我が家は二世帯住宅。
おせち料理は義母と私の共同作品
一緒に台所に立つわけではなく、それぞれ作ったものを持ち寄ります
おせちではお酒も飲むので、動物性料理が入りまくります。
今年私が作ったのは
豚肉のマーマレードしょうゆ焼き
どんこしいたけの陣笠煮(肉詰め)
伊達巻き
高野豆腐のれんこんはさみ(←唯一のマクロビ)
ついこの前の「医食和みの料理」で習ったもので、れんこんをすり下ろしたものに、葛と野菜を混ぜ込んで、すでに味をしみこませた高野豆腐に挟んだもの。
さらにこれを煮含めて、上から銀あんをかけていただきます。
これがうまい!
高野豆腐が破れるんでないかい?と思うほど、ぷっくりとふくれますが
これが「桜のはなびら」のような形になって、
桜の形に盛りつければ、パーティ料理にもいいかも
家族からもなかなか好評どした。
さて、お正月といえばお雑煮。
香川は全国的にも有名な 「白味噌にあんもち雑煮」 県。
私も大好きな一品です。
(あんに白味噌がからむ瞬間がうまいんだ、これが)
なのにっ。なのにっ。
ここ9年お正月にあんもち雑煮を食べられてないっ
(これを食べて初めて正月が来たもんだ、と思うのにっ)
お雑煮担当の(担当もなにも、嫁がしないだけなんだけど)お義母さんが私が嫁に来た当初から
「嫁は白味噌にあんもちの雑煮がキライ」と勘違いし続けているから
現に家族は「白もち派」と「あんもち派」に分かれている
毎年バタバタし続けて訂正し忘れ、
正月の朝に「私はあんもちで・・・」と言いかけると、
「え~~と、あんこもちは2個しかないから、じいちゃんとK吾(旦那の弟)ね・・・」とつぶやくお義母さん。
え!!今年もあんこもちがないんかいっ
と正月早々ノックアウトされちゃうのが9年続いたのです。
今年は年の暮れからお義母さんに「私はあんもちで!」と宣言しました。
お義母さんに「あら?挑戦してみる?」などと言われましたが、今まで誤解されとったことをトクトクと説明。
ようやく9年ぶりにあんもち白味噌雑煮にありつけると思った元旦の朝、
「オレもあんもち雑煮がええわ~~~」と言った旦那の一言で
あんもちの数、ピ~~~~ンチ!!
小指の先ほどのあんこが紛れ込んでいる白もちが一個だけあって
これを立派な一個のあんもちと、また勘違いしているお義母さんが
「これもあんもちだから、数は大丈夫」と言っているのを聞きつけて
小指の先ほどしか入ってないやんけっ、と何度もツッコミを入れようとしましたが
「・・・・・・・・・・」
雑煮を作っていないまりひんには発言権なし・・・・。
「今年もあんもちの雑煮が食べられないのか~~~後で自分作って食べるっきゃないか~~~」
と思いながらおせちの席に着いたまりひん。
きっと目が口ほどに物を言ってたのでしょう
きっと顔が恨み顔になっていたのでしょう
横にいるダンナが 「オレのあんもち雑煮食べる?」といって私の白もち雑煮と交換してくれました。
ここで交換しとかないと、2009年が無事に過ごせないと察知したのでしょうね。
今度こそ9年ぶりにあんもち雑煮を食べるんだ~~~
と鼻息を荒くしながら熱くダンナに語った甲斐があったってなもんだ!
つーか、あんたが私のあんもち雑煮をとっただけだったわね。