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MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

東葉高速鉄道2000系~運賃に見合ったサービス提供を目指し、内装は独自性を追求した新型車両

2007-01-28 | 北総監獄

昨日は東京メトロ5000系電車が永年活躍してきた東西線からもうじき引退という事で、それにちなんだ撮影会が開かれ、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には参加された方も居られるかと思います。(MAKIKYUはあいにく所用で参加出来ませんでしたが…)

ちなみに東西線では5000系の置き換えで05系と呼ばれる車両(先頭形状が変化した後期製造車両は新05系と呼ばれる事もあります)が導入されています(最近は有楽町線から07系の転属もありましたが…)が、相互直通運転を行っている東葉高速鉄道も開業時は旧営団から購入した5000系の改造車である1000系と呼ばれる電車を導入しており、こちらも最近になって東京メトロと同様に車両置き換えを実施して一足早く昨年末には車両置き換えを完了しています。

この車両置き換えに伴って導入された2000系と呼ばれる新車は昨日MAKIKYUも所用の帰りに乗車し、東西線の撮影会へ行かれた方の中にも往復の道程で乗車された方が居られるかと思いますが、05系の最新バージョンと同等の車両という事もあり、外観は塗装が異なる事を除くと、JR線乗り入れに対応していない事以外は05系とほぼ同様で、性能的にも全く同一です。

これは独自車両を設計するのに比べるとコストダウンに貢献している様ですが、車内外のデザインはベースとなっている車両の完成度が高い事もあって、神奈川県内元中小の某大手私鉄新車とは異なり、内容的には概ね満足の行くものと感じます。

また車内は構成こそ東京メトロ車両と同等とはいえ、内装でさほど余計なコストを掛けずとも独自性を出している事は大いに評価できる事で、グレー系の化粧板に緑系の座席モケット、そしてブラインドは黄色といったオリジナリティを感じるモノになっていますが、座席はメーカー標準品を用いている関係で形状が今一つと感じられ、はめ込まれる様な感触の座り心地は少々頂けず、これは数少ない難点という気がします。
(それでも首都圏某大手私鉄で最近流行の「ブカブカ」した異様な感触の座席よりは良い気がしますが…)

これは東葉高速鉄道の10km程北側を走り、余りに高額な運賃で悪評名高い北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の親会社と内装どころかドアステッカーまで同一で全くやる気の感じられない最新型車とは大違いで、これは競合他社の存在が影響しているからなのかも知れません。

ただ東葉高速鉄道が他社に比べて運賃面では割高で不利(それでも普通運賃はTX・SR・りんかい線などよりは高いですが、「開発を止めた某鉄道」に比べればまだ多少は安いです)な分、車両面と利便性の付加価値といった高品位なサービス提供で選ばれる鉄道を目指している事の現われとも感じますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も東西線や東葉高速線でこの2000系を見かけた際は、是非乗車されて同社の心意気を感じ取ってみては如何でしょうか?

そして近隣の「開発を止めた某鉄道」にも少しはまともなサービスを期待したい所ですが、ここは「高過ぎる・運行本数が少ない」といった状況は相変わらずで何を期待してもダメそうなので、もう諦めるしかない気がします。

なおこの記事は「北総監獄」に隣接する市町村を走る電車ということで、「北総監獄」カテゴリーでの取り扱いとさせて頂きます。


北総監獄に珍車出没~でも有難みは…

2006-12-13 | 北総監獄
今日MAKIKYUは所用で都内某所へ出向いていましたが、その帰りには「MAKIKYUのページ」でも時折取り上げている、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る余りに高額な運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)を止む無く利用する羽目に…
(本当は利用したくないのですが、北総監獄に幽閉されている以上は必要悪ですので…)

その際には先日行われた都営浅草線直通各線のダイヤ改正に伴って、「開発を止めた某鉄道」に乗り入れる様になった、同社の親会社の車両が運用される列車(列車番号のアルファベットはK)に乗車する事になりましたが、今日はこの列車に珍車が出没という事で取り上げたいと思います。
(随分以前は、この会社の車両が多少乗り入れていた時期もあったのですが…)

新ダイヤでこの会社の車両が「開発を止めた某鉄道」に乗り入れるのは平日のみで、しかも夕方の8両編成1往復に限られますので、偶然遭遇した場合は別ですが、敢えて狙い撃ちしない限り「開発を止めた某鉄道」の線内では滅多に乗車できるものではありません。

