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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

売買タイミングについての再考察

2023-01-21 12:49:42 | 株に出会う
当ブログでは、過去、様々なテクニカル指標を組み合わせて、売買タイミングを測ってきました。何度も、これでもう大丈夫といった感触を持っても、いざ、市場の気まぐれな変化に対しては、リアルタイムに補足することが困難であったことも事実です。

そこで、原点に立ち返って、当ブログが一貫して採用している「指数値」そのものの変化に着目し、売買タイミングを測ることで、これまで以上の精度を持っての売買が可能となりそうです。「絶対」と書けない理由はお分かりのとおり、「事前に市場の値動きを予測すること」は当然ながら不可能だということから来ております。

さて、本題ですが、現時点で行き着いたやり方は:

1.過去13日間の指数値のMAX値より、当該日の指数値が上にあり、かつ、OSC値が前日より上回っている日に「売り」サインを点灯させます。

2.1で記録した指数値より、翌日以降下回っていれば、場中であっても「売り仕掛け」をし、逆に上回っていれば、売りは仕掛けない。逆に買い仕掛けに転じることもあります。

以上のやり方となります。

ちなみに、6920レーザーテックで見てみます。この株、最後に「売りサイン」が点灯したのは、昨年の12月6日でした。この時の指数値は23275ポイント(この指数値はベースラインの数字を変動させれば任意に変動しますので、絶対的な数値ではありません。)

この23275ポイントよりも下で推移している限り、売りを仕掛けます。ちなみに、翌12月7日は、前日比-235円の27420円でスタート。その時点での指数値は23040ポイントでした。

その後、27775円までの切り返しがありました。この時の指数値は23630ポイントでした。前日より355円高い指数値でした。27775円から355円ほど自動的に引くと27420円です。27650円あたりで、前日安値を下回るようになります。大引けは26280円(-1375円)で終了し、指数値は前日比1495ポイント安でした。実際の前日比の終値は-1375円ですが、究極のオシレーターの計算式からは実際よりも120円分ほど安くなっております。

この下落段階で、前日比での指数値がマイナスとなる27260円あたりから、もう少し押されたところでの「売り」となります。仮に27000円あたりとしましょう。

更に翌日の12月8日は更に指数値を下げて21100ポイントで終了。まだ売り玉はそのままでもいいのですが、OSCはが+3%の52%にコンバージェンスしておりました。この売買方式は、当日または翌日までに決済することが推奨されます。従って、8日の終値の25780円で買い戻し。

ちなみに、9日は1350円高と、この株らしく戻しております。

「売りサイン」が点灯した12月6日の指数値は23275ポイントでした。これがあくまでも起点です。この23275ポイントを上回らない限り、再度の騰勢は回復したとは言えません。

このレーザーテック、1月4日には「底打ちサイン」が点灯しております。この日の指数値は15265ポイントでした。まあ、ここまで持てる勇気は、この仕手性の高い株では精神力が持たないかと思いますが、もし、こうしたテクニカル指標の信頼性が限りなく高いと確信できれば、27000円での売りでしたから、4日の21150円の大引けで買い戻せば、100株で58万円ほどの利益となります。

こうしたロングレンジでの見方をすれば、何とか、大きな相場の振幅を利用して利益をかなりの確率で上げることができるのではないでしょうか?

ここまで、長くなりましたが、筆者がここ2-3年、試行錯誤しながら、2005年あたりからの相場経験も糧にしながら、当面ですが、売買判断指標として到達した1つの極地ですので、何らかの参考になれば幸いです。

興味のある方は、下記のテクニカルシートをご確認ください。


なお、このテクニカルシートは、下記でも販売中です。

↑出てきた画面をクリックすると文章が現れるようです。
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エクセルのテクニカルシートを見る時の基本について

