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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(11.8.06)

2006-11-07 21:53:48 | 明日のモニタリング銘柄
後場は9130共和タンカーのみ328円で買った後、所用で出かけました。戻ってくると日経はたいして変化がないのに、新興市場はまたまた軟化しておりました。マザーズ指数は10月12日以来のOSC35%という低さ。ヘラクレスも-4%の41%で同様です。これは再度マザーズ指数でいうと20%台への突入と1100ポイント割れ、そしてそこから10月11日の安値取りへと向かわないと、新規の資金がほとんど入っていない現状を打破できないかと思われます。新規IPOで7312タカタも結局最安値で終了。公募価格から23Kの下落です。あおぞら銀行はもっとひどい状態となるかも知れません。

とはいうものの、個別銘柄ではそれなりに胎動を示している銘柄があるかも知れません。喩え、テクニカルに押されていても地合には勝てません。むしろ押されすぎの銘柄ほど、今の地合では反発するどころか、もっと押されてしまう可能性すら考えられます。よって、今日はどちらかというと、これまでの逆張り中心の注目銘柄選びから、思い切っての順張り戦法でスクリーニングをしてみたいと思います。さてさて何件出る事やら。

1.2432DeNA
 OSCが38%→42%へと伸長。380Kの直近の高値取りに向かうか?340K前後が最近の底と意識されている模様。ここを抜けるとやばいので注意。

2.9378ワールドロジ
 この株押し目がありません。今日も+2KでOSCは+2%の62%まで伸びておりますが、10月24日に72%というのもマークしており、まだまだ伸びる可能性あり。

3.3789ソネットエンターテインメント
 後場の新興市場の下落時もビクリともせず、悠然と230Kをキープして終わった、その度胸に敬意を表して明日は注目。何よりもOSCが+1%の21%というのは出色ものです。この低OSCからの控えめな上昇はあまり聞いたことがありません。明日は突然生き返るかも知れません。

4.3780メビックス
 OSCが10月30日の48%を底にしてじり高で今日は58%まで上昇。いわゆる常識が通用しない株です。出来高は非常に少ないので注意。それだけにこの株好みの常連さんが集まれば、あっというまに20K位は上昇するかと。

5.2122インタースペース
 出来高が少なく同じアフィリエイトビジネスをやっているVCなどの陰に隠れておりますが、ようやく回復の兆し。OSCが+1%の36%とわずかながらの切り返しでの+16K。順張りにしてはチョイと地味ですが、一応ご注目を。

6.3815メディア工房
 これも新興の後場の下落からは全く動じることなく125Kを保持。アルファクスやスターマイカの驀進劇を横目で見ながら、同じ株価を維持していたことに敬意を表します。OSCは32%→36%と上げ頃。占いコンテンツ専門のようですが、自らの株価の占いだけは躊躇している感あり。

7.3036アルコニックス
 9月には7000円まで付けた株ですが、25日MAも楽々と越えてきました。OSCは+1%の46%です。50%~60%台まではマークする株です。折しも非鉄金属関連は底打ちからの反発です。まだ上昇余地ありと見ます。

8.4816東映アニメーション
 順張りと言うには些か落とされすぎですが、今日のゼロ終了でOSCも+1%の33%です。RSIも18%まで落ちました。乖離幅も-85円です。後場の下落基調にも動ぜず。成長率が鈍ったとはいえPER14倍の日本のアニメの雄。もうこのあたりで良いでしょう。相場の動きに影響されない本来の味を明日は発揮してもらいたいものです。

9.2811カゴメ
 OSCが前日同値ですが、RSIは27%まで落ち、ようやく下げ止まった感があります。乖離幅も-5円と改善。指数値は8月7日につけた数値に迫る勢い。これまでの上げすぎの反動が出てのここまでの調整だったのでしょう。

10.8910サンシティ 
 OSCがやっと30%台を抜け出し+5%の42%で+200円高。乖離幅はまだ+100円。明日は地合次第でもう一度79K台に突入した時がチャンスか。

11.5727東邦チタニウム
 今日大きく切り返し、OSCも+6%の49%です。このところの30%台の膠着から抜け出したようです。明日は今日の安値の6420円を意識しながら流れに乗ることです。

12.6440JUKI
 OSCが32%X2日、39%X2日、そして今日やっと41%へと浮上。640円を底と見ての反発を明日は見ることができるか?

