「MAKIKYUのページ」では、以前にも東洋経済新聞社が発表している「住みよさランキング」に関して取り上げたことがありますが、18日に2014年版の「住みよさランキング」が発表されました。
「住みよさランキング2014」の記事内容に関してご覧になりたい方は、こちらをクリックして下さい。
このランキングでは、以前住みよい自治体の首位に、首都圏の中では個人的には絶対に住みたくない町の筆頭とも言える「千葉県印西市」がトップにランクインしており、住みたくない自治体のワーストランキングなのでは…と目を疑う状況でした。
MAKIKYUは以前不本意ながらも、この「千葉県印西市」の「北総監獄(通称千葉ニュータウン)」に止む無く身を置かざるを得なかった事があり、オフラインで私的な付き合いのある人物も、大半は「こんな町には絶対住みたくない」と口を揃えて発言する様な自治体ですが、2014年のランキングではまたも「千葉県印西市」が「住みよさランキング」の首位に取り上げられている有様でした。
印西市は地方の離島や発展途上国などに比べれば、まだマシとは言えども、首都圏の中では公共交通の不毛地帯と言っても過言ではなく、余りに高額過ぎる運賃で悪評名高い上に、首都圏の地下鉄運行車両の中ではダントツのワースト車両を未だに使い続けている「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の惨状等は、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中でも、ご存知の方も多いかと思います。
(駅構内掲出運賃表の画像は、以前「MAKIKYUのページ」で使用した画像の再掲載で、現在とは若干運賃が異なりますが、他路線とは比べ物にならない状況は相変わらずで、画像と現状の際は数十円程度しかありません)
東洋経済新聞社が用いている統計を元に割り出した数値上の優劣と、実際に住みたいと感じる町と言うのは、余りに乖離していると言わざるを得ないのが実態で、是非住みたい沿線、日常的に乗りたい電車として「開発を止めた某鉄道」やその沿線を選びたいと感じる人物が、一体どれだけ居るのかも気になるものです。
(少なくともMAKIKYUの周囲では、オフライン上で「開発を止めた某鉄道」やその沿線を賞賛する人物は皆無ですので…)
このランキングを元に「住み良い町」として、「北総監獄」を住宅販売などで売り込む不動産広告などを見ると、都合の良いものは何でも…とも感じ、首都圏各地で住宅購入などを検討されている方は、住みよさランキングは余り鵜呑みにしない方が良いかと思います。
またMAKIKYUはまだ利用した事はありませんが、「開発を止めた某鉄道」の余りの惨状故に、今月に入ってから住民有志による鉄道並行路線バス(生活バスちばにう)の本格運行も始まり、ネット上でもこのバスの状況などに関して取り上げたブログ記事などを散見します。
「生活バスちばにう」運行開始のお陰で、北総監獄における公共交通の状況が「マシ」にはなっても、それでも首都圏全体の中では決して良いとは言い難いのが事実で、「住みよさランキング」を弾き出すにあたり、公共交通を取り巻く状況などを加味した数値抽出を行えば、ランキングは随分異なるのでは…と感じたものでした。
少なくともMAKIKYUの個人的な見解としては、地価などは割高になるものの、昔何年も住んでいた神奈川県大和市や、現在の居住地・神奈川県横浜市などは、一時期MAKIKYUが身を置かざるを得なかった千葉県印西市に比べれば遥かに住みやすいと感じており、印西市やその周辺自治体には、できることならもう2度と住みたくないと感じていますので…