2023-01-09 15:31:11 | 株に出会う
=保有者限定記事=

テクニカルシートを見る時の基本について、再度おさらいをしておきます。例題として6920レーザーテックを取り上げます。

1.AQ列に「底打ちサイン」が出現してから監視を開始。
2.出現した日の終値にマーク。
3.翌日の安値が終値を下回る限り「買い」には入らない。逆に売りはOK。
4.その後は売られすぎサインや転換サインが出ますが、そのサインが出現した日の終値を必ずマーク。
5.いずれのサインも消えて、最後のサインの終値を次の日の安値が上回っった段階で、やっと買い出動。

このルールでレーザーテックを検証してみます。

1.2022年9月16日に「底打ちサイン」点灯。
  以後、10月4日まで上記のルールに則りホールド。10月4日に買い。

2.2022年8月29日に「底打ちサイン」点灯。
  以後、9月8日まで上記のルールに則りホールド。9月8日に買い。

3.2022年6月16日に「底打ちサイン」点灯。
  以後、7月5日まで上記のルールに則りホールド。7月5日に買い。

4.2022年5月12日に「底打ちサイン」点灯。
  翌5月13日に条件を満たしたので買い。

5.2022年4月7日に「底打ちサイン」点灯。
  4月13日に条件を満たしたので買い。

6.2022年3月11日に「底打ちサイン」点灯。
  3月17日に条件を満たしたので買い。

7.2022年2月10日に「底打ちサイン」点灯。
  2月16日に条件を満たしたので買い。この日に逃げないとかなりの下落に見舞われておりますが、前日高値を攻略できなかった段階で売りとなります。

8.2022年2月3日に「底打ちサイン」点灯。
  上記と同じ2月16日条件を満たす。

その後も底打ちサインが頻発しておりますが、2022年最初の「底打ちサイン」が点灯したのは、1月13日でした。この日の終値が30810円。条件を満たしたのは、何と、2月16日でした。

以上、昨年の2月中旬ごろまでの下げ一色の地合いでは、このレーザーテックで買いから入るのは非常にリスキーな状況でした。

それが過ぎてからのレーザーテックの動きは、このルールに則っている限り、かなりの利益が計上できたはずです。

今年は、このレーザーテックで何とか勝ちを続けたいのですが、何しろ値動きが激しく、ちょっと目を話していた隙きに、100株の最低単位での売買でも10万円ほどの損失を被ったことがあります。場に張り付いていないと絶対に勝てないのがこの株。

その際の、基本的な売買への見方の参考になればと思います。

なお、このルールは他の銘柄についても、かなりの確率で妥当するはずです。
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日経平均はいつ底打ちするか?

2022-12-25 10:43:34 | 株に出会う
今日は、今の下落がいつ止まるのか?を推定するため、過去の日経平均のテクニカルデータを見直していました。

その結果:

売られ過ぎサインが点灯した時の「指数値」(注)÷ 前回の点灯時の「指数値」を計算し、そのトレンドを過去2年ぐらいに亘って検証してみました。

結果としては、売られ過ぎサインが5-6日に亘って継続(1日程度の断続は無視)する傾向があり、その時の「下落率」(最新指数値÷開始時指数値)を検証してみました。

12月23日現在の下落率は83%です。16日から23日までの6日間での計算値です。実際の終値ベースでの下落率は95%です。

今年になって、反発に転じた時の下落率を見てみました。( )内は終値ベースの下落度。

・9月30日(7日間) 82%(95%)翌日から4連騰
・9月7日(8日間)94%(99%)翌日から4連騰
・6月20日(5日間)85%(97%)翌日から5勝1敗
・5月12日(8日間)96%(98%)翌日から4連騰
・4月12日(5日間)88%(96%)翌日から2連騰
・3月9日(3日間)82%(98%)翌日972円高、1日おいて爆上げ
・2月24日(7日間)86%(97%)翌日から3連騰
・1月27日(7日間)85%(95%)翌日から4連騰
・1月19日(9日間)79%(96%)翌日のみ上げ、その後瀑下げ

以上です。

1月19日は流石に今年の下げのクライマックスの始まりでしたので、79%とかなりの押され方をしたのですが、その後息切れしての瀑下げを被弾。それ以外は、概ね80%そこそこからは瀑上げしております。