MAKIKYUの友人の中には、「開発を止めた某鉄道」の極めて高額な運賃もモノともせずに乗り入れ開始初日(一昨日)に敢えて沿線外から乗車に来た者もいますが、この日は「開発を止めた某鉄道」に同仕様の車両が存在しない3400形が運用された模様で、その友人は残念がっていましたが羨ましく感じます。

ちなみにMAKIKYUが乗車した本日は…記事にする位ですので、タイトルを見ただけで気になる方も居られるかと思いますが、3001編成での運行でした。

この車両は「開発を止めた某鉄道」の親会社の最新型車両で、最近大量に増備されていますので特に珍しい車両ではありませんが、最初に製造された1編成以外は全て6両編成となっており、この鉄道線内の普通列車が主な任務となっています。

そのため地下鉄へ乗り入れる機会も比較的少なく、同社の車両は8両編成しか乗り入れない「開発を止めた某鉄道」や「某急行電鉄」(京浜地区を走る大手私鉄:赤い電車)では希少な存在となっています。

その中でも「某急行電鉄」へは羽田空港方面へ乗り入れる同社の車両が用いられる運用が多数存在しますので、入線する確率もそれなりにありますが、平日の1往復しか乗り入れない「開発を止めた某鉄道」に、他形式の8両編成が多数存在する中でこの車両が充当される確率となると、極めて低いものとなります。

ここまで事情を記すと、「開発を止めた某鉄道」ではそう簡単に姿を見られる車両ではないという事が、大抵の方にはお分かり頂けるかと思いますが、希少な珍車の割には有難みを感じないのも事実です。

というのも、「開発を止めた某鉄道」にはこの形式と同仕様で、帯色だけが異なり内装はおろかドアステッカーまで同じという個性に乏しい最新型車・7500形が在籍していますので、日頃乗車する車両と何ら変わりないという事が挙げられます。

ただそれでも「開発を止めた某鉄道」では非常に希少な存在というだけあって、それなりに注目を集めている様で、今日も乗車中に途中駅で撮影している方なども見受けられる状況でした。

それにしてもこの新3000形、「開発を止めた某鉄道」に営業列車で乗り入れたのは何度目なのでしょうか?(初めてではありませんが、指の数以内である事は確実です)

MAKIKYUも乗車記念として下車時に一枚撮影しておきましたが、この記事の画像は、2006年内限定掲載につき削除させて頂きましたのでご了承下さい。

あとこの車両に関する記事は以前にも掲載していますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧下さい。

北総監獄を走る電車~H:1600形更新車(通称:改悪)

2006-12-10 | 北総監獄
今日は首都圏の都営浅草線や乗り入れ路線、それと新京成がダイヤ改正を実施し、随分色々な所で話題にもなっていますが、今回のダイヤ改正ではスカイライナーの船橋駅停車や千葉線~新京成直通運転開始など、京成電鉄関連の動きが非常に顕著になっています。

ただ今回の改正では京成本線の上野~成田空港間などを走る「特急」が一部を除いて京成佐倉以遠で各駅停車に格下げとなり、一部時間帯のみが現行の形態で「快特」となる事もあって、今回のダイヤは「改悪」では…という話も一部では出ている様です。

ところで「改悪」という言葉ですが、MAKIKYUは浅草線関連でこの言葉を聞くとダイヤよりも車両を思い浮かべてしまい、それが今日取り上げるH:1600形の更新車です。

この車両は幾つもの社局の車両が入り乱れる浅草線やその直通運転路線で、列車番号の社局識別部に「H」を用いる京浜地区~三浦半島方面に路線を持つ某大手私鉄に所属する車両で、都営浅草線や今回の改正で大きな動きがある京成電鉄をはじめ、余りに高額な運賃で悪評名高い北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)にも乗り入れるなど、活躍範囲が非常に広いのも特徴です。

1600形は1980年代中頃から製造開始された1500形車両の中で、1600番台の6・8両固定編成車両を示し、直流モーターを用いた界磁チョッパ制御を採用している車両ですが、この後にVVVFインバーター制御にモデルチェンジした1700番台も製造されています。

