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福江島を走る五島自動車(2)~58MC以外の大型兼用車

2014-06-19 | バス[九州離島・沖縄]

 
先日「MAKIKYUのページ」では、五島列島の福江島を走る五島自動車(五島バス)の主力車両となっている西日本車体工業(西工)製58MCボディを載せた兼用車に関して取り上げましたが、西工ボディが96MCにモデルチェンジされてからも、五島自動車では58MCと類似した仕様の兼用車が数台導入されています。
(五島自動車と比較的仕様が類似している西工製兼用車を多数導入し、現在も走らせている壱岐交通では、96MCの兼用車は存在しておらず、同年式の兼用車は三菱純正(エアロスター)ばかりとなっています)

わざわざ狙い撃ちしなくても、福江港ターミナルなどに居れば嫌でも遭遇する状況の58MCとは異なり、五島バスの96MCは余り数の多い車両ではない事もあってか、MAKIKYUは姿を見ただけで乗車機会はない状況でしたが、こちらも58MCと同様に日野製といすず製の2種類が存在し、58MCと同様に公式側後部のルーバー有無などで、両者を識別する事が可能です。


また西工製ボディだけでなく、日野純正(ブルーリボン)も活躍しており、これも余り数の多い車両ではありませんが、こちらには一度乗車機会がありました。

ただ日野製の大型兼用車は、西工と純正の双方が存在するのに対し、いすず製大型兼用車でキュービックやエルガなどの純正は存在しておらず、大型兼用車自体も近年は導入されていませんので、日野製もブルーリボンシティなどは見かけない状況でした。

近年五島バスでは車両のダウンサイズ化が進み、一般路線車は専ら中型車かそれ以下のサイズと言う状況ですが、中型車に関しても近日中に追って取り上げたいと思います。