1日に卒業式があった。日本での式は久しぶりで、新鮮な感じがした。息子はおにいさんたち二人が着た、そして息子がそこを卒業したかったという、アメリカのハイスクールのコスチュームを着た。伝統の角帽とマント。
伝統のある、セコンドの卒業式は、私が経験した関西の卒業式とは違い、バンカラで自由で、そして、凛としていた。生徒たちは、それぞれが自己主張を式の中でしてみせる。
式の中で、生徒たちはクラス毎でのパフォーマンスをしてみせた。息子のクラスは、なんども先生の名前を連呼した。それはすべて感謝の言葉だった。同じ立場の私は、先生の教師冥利につきる喜びを感じた。
クラスに戻ってから、ひとりひとりに卒業証書が渡された。一言コメントもクラスが楽しかったとのコメントが多かった。
先生から4つのお願いが出されていた。印象に残った言葉は「親から離れなさい。親は子供から離れられない。だから、君たちから離れていくべきだ」かな。
夜の学校主催の祝う会にも出席して、先生たちにお礼を言った。本当に息子がお世話になりました。と、心から思ったから。帰国子女で、波にのまれて沈没するのかもしれない・・と心配したが、息子はみんなと一緒に頑張ることができた。お笑いをやったり、ボランティアをやったり、とにかく何事かをいつも一生懸命にやる子ではあった。
ところで、ヤフー知恵袋・・・・私は当初から仙台の受験生ではないかと思っていた。「仙台市内でいい心療内科しりませんか?」と、投稿されていたと記事でみたから。というより、第一報を聞いたとき・・驚いた。まさか・・・うちの息子ではないだろうか・・・いやいや。そこまで、頭がまわらないだろう。彼は今頃必死になっているはずだ・・。
昨日は、息子の幼馴染兄弟と夕食を一緒に食べた。そこでもその話題・・・。警察がひとりひとり兄弟受験生・・おっと失礼・・京大受験生を調べるかもしれないね。そっか、いつ来るんだろう・・。合格発表前に来てほしいね・・・、みんなで笑った。
合格発表前、そこぬけに明るい親子だなあ・・と自分でも思った。