この車両は近年になって更新工事が実施され、現在では大半の車両がこの工事を終えていますが、この工事を行った車両が前面床下にスカートが取り付けられ、また大半の編成で行先表示幕が英文入りの白地幕に交換されているので、更新車を見分けることは比較的容易に出来ます。

車内も随分手が加えられ、バリアフリー対応のドアチャイムやドア上LED式案内表示器の設置など評価できる点もありますが、内装が全面的に取り替えられ、床材などはどうも…といった感じの黄色いモノに取り替えられています。

また座席はご丁寧にも床下のヒーターを撤去して片持ち式に交換(何故か最前部だけは違いますが…)していますが、この座席が「ブカブカ」(以前「MAKIKYUのページ」の別記事で取り上げた事があります)した異様な感触のモノで、MAKIKYUとしてはこれは改悪以外の何者でもないと感じ、この事に起因して「改悪」と呼んでいますが、周囲の人間の中にはこれを「改善」と言っているモノも居り、1600形の更新に関する評価は人によって大きく分かれる様です。

この座席は最近、この某大手私鉄の新製車両や更新工事施工車両で増えているモノで、新製車では車端部にクロスシートが設けられ、ここは「ブカブカ」した感触の座席ではありませんので、ここへ逃げ込めばまだ何とかなるのですが、この車両に限るとご丁寧に座席を交換していながら、車端部クロスシートの設置もありません(この某大手私鉄にはツイングルシートとやらの余剰部品が多数あるはずなのですが…)ので、これがやってくるとMAKIKYUは「無座」を余儀なくされます。

開発を止めた某鉄道」の余りに高過ぎる運賃を払わされながら、乗り入れ車両とはいえこの車両がやって来た時は非常に腹立たしいもので、こんな座席に否応無く座らされるか、「無座」を余儀なくされるのは不快極まりないですが、せめてこの手の車両は他社線へ送り込まず、自社線内限定にして頂きたいと思う今日この頃です。
(最近登場したこの形式のVVVF改造車に限って言えば、自社線内限定の様ですが…MAKIKYUはまだこの改造車の実車を見た事がありません)

また「改悪」は1600番台の車両だけではなく、最近では1700番台の車両にも及び始めていまして、MAKIKYUはこちらにも止む無く乗車した事が何度かありますが、これも出来ることであればコストのかかる不必要な座席交換は取り止めてモケット交換程度に留め、その分浮かせたコストで長距離区間や羽田空港発着の運賃を値下げして運賃不均衡(途中駅で一旦改札を出場して乗車券を買い直すと、通しで乗車するより安くなるケースが多数あります)を是正して頂きたいのが本音です。

しかしまだまだこの手の「改悪」は続きそうで、MAKIKYUも日頃不本意ながら利用せざるを得ない「開発を止めた某鉄道」やその乗り入れ線区の利用がますます鬱になりそうです。

写真は「開発を止めた某鉄道」に乗り入れた1600形・これで一駅300円は勘弁です。

印西市ふれあいバス~今月の再編で登場した新型車

2006-12-05 | 北総監獄

 

「MAKIKYUのページ」では先日、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)の中核となっている街・千葉県印西市のふれあいバス(コミュニティバス)の再編に関しての記事を掲載しましたが、昨日MAKIKYUもこのバスを視察して参りましたので、今日はその状況などを報告したいと思います。

このふれあいバスは、JR木下駅から徒歩10分程度の場所に立地する印西市役所を基点に、北総監獄方面を循環する西ルート(永治地区・北総監獄中央駅などを経由)と中ルート(印西牧の原駅・高花地区などを経由)、小林方面を循環する東ルートと、市役所を発着せず、高額運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の印西牧の原駅を基点に、同線の北総監獄中央駅や松崎地区などを循環する南ルートの4ルートが存在していますが、他の自治体を通過する区間には停留所を設けず、その様な区間では停留所間隔が空く路線設定は相変わらずです。

再編後のルートは各ルート共に一周約1時間と以前に比べて所要時間は短縮され、その分増便もされていますが、今までは直通で行けた所が乗り換えとなるケースも多数存在しています。

これに関しては今回の再編で運賃が値下げ(200円均一→100円均一)されていますので、2乗車分でも運賃は以前と同額なのですが、運行受託会社「北総監獄に拠点を置く大手の分社」の一般路線・神崎線で実績のある乗継制度(乗継券を発行)も設定されており、北総監獄内から小林まで片道100円で移動する事も可能です。

