ただいま、生徒たちは発表会曲の譜読みをがんばっています!
来年1月初めのレッスンまでに、ソロ曲と連弾曲の譜読みを完成させます。
ゆっくりでもいいので、メトロノームやミュージックデータに合わせて、
最後まで弾き通すのが目標
普段のレッスン曲よりもレベルが高い子も多いのですが、
その上、いつもより早くに譜読みを完成させなければいけないので、
大変な話です
こんな計画、誰が決めたのでしょう
生徒たちは文句も言わず
(多少文句が聞こえないこともないけど、聞かなかったことにして!)
目の前の楽譜と向き合っています
そんな中、先日のレッスンで、
ソロ曲の盛り上がりになる、その曲の中で一番難しい部分の左手がうまくいかないと
自己申告した生徒がいました。
それでも、そのほかは譜読みできているので、
その子にとったら、かなりのがんばりです
で、その自己申告の場面を聞くと…
なるほど、なるほど…
とっても不安そうに弾いておいでです
その子は、聴覚優位なので、
普段、楽譜を見ながらピアノを弾くことがちょっと難しいタイプです。
その場面は、臨時記号(♯や♭)や指使いの難しい場面で、
楽譜を見ながらではないと、私でも不安になりそう
楽譜を見ながら弾くことが難しいタイプなのですが、
できないわけではありません。
普段のレッスンでも、
うまく行かないところは、私が手元を隠すと弾けるので、
弾くだけの力は持っているのです。
それを本人が知らないのです。
知りたくないのかもしれません…。
今回も、手元を隠すと、
隠しているのに、手元を見ようとします(笑)
なので今度は、
頭が下を向かないように、楽譜のほうにむけたまま、
頭を押さえました
そしたら、魔法にかかったようにスラスラ~っと弾けるのです
本人もうれしそう
あなたの手は、もうちゃんと鍵盤の場所を分かっているの。
あなたが楽譜を見て、この音を弾きたい!この指で弾きたい!と思ったら、
ちゃんとその通りに動いてくれるの!
だから、もうじっと見ていなくていいんだよ。
この手は“ひとりでおつかい”できるんだから!
と伝えました。
その後、篠原みな子先生に教えていただいた、
頭の位置が上がる体操をして…、
そしたら、肩の力を抜いて弾くことができました
自分の手を信じて弾くこと。
ここには、それまでの積み重ねや背景も必要なこともあるでしょうけれど、
素直に自分の手を信じたら、
心配な気持ちで、じっと見つめるよりも、
ずっと簡単に上手になれる気がします
自分の手を信じて弾くことで、
文字通り「自信」につながっていったらいいなぁと思います
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ゆっくりでもいいので、メトロノームやミュージックデータに合わせて、
最後まで弾き通すのが目標
普段のレッスン曲よりもレベルが高い子も多いのですが、
その上、いつもより早くに譜読みを完成させなければいけないので、
大変な話です
こんな計画、誰が決めたのでしょう
生徒たちは文句も言わず
(多少文句が聞こえないこともないけど、聞かなかったことにして!)
目の前の楽譜と向き合っています
そんな中、先日のレッスンで、
ソロ曲の盛り上がりになる、その曲の中で一番難しい部分の左手がうまくいかないと
自己申告した生徒がいました。
それでも、そのほかは譜読みできているので、
その子にとったら、かなりのがんばりです
で、その自己申告の場面を聞くと…
なるほど、なるほど…
とっても不安そうに弾いておいでです
その子は、聴覚優位なので、
普段、楽譜を見ながらピアノを弾くことがちょっと難しいタイプです。
その場面は、臨時記号(♯や♭)や指使いの難しい場面で、
楽譜を見ながらではないと、私でも不安になりそう
楽譜を見ながら弾くことが難しいタイプなのですが、
できないわけではありません。
普段のレッスンでも、
うまく行かないところは、私が手元を隠すと弾けるので、
弾くだけの力は持っているのです。
それを本人が知らないのです。
知りたくないのかもしれません…。
今回も、手元を隠すと、
隠しているのに、手元を見ようとします(笑)
なので今度は、
頭が下を向かないように、楽譜のほうにむけたまま、
頭を押さえました
そしたら、魔法にかかったようにスラスラ~っと弾けるのです
本人もうれしそう
あなたの手は、もうちゃんと鍵盤の場所を分かっているの。
あなたが楽譜を見て、この音を弾きたい!この指で弾きたい!と思ったら、
ちゃんとその通りに動いてくれるの!
だから、もうじっと見ていなくていいんだよ。
この手は“ひとりでおつかい”できるんだから!
と伝えました。
その後、篠原みな子先生に教えていただいた、
頭の位置が上がる体操をして…、
そしたら、肩の力を抜いて弾くことができました
自分の手を信じて弾くこと。
ここには、それまでの積み重ねや背景も必要なこともあるでしょうけれど、
素直に自分の手を信じたら、
心配な気持ちで、じっと見つめるよりも、
ずっと簡単に上手になれる気がします
自分の手を信じて弾くことで、
文字通り「自信」につながっていったらいいなぁと思います
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