春を思わせるような好天だった。つまり昨日のこと。
テニスチームは、全員が仲良しで、昨日はほぼチーム全員が同じコーチのプライベートレッスンを受けた。場所もまったく違ったところで、行われたから、なんとも新鮮な体験となった。前回、雪で練習がなかった日、コーチにお茶とケーキをご馳走になったから・今回は、私たちが・・・と、練習後コーチをお昼ごはんに誘った。
何気ない会話の中で、私は、コーチが実は大変な状況でこの数ヶ月間を過ごしてこられたということに気付かされた。家族の中で、病人がでたり、それこそ近親者の方がお亡くなりになられたり・・・と。どれかひとつをとっても、自分の生活が大きく変わり、『たいへんだ』を連発しながら、あたふたと毎日を送らなくてはならないようなこと。そんな事情を複数抱えて、普段どおり、いつも通りの様相で、なんら変わったことはありません という、雰囲気で淡々としている。
『すごい』と、思った。『たいへんね』『よくやってるよ、あなただからできるのよ』などと、いう言葉を期待して、あれこれ自分の状況をぐちぐち話してしまう、私とは大違いではないか。考えてみれば、ぐちぐち言っても、言わなくても、とにかくやることは同じなんだよね。なんら変わることはない。加えてぐちぐち言うか、言わないかの違いだけだ。凛としている女性は、本当に美しい。
最後、日頃から、主語、目的語がぬけてしまう私がポカをやってしまう。天然ボケ!
自分から払おうとするコーチに対して・・コーチにお願いです。、今日は私たちに払わせてください
と言うべきところを、こーちにお願いします と、言ってしまった。一瞬、全員の顔がひきつり、その後、全員が爆笑となった。^^
さわやかな春を感じたような一日になった。
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