この乗継券は運行ルート毎に色を変えており、同一ルートへの乗り換えは不可能となっていますが、乗客数もさほど多くなく、また乗継券を必要とする乗客が少ない事もあって、大阪市バスなどで用いられている機械発券のモノではなく、乗務員がボールペンで日付を直接記入する形式を採用しています。

ちなみに今回MAKIKYUは再編された4コースの内、東ルートを除く3ルートに乗車して来ましたが、昨日乗車した限りでは南ルートと東ルートに日野製ノンステップの新型車両が使用され、市役所と北総監獄を結ぶ2ルートには既存車両(日野LIESSE)が用いられていました。
(乗車を検討されている方は参考までに…但し変更される可能性もありますのでご注意!)

ただ既存車両もMAKIKYUの予想に反して新型車と同様の装いに改められ、再編に合わせて登場したヘンテコマスコット・ポン太(狸)とコン助(狐)のデザイン入りとなりましたが、これは辺鄙な北総監獄に生息していると思われる狸や狐などの野獣を威嚇せず、ふれあいバスが彼らの仲間である事を訴えかけている様にも感じられ、また印西市の市花にもなっている秋桜をちりばめたデザインになっているのも特徴です。

写真は東ルートで活躍する新型ノンステップ車で、始発の印西市役所で撮影したモノですが、ここではほぼ同時刻に3ルートが発着しますので、車両検査などによる代走が発生しない限り、最低1台はこの新型車両に遭遇する事が可能です。

この車両はノンステップですので乗降は容易で、またマニュアル車とはいえFFシフトを装備しているのも特徴ですが、こんな短い車体にも関わらずドアを2箇所設置している事もあってドア側の座席はロングシート3人分しかなく、それ以外も反対側に前方向き5脚と段差を上がった最後部に1列の座席があるのみですので、座席数はかなり少ないですが、現状ではこれでも十分賄えそうな感じです。

印西市は辺鄙な所ですので、こんな首都圏の辺境まで足を伸ばされる方は少ないかと思いますが、運賃も100円と割安でバス共通カードの使用も可能ですので、怖い物見たさで北総監獄の惨状を視察されたい方には絶好の交通機関で、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様がこの辺境へ足を伸ばされる機会がありましたら是非乗車をオススメしたいと思います。
(但し休日や早朝・夜間の運行はありませんのでご注意下さい)

ちなみに乗車を希望される方は、印西市HPの「ふれあいバス」項目に運行時刻や路線図などが掲載されていますので、興味のある方はアクセスされると良いかと思います。


2枚投入対応機…北総監獄中央駅にもようやく登場

2006-12-02 | 北総監獄
日頃MAKIKYUは首都圏各地を駆け回り、「MAKIKYUのページ」のタイトルでもその事を謳っていますが、移動手段は公共交通機関を用いる事が大半で、そうなると様々な路線の駅を用いる事にもなりますが、その中には不本意ながらも利用せざるを得ない駅もあり、その代表格といえるのが北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の北総監獄中央駅です。

この駅は開業時から自動改札機が導入され、途中で自動改札機の入れ替えも行われていますが、長い間2枚投入対応の新型自動改札機は導入されていませんでした。

これは「開発を止めた某鉄道」が格安運賃を自負(実態は以下の通りですが…)している様で、1000円のパスネットが1枚あれば北総監獄中央駅を利用する乗客の大半は用が足り、また他社線に跨って乗車する乗客も少数なので回数券利用客も支障無しと考えていた可能性が高そうですが、MAKIKYUがこの駅を利用する際は回数券を利用して他社線に跨って利用する事が多く、またパスネットで利用する際も片道で1000円を超えてしまうケースが多い状況でしたので、下車時には精算機や有人窓口へ廻らざるを得ない事が頻繁に発生していました。
(ちなみに北総監獄中央駅からは新鎌ヶ谷[11.1㎞]まで570円、<京成>日暮里[34.4㎞]まで1010円、<都営>日本橋[36.0㎞]まで1110円です)

ただ格安運賃を自負しているからなのか、他社に比べて2枚投入対応機の導入が遅れていた「開発を止めた某鉄道」も、最近ではPASMO導入に対応させる為に新型改札機を導入せざるを得なくなり、最近は東松戸や新鎌ヶ谷といった駅で2枚投入機が登場していましたが、北総監獄中央駅でも今日ようやく導入されました。

この新型自動改札機は、何故か媒体が親会社と同じ色配置となっており、全く同じモノかと思われますが、最近「開発を止めた某鉄道」は導入した新型車の内装やドアステッカーまで親会社と同じモノで、改札機まで全く同じとなれば、運賃も同じにして頂きたいモノで、上記に例示した様な運賃は頂けない気がしますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何お考えでしょうか?

