豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

小豆島に行ってきた・1(2023年9月10日)

2023年09月14日 | あれこれ
 
 9月10日から11日の2日間、香川の小豆島に行ってきた。

 9月10日(日曜)8時48分東京駅発のぞみ63号広島行きに乗車。
 丸の内口の券売所で、乗車券は東京ー高松、新幹線は東京ー岡山という場合はどのように買うのか券売機前に立っていた案内係のお兄さん(どういう身分かは不明)に尋ねると、全部ボタンを押してやってくれた。さらに、岡山ー高松間のマリンライナーは在来線のため普通席では座れないことがあるというので、指定券も購入した。
 8時30分頃に17番ホーム(?)に登ると、すでに車両はホームに入っていて、乗車を待つ列も並び始めていた。3号車の自由席の行列に並ぶ。前から10人目くらい。10分ほど待つとドアが開いて乗車が始まる。同行の息子と並んで、日の当たらない進行方向右側に座る。座席は発車前にけっこう埋まって、2人並んで座れる座席はなくなった。
 昔、阿川弘之のエッセイに、東京駅で新幹線に乗り込むと広島県人と岡山県人は顔を見ただけで区別がつく、という趣旨のものがあった。阿川は広島県人でそう言うのだが、ぼくには区別はつかない。
 下の写真は、有楽町駅を通過する新幹線の車窓から。

     

 新幹線に乗るのは久しぶり。2020年に定年になって以降は初めてである。
 右側の座席は富士山が見えるはずだが、気がつかないうちに通過してしまったらしく、気がつくと三島駅を通過していた。どこかで「常葉大学」の看板が見え、それからしばらく行った所に「菊川」駅があった。甲子園に出てくる「常葉菊川」というのはこの辺りの高校なのだろう。
 名古屋からインバウンドの外国人が山のように乗ってくる。半袖からのぞいた太い腕に刺青がしてある屈強で不気味なのもいた。

     

 12時05分に岡山駅着。孫のために、発車したのぞみ号の後ろ姿を撮ったり(上の写真)、在来線への乗換口がすぐに見つからなかったりで、12時13分ぎりぎりでマリンライナー29号高松行きに乗ることができた。
 マリンライナーの自由席は座れなくはなかったが、2人並んでは座れなかったかもしれない。指定席は一番先頭の1号車だったが、座席は2階建て車両の下の階だった。途中駅に停車すると、ホームが目の高さにあった。
     

 岡山側の水島を出て、しまなみ街道(?)の鉄橋を渡ると(上の写真)、四国香川の坂出に到着。それから程なく13時05分に終点高松駅に到着。下の写真はわれわれが乗ってきたマリンライナー。

     

 その昔雑誌の編集者をやっている頃に、高松に出張したことがあったが、高松のホテルがどこもいっぱいだったので、仕方なく玉島(玉野だったかも?)の旅館に投宿して、翌日宇野から宇高連絡船で高松入りしたことがあった。
 大学時代の同級生で三井造船(確か?)の社員だったのが玉島にいたので、呼び出して寂れたバーで飲んだ。12時近くに宿に戻ると玄関が閉まっていたので、呼び鈴を押すと寝間着姿の女将が出てきて「寝られやしない!」と怒鳴られた。日本旅館というのはそういうものだったのか。
 現在の高松駅にはもはや宇高連絡船の到着桟橋はないが、広い改札口に向かうと、なぜか宇高連絡船で高松に到着した40年以上前のその時の記憶がよみがえってきた。どこかに面影が残っているのだろうか。

     

 上の写真は高松駅ビル。
 小豆島に向かう高速艇の出発まで30分あるので、高松駅前のうどん屋でうどんを食べることにする。駅を出たすぐの道を渡ったところに「うどん」の看板が見えたので、そこに入る。10人以上は並んでいたが、流れ作業であっという間に注文、配膳(?お盆のうえに乗っける作業)、支払いが終わるシステム。
 ぶっかけやまかけうどん、冷やし、小を注文、刻みネギと天かすは無料。美味しそうだったのでかぼちゃの天ぷらをプラスする。あわせて500円ちょっとだったか。
 香川でうどんを食べて外れということはない。その昔フェリーの船内で食べた200円(今は何円か知らないが)のうどんでさえ美味しかった。
     

 13時40分高松港発の高速艇で小豆島に向かう。
     

 若い頃はJR岡山駅からバスで岡山港に行き、そこからフェリーで小豆島に行っていたが、岡山港が改修されて小豆島行きの乗り場が不便になってからは、飛行機かマリンライナーで高松経由で行くようになった。
 高速艇は45分の所要時間で、14時15分に小豆島の土庄港(とのしょう)に到着。
 高速艇の車窓(?)から、懐かしい「かどやごま油」の工場と看板が見えた(下の写真)。土庄港のランドマークである。そして今日の宿になるオーキドホテルも見えていた。このホテルの建物も土庄港のランドマーク的存在だが、宿泊するのは今回が初めてである(冒頭の写真)。

     
     
 以前は、どのホテルでもフロントは24時間あいていたが、今回はフロントの営業は24時までと書いてあった。数十年前の玉島の日本旅館と同じである。ホテルマン(パーソン)の働き方改革も進んでいるのだろう。当然の趨勢である。

     

 最後に、翌日11日にマイクロバスの車窓から偶然見かけた小豆島大観音の姿を。突然現れたので、小豆島にこんな巨像があったのかと驚いた。 

 2023年9月14日 記
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小豆島に行ってきた・2(2023... | トップ | R・ポストゲート『十二人の評... »

あれこれ」カテゴリの最新記事