引きつづき、断捨離の途上シリーズ。
せっせと本を捨てているのだが、2、3冊ずつのため、なかなか減らない。
残りの人生で、もう読むことはないだろうという予測が難しいのである。
R・D・ウィングフィールドの「フロスト警部」シリーズも迷ったが、結局捨てることにした。1冊500頁~700頁もある推理小説(警察小説?)を読むことはないだろう。
BSで時おりやっている「フロスト警部」で十分だろう。
そういえば、数日前に、BS放送560チャンネル、AXNミステリーで、フロストの第1回を再放送していた。はじめて見たような気がした。
第1回では、まだフロストの奥さんが存命だった。しかし、第1回の途中で奥さんは亡くなり、妹(義妹)がアメリカから手伝いにやってくるのだが、結局フロストとけんかして帰っていく。このあたりは見た記憶がある。

第1話は「クリスマスのフロスト」のテレビ映画化のようである。
「クリスマスのフロスト」が1994年(原作は1984年、原題は“Frost at Christmas”
)、「フロスト日和」が1997年(1987年、原題は“A Touch of Frost”)、第3作が「夜のフロスト」が(2001年、原題は“Night Frost)、いずれも創元推理文庫である。
などとと書いているうちに、捨てるのがちょっともったいなくなってきた。
テレビ放映もいつまでも続くわけではないだろうし・・・。
しかし、捨てよう!
ついでながら、12月22日(土)の夕方から夜にかけて、“テンプル駅地下診療所のDr. ミルトン”というのをやっていた。題名が長ったらしい(原題は“Temple”)。
妻の「死」から話が始まるところはフロストと同じだが、状況設定にかなり無理があるために、リアリティーが感じられなかった。
1話から最終回の8話まで一挙放送だったが、途中は見なくても大丈夫そうな展開だったので、地上波でやっていたフィギュアの女子フリーを見たりした。
ラストも、都合のよいドンパチ芝居で、韓流ドラマのようなC級サスペンス。
題名からして、どんな話だろうと期待してみたのだが、がっかりした。
2019.12.24 記