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箱根登山鉄道2000形(アレグラ塗装編成)~内装も他編成とは異なる姿に

2015-03-12 | 小田急グループ

先日「MAKIKYUのページ」では、箱根登山鉄道の新型車両・3000形「アレグラ号」に関して取り上げましたが、現在同形は基本的に既存車両・2000形2両編成と併結し、3両で運行しています。

この編成で運行している列車は、強羅方1両がアレグラ号、箱根湯本方2両が2000形となり、アレグラ号が2編成とも稼動している場合、アレグラ号+2000形の3両編成が2編成運行する事になります。


MAKIKYUが先月箱根登山鉄道を利用した際も、2形式併結の3両編成が2本稼動しており、MAKIKYUがアレグラ号に乗車した際には、後部2両はアレグラ号と同色に塗装変更された2000形が併結、この装いの2000形は1編成のみの存在となっています。


この2000形は行先表示器がLED式、前面は3色表示ながらも、側面だけ白色表示となっており、前面と側面で表示色が異なっているのが特徴ですが、このちぐはぐな状態がずっと続くのか、それとも今後前面も白色に改められるのかも気になる所です。

また2両編成の2000形は、アレグラ号導入までの間は混雑時でも2両編成で運行する状況だった事もあってか、輸送力対策でオールロングシート化されているのも大きな特徴となっています。


その中でもアレグラ号塗装の2000形は、内装も木目調の暖かみを感じるものに改められ、木目はドア部分だけ色彩が異なっていますが、ドア部分が他よりも薄い色となっているのは、木目の内装で有名な阪急電車とは逆の傾向と言えます。
(阪急電車で近年登場した車両や、リニューアルされた車両は、化粧板がドア部分のみ他より濃い色になっています)


つり革もアレグラ号で用いられている特徴的な形状の吊り輪と同形状の色違い、座席モケットも小田急線でも見られる登山鉄道の標準タイプとは異なるものが用いられており、他の既存車両とは一風異なる雰囲気になっているのが大きな特徴です。

時期的には中堅格の車両ですので、今後他編成でも、この1編成に続いて同種の内装に改められる編成が続くのかも気になる所です。



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