近藤 麻理恵さんという若い女性の著作が海外でも話題になっているという。
そういえば、アメリカに住んでいる息子から、お掃除の本を買って帰りたいと、日本に帰国した際に聞いたことがあった。
私は、てっきり「断捨離」の本かと思っていたら、そうではないという。息子は何も買わずに帰って行った。
最近、近藤麻理恵さんの、お掃除に関する本が海外でも翻訳され出版されていることを知った。それも、相当に売れているらしい。
kindleで即、購入。先週金曜から読み始めた。
面白い。60%くらい読んだところで、掃除に取り掛かりたくなり、週末は電話がかかったことにも気づかないくらいに、掃除に没頭していた。
こんまりさんによれば、掃除は一気にしなくてはならないらしい。でも、私には週末しかまとまった時間がないので、できそうなところからやり始めた。
まず、始めたのが小さなストッキングとかソックス、タイツ類の整理。
こんまりさんは、全部をひとつに集めて、それらを手に取り、わくわくする感覚を持つものだけを残し、後は捨てなさいという。
私の場合、わくわくの前に、同じ種類のタイツやソックスがたくさんあることに、自分でもびっくりした。黒いタイツだけで10足はあったと思う。
原因は、縦に収納せず、積み重ねていたからだ。こんまりさんのご指摘通り、それらを丸めず、長方形になるようにたたんで、縦に並べて収納してみた。もう、一目瞭然に自分が持っている、ソックス、タイツが、一望できる。色も種類も、何足かも、全部わかる。そうか・・・。こんなにあったんだ。全部お金を出して買ってきたと思うと、情けなくなる。それも、何年もの間、それに気づかずに生活していていた。先々週の土曜に、復興支援で新しいソックスを買ったばかりだ。もし、お掃除の後であったら、復興支援とはいえ、ソックスは買わなかったに違いない。
美しく整然と並んだソックスやストッキングは、気持ちまですっきりとさせてくれる。
さて、当分の間、週末お掃除を続けるつもりだ。