイフで傷をつけ塩を塗りたくるようなものであり、その時はこれまでにも増して、その傷口の修復には多大な時間がかかるものと予想されます。

これが筆者が最も恐れている世界経済の二番底から、いわゆる奈落への転落のシナリオです。

そうならないように、今の心理面での改善と、金融機関同士の信頼、またそれを支える各国政府への信頼が挫折しないように、何とか、この夏を乗り切って貰いたいと念じたい気持ちです。

現下の世界経済に対しては、筆者はどちらかと言うと辛口の現状を記しておりますが、出来るだけ客観的な事実もきちんと評価するようにしたいと評価したいと思っております。

今の世界経済の悪い面だけを拾ってくれば、いかようにもストーリーは作れますが、それはそれで、市場の微妙な心理的な綾が絡んでの動きを全く無視した「物語」であり、筆者はそれらに一方的に与するものではありません。アメリカの住宅指数に関する見解はその一例です。(このキーワードで、このブログに対する新規訪問者は最も多くなっております。)

後場は明日決算の6412平和で少しとりましたが、明日の朝都合が悪いこともあり持ち越しはありません。

-------4日朝のコメント-------

NY市場は、注目されていた中国の製造業PMI指数が上昇し、かつISM製造業景況指数も予想を2.4ポイント上回る48.9ポイントとなり、おまけに建設支出(6月)も-0.5%の予想に対して+0.3%と、軒並み市場予想を上回ったことから、100ドル超に伸びております。

このISMですが、生産と新規受注が6月に引き続き中立水準の50を超えて伸ばしておおりますが、雇用については5ポイント近く伸ばしたもののまだ45.6ポイントです。しかし、改善傾向にありこれも評価されたようです。雇用の最低値は2月の26.1ポイント。以後5月に足踏みした以外は伸ばし続けております。

注目はドル・インデックスが78を割り込み昨年9月29日以来の低水準をつけたことです。つまりドル安。この時のドル;円の終値は104.23円。ユーロ・円は150.56円でした。

ドル・インデックスは昨年の金融危機前、つまり2008年7月頃までは71をつけておりました。その後ドル資金需要が急激に高まり新興国からの資金引き上げの大津波で90近くまで上昇しておりました。

今の78の1つの節目を割り込んでいるということは、更にドルが売られて海外に投資されることになるのか、それとも、ドル弱体化の何かの先行サインを発しているのか、これは微妙なところです。なお、クロス円での円安も強烈に進んでおります。ユーロは2.3円高ポンドは3円高です。円とドルは一蓮托生。

アメリカは少なくとも折に触れて「強いドルは国益」と言い続けておりますが、ここに来て株式市場はかなり復調しており、ドルが下がる理由はこの面からはないのですが、景気回復期待とともに、金利は上昇(債券安)しドルは下がっております。

ゴールドの価格が1つのメルクマールとなるのですが、こちらはこのところずっと910ドルから960ドルあたりを行ったり来たり。今日も最初は上げていても、金ETFの売りやら何やらで伸び切れておりません。

結論的には、中国と新興市場が牽引薬となっており、資源株や産業株が囃され株は世界的に切り返しが急ですが、足元の経済状況はアメリカを見ても、小売り売上げ高や失業率は悪いし悪化していること。これが喉の奥に棘として刺さっており、単に過剰な資金が資源や新興国に回っているだけではないのか、との見方から原油も値を伸ばしグローバル企業が多いアメリカの株も値を伸ばしていると思います。

その証拠にアメリカの消費関連株は全く冴えない動きで置いて行かれております。これは日本も同じ。この株式市場のラリーの中でも、昨日、値動きの悪さがひときわ目立ったのが内需関連株でした。今日も、このセグメントはチョイときついかも知れません。

なお、SECがバンクオブアメリカを提訴したとのこと。容疑はメリルリンチ買収に関する虚偽報告。しかし、バンカメの株価は5%近く上昇。市場はもう昨年秋のことなど素知らぬ顔。(なお、すぐに和解との報道で上げた模様。こりゃ何じゃ??まるで痴話喧嘩)
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