【それでも逆張り注目銘柄】

・3776ブロードバンドタワー
 一足先に10月12日の安値237Kを取りに行きそうな低迷ぶり。指数値は既にその日を下回っております。新興市場の低迷のシンボルのような株。

・2371カカクコム
 後3K程の下落で10月11日の指数値に到達します。翌12日は318Kという直近安値を付けておりますが、この株、明日以降にこの安値に接近した段階からは、いくら何でも買いが入るでしょう。

・4680ラウンドワン
 ご存じのボーリング・ゲーム・カラオケの複合店経営の会社ですが、このところの出来高は一体全体どうしたことでしょうか。お陰で指数値が7月19日のレベルまで落ちました。400K割れはこの株としては異例のことですので、今日は404Kからはさすがに反発しましたが、6月8日の390Kの底が割れるのをプロは待っているかも知れません。ちなみに指数値面では5月23日に431Kで終わった時が、昨年12月中旬以来では最低値です。そこまでは後36Kの下落です。一度上げにかかって反発しかかったところを空売りを仕掛け、そして、420Kあたりから約30Kの下落で、その指数値水準に達します。上げてからの下落がきつい場合は指数値の下がり方もきつくなりますので、このシナリオでその道の方々が、この株をうまくコントロールするかどうか、大変な見所を迎えております。ちなみにテクニカルには10月31日のOSC62%をピークにしてまだ下落中であり今日で41%とまだ高めです。この株の去年の5月以来のOSCの最低値は、何と10月4日にマークした25%です。それだけ長期間強い相場を張ってきた銘柄です。今回も少なくとも今日の41%で終わるとは思えず、20%台には突入するのではないでしょうか。そこから切りかえした時が、この株の絶好の買い場でしょう。

・4973日本高純度科学
 10月6日の中間期の下方修正から551Kまで落ち、今日はやっと下げ止まったようです。OSCはこの種の株としては珍しい22%です。RSIは17%です。明日はまだ落ちると見ます。しかし、7月27日の519Kまでは一気に落ちずに、OSCから言っても反発に転じると思います。

以上です。順張りに徹して見ると言いながら、結構普段の癖がそのまま出てしまったようです。特にラウンドワンの今後の値動きに注目です。
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まだまだ弱い新興市場

2006-11-07 11:19:44 | 株に出会う
今日はNYの上げで日経も高く始まり、昨日OSCがコンバージェンスしていた新興銘柄も、まさか弱気で始まるわけにはいかず、何とか挽回の気配を見せております。

これでもOSCはマザーズ指数、ヘラクレス指数ともに前日同値です。後場に何かのきっけかで落ちるとなれば、本日の利確への一斉の動きとともに、再度下値を模索する動きとなるのではないでしょうか?

前場は寄り付きに持ち越しの3230スターマイカを270Kで売りましたが、これは今日の相場の読み誤りでした。281Kが上げの節目となるとみて指していたのですが、目の前の値動きについ売却。

後は、底堅い動きを今日もしていた6432竹内製作所を4970円まで落ちてくるのを待って買いました。OSCは前日同値の40%です。今日5000円の大台に乗せるようだとそのまま保持。OSCが40%を割り込むようだと手放すかも知れません。また5200円まで届けば利確、といった感じです。

こうした大雑把な目安を持っていれば、大きな損はないでしょうが、今日もまたIPOにしてやられました。大和証券はどうも疫病神ばかりを押しつけてくるようです。7312タカタは「再生物件」ではなく、シートベルトでは見るべきものもあり、寄り付きに4150円と小高く始まった時は、これはじりじりと上昇すると見て、持株のスターマイカに気を取られている内にあっという間の公募価格割れです。そこからは我慢に我慢を重ねておりましたが、4000円の厚い板まで食われるようだと、これは損切り出動です。しばらく見守っておりましたが、ついに3960円で切りました。-14K+大和の高い手数料の損です。

こうなると、昨晩、あおぞら銀行がマネックスで当たっておりましたが、もう再生物件には嫌気がさしております。ミヤノ、アコーディアゴルフと2連敗です。ましてや、「純国産銘柄」のタカタまでが公募割れする現状では、これ以上のお国や外資、そして証券会社への「寄付行為」は止めにします。IPOでのこのような「惨状」はあまり記憶にはありません。散発的にはひどい銘柄もありましたが、メンバーズのような40%もいきなり割れるというのは、あまりにもIPO銘柄に対する価格設定に問題があるという証左かと思います。あえて、虎穴には行って虎児に噛みつかれ命からがら逃げ出すようなリスクを取ることもないでしょう。単位株が少ないので被害は軽微ですが、気持ちが良くありません。いや、悪いのです。筆者の些細な落ち度がきっかけで引き起こされる家人の不機嫌から受ける筆者の気分の悪さに匹敵するほどに悪いのです。まったく!!
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