今日から韓国全羅南道・麗水(Yeosu)市で「麗水世界博覧会」と称する海洋万博が開催され、これに伴いMAKIKYUが韓国へ足を運ぶ際にも愛用しているJR九州高速船のジェットフォイル「BEETLE」も、万博開催期間限定で福岡~麗水間の航路(運航日限定)が運航されます。
MAKIKYUはおよそ3ヶ月間の万博開催期間中に韓国へ足を運ぶ見込みはなく、万博を見物する可能性も限りなく低い状況ですが、2月に韓国へ足を運んだ際には、万博開催都市の麗水にも足を運んだものでした。
麗水はKORAIL全羅(Jeolla)線の終点駅にもなっており、KORAILの旅客駅で最も南に位置する駅としても知られています。
全羅線も以前は単線非電化でローカルムード溢れる路線だったものの、今では高速列車KTX-山川も乗り入れる複線電化の路線に変貌し、随所で線路付け替えが行われています。
随分前に乗車した時とは別路線かと見違える程でしたが、麗水周辺の海沿いを走る区間は、山を突き抜けるトンネルになってしまい、全羅線でオーシャンビューを堪能できる区間がなくなってしまったのは惜しい限りです。
終着の麗水駅とその周辺の線路などは、海洋万博開催に伴って用地を提供する事になり、麗水駅は以前よりやや北側(順天方向)に移設されると共に、駅名も麗水EXPO駅に改められ、以前の面影は全く…という状況です。
そして駅舎前には万博キャラクター(ヨニ・スニ)の姿が見受けられるのは、EXPO会場最寄駅ならではです。
またMAKIKYUが麗水EXPO駅を利用した際には、旧麗水駅周辺まで市内バスを利用した後、麗水EXPO駅を目指したものでしたが、麗水EXPO駅は発着市内バス路線が限られ、公共交通の便は余り芳しくない印象を受けたものでした。
そのため旧麗水駅周辺から10分程徒歩で移動したのですが、麗水EXPO駅近くが万博の入口になり、ここから旧麗水駅一帯が万博会場になる事もあって、ずっと工事現場脇を通る格好となり、建設途上の記録として麗水EXPO駅と共に写真を載せたいと思います。
あと麗水の市内バスに関しては、近日中に別記事で取り上げたいと思います。