また北総監獄中央駅では自動改札機入れ替えに伴い、従来5台だった改札機が6台に増設されており、その内3台が新型の2枚投入対応機です。

それと新型機の間に挟まれた従来型の改札機も以前は東芝製の改札機が5台設置され、これは乗車券を投入した際に強く引っ張られる様な感触とガチガチとした作動音が特徴でしたが、今回の新型改札機導入に合わせて新型機と同様の日本信号製に交換され、これは旧公団線内の他駅から移設して来た可能性が高いと思いますが、こちらは乗車券を投入した際の感触がスムーズに感じられるのも特徴です。

あと別件ですが、10日にダイヤ改正が実施される京成電鉄の時刻表(350円)が本日発売開始され、MAKIKYUも早速購入しましたが、これには「開発を止めた某鉄道」のダイヤも掲載されており、10日以降は平日の夕方1本のみですが、現段階では定期的に乗り入れる列車がない親会社の車両が北総監獄へ乗り入れる様です。

またスカイライナーの船橋停車や昼間の快速佐倉打ち止め、新京成~千葉線の乗り入れ開始といった大きく取り上げられている事の他に、ダイヤを見る限りでは平日昼間の高砂or青砥~西馬込間列車での「赤い電車」の運用や、昼間(平日・土休日共)の成田~芝山千代田間列車が4両→6両に変更されるなどの変化がある様ですが、高砂or青砥~西馬込間列車への「赤い電車」の運用や、芝山鉄道乗り入れ列車への6両編成充当の必要性を疑問に感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?

写真は本日撮影した北総監獄中央駅の改札前です。

北総監獄を走るコミュニティバス:印西市ふれあいバスにポン太とコン助登場

2006-12-01 | 北総監獄

 

今日から12月、季節は冬という事でこれから寒くて大変な時期ですが、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)の中核をなす印西市という田舎町では、今月からふれあいバス(コミュニティバス)の再編が行われます。

またこれに関係しているのか、昨日は「北総監獄に拠点を置く大手の分社」の一般路線用マイクロバスが監獄内を走り回っている姿も見かけられました。

再編の内容としては路線改変(3系統→4系統へ)が最も大きな変動で、今までは各系統ともに旧市街の大森地区(JR木下(きおろし)駅から徒歩圏です)にある市役所を起終点(始発・最終の入出庫は例外)としていた片方向の循環運行が、系統によっては南部の北総監獄地域内のみの循環となっています。

各系統ともにやたらとあちこちを経由して所要時間がかかり、運行効率が悪かったルートが1時間程度のルートに短縮された事もあって、増発(4~5本程度→8本程度)されて両方向の循環に改められているなど、利便性向上は大きく向上されていますが、運行事業者は従来通り「北総監獄に拠点を置く大手の分社」が受託しています。

この他に運賃の値下げ(200円均一→100円均一)やJR木下駅、「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の北総監獄中央駅などの鉄道駅への乗り入れ、ノンステップ車両の配備(2台)が行われているのも特徴ですが、今回の再編に伴って3台使用されていた車両の内の小型バス1台(三菱AEROMIDI MJ)が運用から外され、既存の車両はリフト付きマイクロバス(日野LIESSE)2台のみとなっています。

印西市のふれあいバスは今までが余りに酷過ぎ、乗客の代わりに空気を運んでいる状況でしたので、最初からこの位の路線策定が出来なかったのか疑問に感じると共に、印西市という辺境の自治体における能力の低さが露呈されたのではと痛感します。

また今回の再編にあわせてふれあいバスのマスコットキャラクターが設定され、2匹のヘンテコなキャラクターが登場していますが、公募で決まった名前はスタンプポン太(タヌキ)とウエストコン助(キツネ)で、これは今回の再編にあわせて導入される最新型ノンステップ車の車体や、再編に伴って交換された新しいバス停ポールなどにも描かれています。