注目点は、実際の終値ベースでの下落度は95%-98%程度と穏便だったことです。そこが、筆者が使っているUltimate Oscllatorの最大の特長で、窓を開けて上下した日の窓分も勘案しての数字となっているため、その実態を反映して下落度が大きくなっております。

通常のチャートを見ていただけでは、窓を開けて上下はしておりますが、それをきちんとテクニカルなデータへと変換はできていないのではないかと思います。

明日以降の相場環境ですが、もうひと押しあってもなくても、ここからの下げは限定的ではないかと思います。むしろ、クリスマス休暇が続いている間に、薄商いで上昇するか、それとも、売り方が勝ち続けて下降するかの二択から言うと、この売られすぎ状態を察知した筋からの売り方の巻き戻しが入ると、相場を任されている若手トレーダーは、一気に巻き戻しの買いに入るような気がしております。

当然、上述のような分析はその道のプロたちにとっては、宣告ご存じのことだと思いますので。。

注:指数値とは?
 真の安値・高値をベースに終値を調整した数字。窓を開けて始まらない限りは終値ベースでの比較数字と同じになりますが、窓を開けていれば、真の安値や高値が実際の4本足の高値・安値とは異なります。
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株価投資損益分析表

2022-12-11 12:19:29 | 株に出会う
当ブログでは、四本足データ(寄り値、高値、安値、終値)や出来高のデータを使用した筆者独自のエクセル分析ファイルを基にして、様々な分析を行ってきております。

その結果、下記の方法がもっとも勝つ確率が高いとの結論に至っております。

UOSC(Ultimate Oscllator)を中心に「売られすぎサイン」、「14日の指数値の最低値」、「底打ちサイン」の3つのシグナルを抽出。

まず、「底打ちサイン」が点灯した日の終値(A)を基準にして:

 1.翌日の安値が(A)値を上回った日の終値(B値)をマーク。
 2.その次の日の寄り付き値がB値を上回った日の寄り付きで買い。

以上を論理的な買い判断とし:

 Case1.買付当日の大引けで売却
 Case2.翌日の大引けで売却
 Case3.翌々日の大引けで売却

この3パターンで、まずは日経平均とマザーズ指数についての、2020年からの評価損益をバックテストしてみました。

結果、

 1.日経平均の通算損益:Case1--1196円。
             Case2--1517円。
             Case3--2670円。

 2.マザーズ指数の通算損益:Case1--52ポイント
               Case2--111ポイント
               Case3--56ポイント

となりました。勝敗は下記の通り。

 日経平均
  Case1:6勝1敗、Case2:5勝2敗、Case3:5勝2敗。
 マザーズ
  Case1:6勝3敗1分、Case2:6勝4敗、Case3:6勝4敗。

なお、底打ちサインが出現しても、なお下げ続けながら、「売られすぎサイン」が点灯するケースは、「売られすぎサイン」が最後に出た日の終値を基点に置き換えます。

これだと、上記の基準に当てはめて、大引けに合致条件を確認、翌日の寄付きで売買判断できますので、日中不在にしている方もトレーディング可能です。

以上は、個別株についてもかなりの確度で当てはまるようです。
追って、個別株の分析もいくつかしてみたいと思います。

当該エクセルシートをBrainで購入してお持ちの方は、One Driveの共有ファイルに、この分析表をアップしておきますのでご確認下さい。
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後場のモニタリング銘柄(10.13.2022)

2022-10-13 12:06:12 | 株に出会う
ほぼ、テクニカル分析手法のブラッシュアップが終わりましたので、これからは実際の相場の動きに対しての連動性の検証をトライアル的に行っていくこととしました。

これは一時的かつ非定期なブログアップですので、ご了承下さい。

後場のモニタリング銘柄

1.8035東京エレクトロン
2.7735スクリーンホールディングス

その他、買い点灯銘柄の中でOSCを伸ばしている銘柄

1.5026トリプルアイズ

以上です。
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