まさか、ここまでの先物主導での下落があるとは思っていなかったのでしょう。好事魔多しというのか、今日は程よい調整を経ての反転の日とばかりに、寄り付きから上値を追っていただけに、その後の先物の変節にびっくり仰天。
持ち越しの5802住友電工は、さすがプロ的なトレーダーが集うせいか、1005円の節目の値段をなかなか抜けないので、やむなく+5円の995円で撤退。しかし、下げ渋っております。900円前後までの下落を待っている方が大勢いるようです。
もう1つの6923スタンレー電気は、久々に会心の売り時でした。1622円あたりが上げの限界と見て、最初から1620円で指しておいたら程なく約定。+57円。
しかし、タイトルにあるような阿鼻叫喚の叫び声が響き渡ったのは、6674GSユアサを、これまでのパターンである最初の押し目からの反転タイミングの1025円あたりで掴んだ方でしょう。確かに1050円まではセオリー通りに行きました。パラボリックのSAR-Lというシグナルも点灯。
ところが、そこがこの株の怖いところです。それからはトリックスターの思うがままに、ほぼ一直線での下げです。まあ、理不尽なほどに上げていたのですから、下げも致し方ありません。
ところで、6366千代田化工建設。今日の日経1面を飾ったサウジの大型案件の受注ですが、このところ大きく押されており、昨日は普通に切り返しておりました。ところが、日中足の不自然な動きが、これは明確にありましたね。
先物が大きく下げても、大きく反応はせず、766円あたりに50Kを超える大きな売り蓋は鎮座するし、760円での執拗な買い、その後761円、762円、763円と切り上げ、そしてその後再度760円以下に落とし、最後に買い上がるという、安値で拾いたい向きが徹底的に操作していたような値動きでした。
これは長年の勘で筆者は分かります。
筆者は痺れを切らして、前場の高値に戻らないため、4円安の763円で損切りしたから言う訳ではありませんが、誰か今日の情報を事前に知った人間あるいはグループの仕掛けがあったに違いありません。
こういう黒いトリックスターからすると、GSユアサは取引が多いだけに、誰かの意思で何かが操作できるような余地はなく、まさに裸一貫同士の勝負ですから、勝ち負けは時の運、真の実力次第、資金量次第といったことになるのでしょうね。
もう一度単純な事実を思い起こした方が良さそうです。株はゼロサムゲームです。誰かが損をしないと勝ちはありません。儲けばかりを目指して買い上がった銘柄は、損を覚悟で突進する人がいないほどに高くなれば、後は脱兎の如く逃げ惑うばかり。
何だか、日経平均の10800円のかりそめの高値をピークとして、そこから38.2%押しの9356円が、まだ遠いのですが、視野に入ってきた感があります。
しかし、OSCは既に-9%の42%です。これは4月28日以来の低さ。そして、今回の反転劇の出発点だった3月10日も42%でした。
日経平均としては低めの数字です。今日の恐怖の突き落としてすこし腰が引けた状態にはなっているでしょうが、いきなり9350円あたりまで行くことなく、どこかで反発は挟む筈です。
持ち越しの5802住友電工は、さすがプロ的なトレーダーが集うせいか、1005円の節目の値段をなかなか抜けないので、やむなく+5円の995円で撤退。しかし、下げ渋っております。900円前後までの下落を待っている方が大勢いるようです。
もう1つの6923スタンレー電気は、久々に会心の売り時でした。1622円あたりが上げの限界と見て、最初から1620円で指しておいたら程なく約定。+57円。
しかし、タイトルにあるような阿鼻叫喚の叫び声が響き渡ったのは、6674GSユアサを、これまでのパターンである最初の押し目からの反転タイミングの1025円あたりで掴んだ方でしょう。確かに1050円まではセオリー通りに行きました。パラボリックのSAR-Lというシグナルも点灯。
ところが、そこがこの株の怖いところです。それからはトリックスターの思うがままに、ほぼ一直線での下げです。まあ、理不尽なほどに上げていたのですから、下げも致し方ありません。
ところで、6366千代田化工建設。今日の日経1面を飾ったサウジの大型案件の受注ですが、このところ大きく押されており、昨日は普通に切り返しておりました。ところが、日中足の不自然な動きが、これは明確にありましたね。
先物が大きく下げても、大きく反応はせず、766円あたりに50Kを超える大きな売り蓋は鎮座するし、760円での執拗な買い、その後761円、762円、763円と切り上げ、そしてその後再度760円以下に落とし、最後に買い上がるという、安値で拾いたい向きが徹底的に操作していたような値動きでした。
これは長年の勘で筆者は分かります。
筆者は痺れを切らして、前場の高値に戻らないため、4円安の763円で損切りしたから言う訳ではありませんが、誰か今日の情報を事前に知った人間あるいはグループの仕掛けがあったに違いありません。
こういう黒いトリックスターからすると、GSユアサは取引が多いだけに、誰かの意思で何かが操作できるような余地はなく、まさに裸一貫同士の勝負ですから、勝ち負けは時の運、真の実力次第、資金量次第といったことになるのでしょうね。
もう一度単純な事実を思い起こした方が良さそうです。株はゼロサムゲームです。誰かが損をしないと勝ちはありません。儲けばかりを目指して買い上がった銘柄は、損を覚悟で突進する人がいないほどに高くなれば、後は脱兎の如く逃げ惑うばかり。
何だか、日経平均の10800円のかりそめの高値をピークとして、そこから38.2%押しの9356円が、まだ遠いのですが、視野に入ってきた感があります。
しかし、OSCは既に-9%の42%です。これは4月28日以来の低さ。そして、今回の反転劇の出発点だった3月10日も42%でした。
日経平均としては低めの数字です。今日の恐怖の突き落としてすこし腰が引けた状態にはなっているでしょうが、いきなり9350円あたりまで行くことなく、どこかで反発は挟む筈です。