豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

小豆島に行ってきた・2(2023年9月10~11日)

2023年09月13日 | あれこれ
 9月10日、11日の2日間、香川県の小豆島に行ってきた。
 小豆島は家内の生れたところだが、縁戚の葬儀に出席のための旅行である。  

 2日目の9月11日(月)は午前中に告別式を終え、火葬も済ませて、午後3時すぎには早や帰途に就く。寒霞渓への観光道路沿いにある火葬場へ向かう送迎バスの窓から、小豆島大観音なる巨像が見えた。下の写真。
 3歳の孫は、いま大仏にはまっていて、地球の歩き方「世界の巨像」が愛読書なのだが、さぞ見たかっただろうと思う。

 

 午後3時(15時45分)土庄港(とのしょう)発のフェリーに乗って高松へ。下の写真の真ん中が高松へ向かうフェリー。向うの方が高松行きの高速艇(45分で高松に着く)、手前は豊島経由宇野行きのフェリーだった(と思う)。

      

 高松港までのフェリーの所要時間はジャスト1時間。高速艇より15分時間がかかるが、時間に余裕があるならフェリーのほうがはるかに旅情がある。下の写真はフェリーの甲板から眺めた高松方面の遠景。

     

 16時45分すぎに高松港に到着。
 高松空港行きの高速バスは、飛行機の発着に連動しているので、われわれが乗る飛行機に間に合わせるバスは17時45分まで来ない。
 1時間を待合所で過ごすのも退屈である。

     

 ぼくはすでに2回か3回行ったことがあるが、同道の息子は行ったことがないと言うので、駅前から徒歩3分くらい、道を挟んだ東側にある旧玉藻城跡の玉藻(たまも)公園を散歩することにする。上の写真は入口に立つ石碑。
 喪服や荷物はバスターミナルの手荷物預かり所に預ける。6時(18時)で閉まるけれど大丈夫ですかと確認されたが、玉藻公園を歩くだけなので大丈夫です、と答える。

     

 公園内に入って、まず天守閣跡に登る。
 天守閣は消失していて、石垣だけが残っている。石段や頂上の周囲には鉄パイプの手すりが施されていて興ざめと思ったが、いざ登ってみると石段は段差が不ぞろい、天辺は(高所恐怖症気味のぼくには)目がくらむ高さで、手すりがなかったらめまいで落下してしまったかもしれない。
 上の写真は天守閣跡から眺めた高松港方面。左遠方に琴電の駅舎と車両が見える。ランドマークの高松クレメントホテルも見えている。

 天守閣跡の石段を下って、今度は瀬戸内海に面した櫓(名前は忘れてしまった)に向かう。
 玉藻城は「水城」というらしく、海からも船で出入りすることができる構造になっている。昔「ブラタモリ」でやっていた。
 下の写真は右側が天守閣の石垣。

     

     

 案内板を見ると、櫓の向うには小豆島が見えるらしいが、残念ながら、木々が邪魔をして小豆島は見えなかった。フェリーに乗っている間は曇っていたのだが、この頃には日がさして、夕日を浴びた櫓の白壁がきれいに輝いていた。冒頭の写真も玉藻城の櫓。
 下の写真の櫓の後方に小豆島はあるらしい。

     

 約40分の見学でバス停に戻り、荷物を受け取って、17時45分発の高松空港行きリムジンバスの乗りこむ。途中のバス停で満席になり、数人は補助席に座る。
 進行右手、西日に讃岐富士のシルエットが映えていた。「赤富士」風である。ただしあの山が本当に「讃岐富士」なのかどうかは不明。わが家のなかで勝手にそう見えるので、そう呼んでいるだけである。

     

 19時40分発ANA540便に搭乗、ほぼ定刻の21時ちょっと過ぎに羽田着。折よく石神井公園行きリムジンバスに乗ることができ(このバスも満席だった)、23時すぎに無事帰宅した。

 2023年9月13日 記
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