皆様、いつも「MAKIKYUのページ」にアクセスありがとうございます。
最近多忙故にずっと放置状態になっており、一部でサイト閉鎖やアドレス変更によるリンク切れなどが発生していたリンク集ですが、本日修正を行い、現在リンク中のサイト紹介順序などを入れ替えさせて頂きました。
(タイトル順に1~・A~・あ~の順番です)
リンク切れや予告なく長期間更新されていないサイトに関しては、リンク集から削除させて頂きましたのでご了承下さい。
現在リンク中のサイトでのリンク漏れや修正事項等、また長期間更新されていないサイト管理者の方で、更新再開と共にリンク再開の希望がありましたら、お手数ですがMAKIKYU宛にお知らせ下さい。
(勿論今後新たにリンクを希望される方も歓迎します)
今回のリンク集修正では、リンク開始後にHP・ブログ等の取扱内容が変わるページ等もあり、一部サイトで紹介文と実情が乖離する状況も発生しているため、サイト紹介文を削除し、HP・ブログタイトルと管理者名、サイトアドレスのみの表記に改めさせて頂きましたのでご了承下さい。
またカテゴリー整理を行い、路線バスに関してのカテゴリーは、一般路線以外のバス(送迎バスや無料シャトルバス・貸切バスなど)を取り扱う事も考慮し、全て「バス[各地域名]」に改めています。
各地域別に分類しているカテゴリーの中でも、中部地方の鉄道とバス関連の記事を取り扱うカテゴリーは、取扱対象地域が広い上に、記事数もかなる増えていますので、新潟・長野・山梨の甲信越3県及び富山・石川・福井の北陸3県関連記事を取り扱う[甲信越・北陸]と、静岡・愛知・岐阜3県と今まで近畿カテゴリーで取り扱っていた三重県の4県関連記事を取り扱う[東海]カテゴリーに分割しました。
(本当は北海道・東北や中国・四国もカテゴリー分割したいのですが、goo blogの現行仕様ではカテゴリーを30までしか設定できませんので、今回は現状維持とさせて頂きます)
この他に国内船舶に関するカテゴリー(日本発着の国際航路を含む)のカテゴリーを新設、一部記事をこのカテゴリーに移動させると共に、記事数の少ない「韓国その他」と「中国その他」を統合して「海外その他」へ、「リンク集」と「このページについて」を「リンク集とこのページについて」へカテゴリー統合しています。
(この告知記事へのコメントはできません。また当記事へのトラックバックもご遠慮下さい)
東京メトロでは先月、銀座線で新型車両1000系が運行を開始し、同社HPでは同系に関する特設ページも開設され、車両自体も側面戸袋部分に運行開始をPRするステッカーが掲出されるなど、東京メトロ発足後に導入された新型車両の中でも、力の入れ様は際立っている様に感じます。
特設ページでは充当予定列車の時刻も公開され、まだ1編成だけながらも、その気になれば比較的容易に乗車できる状況ですが、運行時刻を見ると、数日前丁度都合の良い時間に1000系充当列車の運転がありましたので、初めて同系に乗車したものでした。
1000系は営団→東京メトロでは一般的なアルミ合金製車体を採用した車両ながらも、銀色無塗装+ラインカラーのカラーテープというメトロ各線で一般的な装いではなく、昔の塗装車を連想させるレモンイエローの装いとなっているのが大きな特徴で、現在銀色の電車ばかりが行き交う東京メトロにあっては、非常に目立つ存在です。
装いだけでなく、前面ライトなども昔の電車のイメージを取り入れたものとなっており、外見だけを見ると路面電車などでよく見るレトロ電車に近い存在にも感じます。
しかしながら車内に足を踏み入れると、レトロな印象は全くなく、メトロ発足後の新型車における特徴と、銀座線ならではの独自性を融合させた車両と感じたもので、営団時代末期の典型とも言える既存車両01系とは、全く異なる雰囲気が漂います。
また第3軌条方式の地下鉄では、トンネル高さが低い事も影響してか、冷房装置の設置空間を確保する為に車内天井部分に段差が見受けられる車両が多く存在しますが、1000系は首都圏の最新鋭車両だけあって当然冷房車ながらも、天井は平滑になっており、車端部分に妙な出っ張り(写真左側:この部分は窓の大きさも異なりますので、外から見ても目立ちます)が存在するのも大きな特徴です。
車内の照明でLEDを採用している事も、東京メトロ側が大々的に謳っており、現在他社でも試験導入事例が相次いでいる事や、節電が必須の時勢を踏まえると、今後普及が進むかと思いますが、メトロと名乗る地下鉄事業者でも、ソウルメトロなどは既に車内照明でLED採用が当たり前、新型車だけでなく既存車両の車内照明LED化もかなり進行していますので、東京メトロもようやくといった感があります。
車内照明でLEDを採用する場合、通常の蛍光灯とは異なり、形状の制約が薄れますので、その気になれば蛍光灯グローブ付き車両に近い見付けに仕立てる事も容易です。
しかし1000系の場合、MAKIKYUが見た限りでは首都圏を走る大半の通勤型電車と同様に、照明に関しては余り見付けに配慮した雰囲気は感じられず、この点でもソウルメトロなどに比べて見劣りが否めません。
(内装自体のグレードは、簡素な印象が強いソウルメトロに比べ、結構凝ったデザインの車両が多い東京メトロの方が格上の印象があるのですが…)
1000系では2種類のLED照明を試用し、他線でも試験導入車両が走っている様ですので、今後どの様な展開になるのか気になる所ですが、一般的な蛍光灯でグローブを付けない車両でも、関西などでは見付けに配慮した車両が幾つも存在し、多少の工夫だけで大したコストも要しないかと思いますので、この点は今後の改善に期待したいものです。
この1000系は今後、現在活躍中の01系の置き換えで導入され、数年後の銀座線は同系ばかりという状況になるかと思いますが、01系は製造年次に幅があるとはいえ、比較的新しい車両の中にはVVVFインバーター制御(IGBT)を採用し、最近の下手な新型車両(某社レンズ付きフィルムに良く似た名称で呼ばれる事が多い電車や、この車両の部品を多用した車両など)よりもはるかに良いと感じますし、それ以外の車両もその気になれば更新して使い続けても…と感じる程です。
その様な状況の中で、敢えて01系を淘汰して1000系を導入するのは、銀座線のホームドア設置&ワンマン運転化などを容易にする狙いもあるかと思いますが、01系を全て廃車解体するのであれば、随分勿体無い気もします。
01系のメトロ他路線転用はまず不可能、国内地方私鉄への譲渡なども、特殊な車両規格もあって実現可能性は極めて低いかと思います。
旧営団時代末期や、東京メトロ発足後でも幾つかの前例がある海外譲渡が行われるか、或いは東西線車両で前例のあるアルミリサイクルで、新造車製造の際に活用する取り組みが行われるのかも気になる所で、新型車1000系と共に、これから銀座線を追われる01系の動向にも注目したいものです。