万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

高師小僧

2011-10-04 | Weblog
 「たかしこぞう」と読む。知っている方は少ないと思う。

 
 女将が先月から標津町のポー川周辺の遺跡発掘作業に行きだした。以前から興味があったみたいだが、人手も足りないらしく空いた時でよいとの事であった。

 その作業の初日、帰ってきたら「土の中から変な形の塊が出てきたが、知ってる?」と言う。私「高師小僧でしょ!」女将「何で知ってるの?」


 

 実は自分の小学生時代(田舎は愛知県の知多半島)、遊び場と言えば空き地か周辺の野山、人口が急速に増え、その野山が徐々に削られ宅地が造成されていった。そんな造成地で遊んでいるとこの奇態な土の塊にたくさん出会った。

 太さは子供から大人の指くらいあり、必ず注射針のように穴が通っている。穴の周りは前輪のように赤茶けた土がくっついて固くなっている。うちに持ち帰り、家の人に聞いてそれが「高師小僧」だと知った。



 たまに夢の中に登場していたが、40年ぶりの再会だった。

 高師小僧に関してもっと知りたい方は→コチラ

 実は「たかし小僧」を「高師小僧」と書くとは始めて知った。

最新の画像もっと見る