このマスコットキャラクターは、ポン太が「ポンポンとお客さんがバスを利用してくれる様に」、コン助が「やんちゃな感じがする」というのが命名理由らしく、また2匹の名字であるスタンプ(印)とウエスト(西)をあわせて「印西」になる様で、北総監獄の特別服役囚として住民登録もされる様です。

ポン太の方はスタンプという名字を名乗る位ですので、なんだか訳の分からない印鑑を隠し持っていそうな気配を感じますが、これは「北総監獄は駄目な街」という烙印の様に思えてなりません。

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、このキャラクターが描かれたバスを見て、こんなバスの走る街に住みたいと思われる方も居られるかもしれませんが、ここには一歩足を踏み入れてしまうともう地獄ですので、狸(ポン太)と狐(コン助)に騙されない様に注意が必要です。
(日頃「MAKIKYUのページ」にアクセス頂いている皆様方は、北総監獄の惨状に関してご存知かと思いますし、初めてアクセスされた方も「北総監獄」カテゴリーの各記事を見て頂ければ、間違っても入獄(居住)願望は湧かないと思います)

ただJR木下駅などからふれあいバスをうまく活用すれば、皆様が北総監獄に所用などがあって訪問される際に、余りに高額な運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」を使わずに済むケースも想定されますし、このバスの運賃は100円均一で、ふれあいバスの運行を受託している「北総監獄に拠点を置く大手の分社」の一般路線と同様にバス共通カードの使用も可能ですので、利用価値は結構高いかと思います。

しかし運行日が月曜日~土曜日(祝日を除く)に限られ、また運行時間帯も概ね17時台で終了してしまいますので、利用する際は注意が必要です。

写真はふれあいバス使用車両(既存のLIESSE)と、マスコットキャラクター入りの新しいバス停ポールです。


北総監獄を走る電車~H:1000形

2006-11-19 | 北総監獄
今日は一昨日も取り上げた、北総監獄(千葉ニュータウン)を走る高額運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)を走る車両について取り上げたいと思います。

この車両は列車番号で「H」が付く、この「開発を止めた某鉄道」に現在定期的に乗り入れる唯一の大手私鉄に所属する1000形と呼ばれる車両で、製造年代は1960年以前~1970年代後半までと長い事からバリエーションも色々あり、大きく分けると屋根上の冷房装置が分散型の前期形と、集中式を採用した後期形に分けられます。

前期形が活躍していた頃は、この車両が「開発を止めた某鉄道」に乗り入れた事もあり、また「開発を止めた某鉄道」自体も1000形の前期形を中古で譲り受け、見るからに不似合いな銀色(+青帯)で7150形と称して走らせていた事もあり、この車両の末期にはカラードアと称してドア毎に異なる塗装を施した見るに堪えない醜態となって近づくのも躊躇う状況でした。

この前期形は一部が香川県の高松琴平電気鉄道(琴電)にも譲渡され、こちらは今でも現役で走っており、MAKIKYUもこれにも乗車した事があります。
(これは車内も余り手を入れていませんので、首都圏に連れ戻された錯覚を覚えます)

現在は後期形のみが活躍し、現在「開発を止めた某鉄道」に乗り入れる1000形も後期形に該当しますが、現在は後期形にも廃車が発生し徐々に数を減らしています。

また編成の組み換えやブレーキ方式の相違などの要因で地下鉄直通用の8両編成が減少し、地下鉄を越えて更に先に位置する「開発を止めた某鉄道」でも見かける機会は減少していますが、6両編成で自社線内運用に就く車両は結構多く、極端な快特(優等列車)優先ダイヤでこれに乗客が偏重し、手を焼いた同社が対策として車内広告などで積極的に告知している普通車(各駅停車)の魅力再発見にも一役買っています。
(MAKIKYUもこの鉄道に限らず、時間に余裕のある際は優等列車に何度か抜かされながらも、ゆったりと過ごせる大手私鉄の各駅停車に1時間位乗車する事は結構あります。車内広告で告知となると極端な事例ですが、皆様も混雑緩和への貢献を兼ねて各駅停車を積極的に利用されては如何でしょうか?)

