超短期で売買を繰り返しながら、こまめに利益を積み上げていく方法をスキャルピングというようです。特にFXにおいてこの方法を実践されている方も多いかと思います。
そこで、この超短期のスキャルピングをサポートするであろうツールをご紹介したいと思います。もちろん、RPAなど駆使して自動売買を仕込んでいる方も多いかと思いますが、そこまではやっていない方向けです。筆者もまだそこまでの「自動売買」はやっておりません。
1.用意するツール
ー楽天証券マーケットスピード(証券口座を持てば無料)
ーGMOクリック証券CFDトレーディング画面(これに限りませんが。)
ー発注用のネット証券口座
それに加えて筆者の場合は、リアルタイムスプレッド・シート(EXCEL)
2.ツールの使い方
① CFDトレーディング画面(日本225)
設定は1分足。ボリンジャーバンド付き。
1ヶ月はデモトレードが出来ますのでそれを使います。
② 日本225の節目のラインで約定する。
建玉一覧に、リアルタイムで評価損益が出ます。
③ ボリンジャーバンドと移動平均線の節目を意識
下まで押されれば、上を目指す動きが見て取れます。更に25本、75本、200本の移動平均線も意識。どれかの平均線がブロックしているのが見えます。
④ マーケットスピードの個別銘柄のチャートをセット
一目均衡表、MACD、平均足の3つを使うといいでしょう。
⑤ ③と④が連動していることを確認。(独自に動くケースは無視)
以上のツールを用意した上で、
まず、CFDトレーディング画面のチャートの動きを見て、ボリンジャーバンドのどの位置を下限、あるいは上限として動いているのか傾向をチェックします。
更に、移動平均線のどれが上値・下値抵抗線として機能しているかを見ます。
その上で、建玉の評価損益の数字の変化と、チャートのリアルタイム価格の動きを見て、その節目のポジションに来た時に、売りが入るのか買いが入るのかを、マーケットスピードで確認します。ほぼ連動しているかと思います。
なお、即オーダーをかけられるように、証券会社の発注画面は成り売り、成り買い(指値でもOKですが、一瞬の値動きについていけないケースがあります。)をワンクリックでできるように準備しておきます。
後は、ボリンジャーバンドの下限から一気に上に噴くその瞬間にオーダーを入れます。その時、評価損益の数字も一気に上昇している筈です。
そして、節目の上昇ラインに到達して、そこでモタモタしている場合は、即、利確の反対売買をします。そうでない場合は上まで突き抜ける勢いがあればそのまま放置。逆に動けば、いきなり切るのではなく、小反発があって節目を再度チャレンジしている動きであれば、その動きを待つ。下に完全に抜けてしまえば、そこで損切り。
CFD日本225は大口が絡んでおりますので、彼らは秒速以下のスピードで売買を行っております。その流れに上手く乗るのがコツですが、筆者もまだ始めたばかりであり、以上のやり方はまだまだ稚拙であるのかも知れません。今後、更にブラッシュアップしていきますが、とりあえず、現時点までに見えてきたスキャルピングトレードをうまくやるためには、この程度は最低限使いこなさないと駄目だと思っております。
他にも色々なやり方があるかと思います。もし、それじゃあ駄目だよということがありましたら、お教えいただければ幸いです。