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阪東自動車・天王台駅~布佐駅

2006-10-13 | 北総監獄

今日MAKIKYUは、所用で東葛地区(千葉県の北西部・柏や我孫子[Abiko]など)の某所へ出向いていましたが、その帰りには記事タイトルになっている天王台駅~布佐駅間の阪東バスに乗車してきました。

この系統は概ね1時間間隔で運行されており、ほぼ平行して走るJR成田線(我孫子支線)が30分間隔で運行されているので、平時はあまり利用価値はありませんが、この成田線は結構輸送障害が発生しますので、それを考えるとこの路線の存在を頭に入れておくと便利かもしれません。

ただJRで天王台~布佐間を移動する場合、一旦我孫子駅まで常磐線で出て乗り換えるか、徒歩10分程度の無人駅・東我孫子駅を利用することになりますので、両区間をダイレクトに結ぶという意味では価値はあり、今日乗車した限りでは全区間を乗り通す乗客はMAKIKYU以外には居ませんでしたが、天王台駅から乗車した乗客の中には、湖北[Kohoku]駅入口や新木[Araki]駅入口で下車する乗客も見かけました。

ちなみに運賃は乗り通しても320円ですのでJRよりは割高ですが、天王台~布佐間が約10km離れている事も考えると、路線バスの運賃水準としてはむしろ安い方で、これはこの路線に限らず阪東バス全体に当てはまります。

これは布佐の隣にある木下[Kioroshi]駅から出る「北総監獄(千葉ニュータウン)に拠点を置く大手の分社」のバスとは大違いで、今日MAKIKYUは布佐駅から北総監獄まで自転車で30分程移動しましたが、これと大差ない距離でも320円を越えている(木下駅~北総監獄中央駅:360円など)といえば、どれだけ格差があるかお分かり頂けると思います。
(この北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)は更に酷く、これは論外ですね)

北総監獄を一歩離れただけでも交通事情がここまで変わりますので、北総監獄が如何に公共交通の不毛地帯であるかを感じさせられます。

また阪東バスでは、天王台駅~湖北駅までの間を湖北台団地経由で運行するバスも運行しており、こちらはJR成田線が概ね毎時2本しか運行されないのに対し、昼間でも毎時5本程度運行されています。

この系統の天王台駅発最終は成田線より遅い24時過ぎ、運賃も180円と割安で利用価値は大きいですが、阪東バスでは首都圏各地で普及している「バス共通カード」の使用が出来ないのが難点です。

ちなみにMAKIKYUは以前、一時期阪東バスを頻繁に利用していた時期もありましたが、最近は年に1~2回程度利用する程度で、今回乗車したのは比較的新しいノンステップ車でしたが、夜で暗く写真もないので、代わりに昨年阪東バスの別系統に乗車した際の画像を掲載します。

この会社の車両は、最近は低床ノンステップバスが随分と導入され、その前にもワンステップバスが入っており、これらは日野といすゞの2メーカーが導入されていますが、以前は日野車のみでした。

ただ純正の他に、写真の様な富士重工製の車体を載せた車両もまだ走っていますが、比較的車両の使用年数が短く、他事業者へ移籍する車両(主に系列会社)も多いですので、この様な車両に乗車されたい方は早めに行かれた方が良さそうです。

この他阪東バスとは話が変わりますが、我孫子駅~竜角寺台(最寄駅:安食[Ajiki])間を概ねJR成田線に添う形で終電後に運行される深夜バスを、ニュー東豊という新興のバス会社が先月から運行開始しており、今後この会社は天王台駅(北口)~湖北駅などの路線も運行する模様です。

MAKIKYUはまだバス停を見ただけで、同社の車両を見た事もありませんが、深夜バスは1時過ぎに我孫子駅を出る便もあり、利用価値はありそうです。

(お断り)この記事は直接北総監獄(千葉ニュータウン)に関連するものではありませんが、近隣地域という事で「北総監獄」カテゴリーで取り扱わせて頂きました。



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