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東京モノレール・列車代行バスに乗車~運転本数は限られるものの…

2010-04-10 | バス[首都圏]

   
 

今日は今年春の青春18きっぷ有効期間最終日で、MAKIKYUはまだ手元に1回分が未使用だった青春18きっぷがありましたので、この1回分を使用して身延線などに乗車したのですが、その後夜に都心へ戻った後は青春18きっぷが通用するJR線以外に、東京モノレールにも乗車する機会がありました。

東京モノレールは今日、午後から羽田空港の国際線新ターミナル駅(天空橋~新整備場間)建設に伴う線路切替を行うため、昭和島以南の区間で列車を運休し、他鉄道(京急など)に振替乗車を行うと共に、運休区間でバスによる代行輸送を行う事は、以前から様々な所で告知していましたので、ご存知の方も多いかと思います。

MAKIKYUが東京モノレールに乗車したのは20時過ぎで、今日は浜松町~天空橋間での利用でしたので、線路切替工事による運休対象区間が含まれています。

同区間は都営浅草線(大門)~京急線経由などでの振替乗車も可能でしたが、振替乗車ルートは普段でもその気になれば乗れるのに対し、代行輸送は滅多に体験できないという事もあり、モノレールと代行バスを乗り継ぐ行程を選択したものでした。

今回の東京モノレール代行輸送においては、代行バスが単純に列車運休区間各駅を結ぶ運行形態ではなく、運休区間の一つ手前にある流通センター駅を起点に循環するルートと、京急の駅と整備場を結ぶ2ルートの3ルートで運行されたのが大きな特徴です。

MAKIKYUはその内前者の代行バスに、流通センター駅→天空橋駅間で乗車したのですが、この代行バスは今回の代行輸送におけるメインルートともいえる存在で、流通センター駅を出るといきなり羽田空港へ向かい、第2・第1両ターミナルに停車した後、新整備場を経て天空橋駅に到達(その後昭和島駅を経て流通センター駅へ)しますので、普段ならモノレールで3駅の流通センター~天空橋間は、夜間で道路が空いていたにも関わらず、40分以上の時間を要したものでした。

昭和島以南の区間を利用する乗客の大半は航空旅客と空港関係者で、都心方面~羽田空港間は鉄道による振替輸送も行われた事から、この代行バスは30分毎と、都内にしては閑散ダイヤでの運行でした。

代行バスの利用区間によっては、MAKIKYUの様に通常より所要時間が大幅に長くなる事から、利用客はごく僅かな途中駅間の利用者を除くと、運休を知らずに乗車した乗客の救済と、物好き以外は殆ど…という雰囲気でした。

そのため代行バスは座席が埋まるかどうかという程度の乗客数で、浜松町から乗車したモノレールの乗客も、大半は天王洲アイルで下車している状況でしたので、MAKIKYUが乗車した夜の時間帯においては、振替輸送を確保しておけば土曜日だけあり、この程度の代行輸送でも充分と言う事を実証していた様にも感じたものでした。

ちなみに今回の代行輸送は、MAKIKYUが乗車した流通センター駅発着の循環ルートをはじめ、整備場関連のピストン輸送も、見た限りでは京浜急行バス大森営業所のみ目撃していますが、土曜日である事や代行輸送の規模を考えると、同所だけでも充分と感じる雰囲気でした。

また代行輸送を行う各停留所では、東京モノレール係員が案内と運賃収受を行っていたものの、代行バス自体には東京モノレール係員は乗務せず、運賃収受こそ行わない(運賃箱の金庫もセットしない状況で運行)ものの、通常の路線バスと同様のワンマン運転を行っていたのも特徴でした。

写真は代行輸送として運行する京浜急行バスと、バス側面に貼られた経由地案内、今回の列車運休に関する告知です。

あとおまけとして普段ならまず有り得ない、普通昭和島行の表示ばかりが並ぶ浜松町駅の発車案内(しかも「羽田空港へは品川駅から京急線をご利用下さい」という、いつもこんな案内を流したら京急が大喜びしそうな内容の案内も出ていました)と、代行バス乗車途中に目撃した線路切替工事の様子を捉えた写真も公開しておきます。



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