MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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しばらく更新がストップしていましたが…

2009-10-27 | Weblog

皆様、いつも「MAKIKYUのページ」へアクセス頂きありがとうございます。

14日以来しばらく更新がストップしており、14日の記事でもしばらく更新が出来ない旨を告知していた「MAKIKYUのページ」ですが、14日~22日まで旅行に出向いており、その後は昨日までずっと仕事に追われている状況でした。

こんな状況ですので、旅行中に撮影した写真の取り込みも今日出来た程で、未だに物品整理すら追いつかず…という有様ですが、ようやく今日ブログ更新も可能な状況になりましたので、旅行後の更新を再開します。

今回の旅行では、出発前の告知記事(14日付)で横浜市内~福岡市内間の新幹線乗車券+指定席特急券とホテル宿泊券、それにJR九州の「ナイスゴーイングカード」(30歳未満のみ入会可能な若者向けの会員カードで、500円の入会金を払うと九州内JR線割引の特典などがあります)を写した画像を掲載(現在は削除)していましたので、九州の何処かを廻っていたのだろうと思っていた方も多いかと思います。

MAKIKYUは周囲の人物に、何処かへ行くの?と聞かれた際も、一部を除いて「とりあえず新幹線で博多まで…」と話していましたので、帰還後に旅行の事を話すと、博多から僅か数百キロ離れた所へ出向いただけにも関わらず、結構驚かれたものですが、勘の良い方等は、ナイスゴーイングカードを持ち歩きながらも、なぜわざわざ金・土・日祝日以外の日を旅行日程に選んで…と思う方もいたはずで、それが今回の旅行日程を組むポイントの一つにもなっています。

というのも、ナイスゴーイングカードは金・土・日・祝日などにJR九州の鉄道線を101km以上利用する際の割引(料金も含めて4割引・経路に九州新幹線が含まれる場合は3割引)の他に、JR九州高速船「BEETLE」(以前は直営でしたが、現在は分社化されています)の割引特典も設けられています。

BEETLEのナイスゴーイングカード会員割引は、JR鉄道線とは対照的に月~木曜日の博多出発に限定されており、今回の旅行ではこの割引を受けられる日をわざわざ選んだのですが、ナイスゴーイングカード会員割引でのBEETLE利用は、往復で有効期限が最大7日間と短めに設定されており、この事も今回の旅行日程を組む大きな要因となっています。
(ちなみにナイスゴーイングカード会員割引での乗船券発券は、九州内のJR九州旅行各支店と博多港国際旅客ターミナル内に限られますが、事前に電話予約で当日購入の旨を伝えれば、九州以外からでも容易に利用できます)

ここまで記せばMAKIKYUがどんな旅行をしたか推測できる方が多いかと思いますが、BEETLEは福岡・博多港~韓国・釜山港間を片道約3時間で結ぶ航路ですので、福岡で前泊した後に15日に高速船で釜山へ向かい、その後韓国内を1週間駆け回って21日に帰国、後泊1泊の後帰還しています。

今回の旅行はMAKIKYUにとって、2年半ぶりとなる久々の海外旅行にもなったのですが、BEETLEのお陰で飛行機嫌いのMAKIKYUでも日本国内から片道約3時間・運賃もナイスゴーイングカード会員割引で往復15000円(この他に燃料サーチャージやターミナル利用料が若干加算されます)と、気兼ねなく手頃に韓国旅行を楽しめるのは魅力です。

 
そのためMAKIKYUは既に何度もBEETLEを利用しており、お陰でMAKIKYUのパスポートにある日本出国・帰国のスタンプは半分以上が博多(今回の旅行では何故か、今まで空白となっていた最初のページに日本の出国と帰国印が押されています)という程で、知名度も九州各地や山口県などでは極めて高いものの、MAKIKYUの周囲では利用した話を聞く機会がないどころか、存在自体を知らない人物も多数いるなど、首都圏など東日本では知名度が比較的低いのは残念な限りです。

今回の旅行で使用した新幹線の乗車券を購入した某大手系旅行会社の人間でも、BEETLEの存在を知らなかった程(首都圏発の韓国旅行は、パッケージ商品がほぼ航空機利用に限られてしまっている事も大きいと思いますが、この様なスタッフが飛行機に抵抗のある韓国旅行希望者に航空機利用を勧めてしまい、旅行そのものを断念するか、憂鬱な気持ちで旅行出発に挑まざるを得ない旅行者を生み出しているのは悲しい限りです)でしたが、JRで国内各地を駆け回っていて、更にもう少し先まで足を伸ばして…と思っている方や、「飛行機は嫌でも韓国には是非…」と思っている方には、是非BEETLE利用をおススメしたいものです。

また韓国へ行けば物価は日本の半分程度、まして交通費や宿泊費などはそれ以下かと感じてしまう程安く、今回の旅行でも韓国内での出費は土産品購入を除くと日本円に換算して1日平均5000円程度(今回の旅行では韓国内での交通機関や宿泊施設の事前手配はなく、全て現地手配です)でしたので、福岡からの韓国旅行は非常に手頃で、その上ちょっと街中を歩き回るだけでも、日頃生活している日本国内とは一味違った雰囲気が楽しめるのも魅力です。

しかしながら今回の旅行では、日本国内でのJR線が移動距離の半分以上を占めており、今年2月に四国へ出向く際にも利用した日本旅行の個人型ビジネス向けパッケージ(新幹線のぞみ号普通車指定席往復+ホテル1泊がセット)を用いて多少安くなっているとはいえ、新幹線+ホテル1泊だけで33000円(実際はこれより少し安くなっているのですが…)、これに加えて別途手配した帰国後の博多での後泊1泊分にJR以外の交通費などを加えると40000円程度を要しています。
(ちなみに今回利用したビジネス向けパッケージ商品は韓国利用を想定したものではなく、旅行会社での商品購入時にも、九州で知人宅にでも滞在するのかと聞かれた程でしたが、往復の乗車日も2週間程度までなら離れていても大丈夫です。
宿泊もセットになっている1泊以外は個別手配可ですので、首都圏発の韓国旅行で博多までの新幹線を少しでも安く利用したいと思うならおススメですが、乗り遅れの際は当日の後続「のぞみ」号自由席利用が可能なものの、日程変更やキャンセル料などが一般の乗車券類とは異なる点は要注意です)

そのため今回の旅行では日本国内分の出費が半分近くを占めており、国内旅行なのか海外旅行なのか分からない程と言っても過言ではなく、日本の物価の高さを改めて感じさせられたものですが、韓国へ旅行に行く事だけを考えるならば、韓国に近く、BEETLEに乗って韓国へすぐ行ける福岡市やその周辺に住んでいる方々が羨ましく感じたものです。

なお今回の韓国旅行では2年半ぶりの訪韓、また今年になってから新路線の開通などが相次いだ事もあり、今回の旅行で初めて利用した列車や路線などが幾つも…という状況ですが、まだ写真の整理などが追いついておらず、これらの記事公開に関しては恐らく来月に入ってからになると思いますので、もう暫くお待ち下さい。