ちなみにこの車両、古いながらも高速運転には随分こだわる(その分は運賃に転嫁されていますが…)大手私鉄の車両と言うだけあって、高速走行時に異音を発する事もなく、また発進・加速時の振動も年代の割にはさほどありませんので走りは比較的安定しています。

車内もこの大手私鉄が最近導入・改装した車両の様な「ブカブカ」した異様な座席ではなく、内装も淡緑色の化粧板をはじめとした寒色系の落ち着いた感じで、「開発を止めた某鉄道」の老兵7250形よりはずっと程度の良い車両です。

ただこの会社が以前こだわり続けていた片開きの客用ドアや、ドア脇の座席付近に荷棚とつながるポールがないなど、混雑の激しい首都圏で通勤車両として使うには不適な面もあり、この点は少々使い難そうですが、「ブカブカ」した異様な座席の同社新型車両や荒れ放題の「開発を止めた某鉄道」の車両に比べるとこちらの方が居住性の面では有難い存在です。
(さすがに地下鉄から乗り入れてくる車両には劣りますが…)

しかしながら車歴は30年を越えたモノが多く、まして高速運転で酷使されていますので比較的老朽化が進んでいる事も予想され、その上高加速運転を行う為に全車電動車方式を採用し、それもエネルギー効率の悪い抵抗制御車ですので、「開発を止めた某鉄道」で姿を見られるのはそう長くなさそうです。

この大手私鉄が地下鉄直通運用からこの1000形を外すのは時間の問題だと思いますが、「開発を止めた某鉄道」も一昨日取り上げた7250形の様な出来栄えの悪い親会社のボロ車両をリースする位なら、せめて廃車になるこの車両でも入れて頂きたいものです。
(ただし以前の7150形の様に気味悪い塗装にされるのは御免ですので、なるべく原形に近い形でという条件付ですが…)

北総監獄を走る電車~N:7250形…特急列車でも大活躍

2006-11-17 | 北総監獄

 

今日は北総監獄(千葉ニュータウン)を走る、高額運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の車両を紹介します。

この7250形と呼ばれる車両は、列車番号で「N」が付く「開発を止めた某鉄道」に所属する車両で、元は親会社をお払い箱になった旧型車両がリースされたものです。

そのためこの「開発を止めた某鉄道」自体の最初の開通区間が1979年にも関わらず、この車両は1960年代製となっており、当然この鉄道の中では最も古い車両です。

「開発を止めた某鉄道」の中でこの車両だけはグレー地に塗られた塗装車両(他はステンレス車体)ですが、この鉄道の開通当初に導入された7000形と呼ばれるヘンテコな形(Σ形)をした奇抜な電車に廃車が発生した現在でも、未だにしぶとく活躍しています。

それどころか、この「開発を止めた某鉄道」はこの車両をえらく気に入っている様で、一編成(厳密には4両2編成ですが…)しか在籍していない7250形は「開発を止めた某鉄道」の花形列車で平日朝の上り方向のみで運行される最優等種別「特急」で優先的に運用(ただし「開発を止めた某鉄道」の車両で運用される列車の話で、乗り入れ先の地下鉄車両で運用される列車には当然来ません)されている様で、この特急列車を見た際には7250形が走っている姿をMAKIKYUもよく見かけますし、逆に土休日に7250形が稼動している姿を見かける事は比較的少ない気がします。

これはなるべく通勤客などが多数利用する列車に運用する事で、看板車両を少しでも多くの乗客がこの車両の恩恵に授かれる様にすると共に、割安な乗車券(高割引の土休日回数券が沿線でバラ売りされ、また「開発を止めた某鉄道」自体も一定期間の土休日には一日乗車券を販売します)での乗客が増える土休日に、この車両を安い単価で乗車させるのは勿体無いと考えている様に思えてなりません。

ちなみにこの車両が運用される特急の時刻は、北総監獄にある「開発を止めた某鉄道」の基点・某日本医大駅を7時30分前に出発する特急が該当し、その後は主に普通で運用されます。
(この車両が他の運用に入ったり、その日の運用がない場合などで他車両が運行される事も結構ありますが、それでも荒れ放題の惨状に呆れるかと思います)

MAKIKYUの個人的な印象としては、あれだけ高い運賃を取ってこんなモノといった感じで、鬱陶しい内装や利きの悪い空調、発進・加速時の大きい衝撃や高速走行時の異音などは不快極まりなく感じられ、先週この鉄道の普通列車で乗車した際も余りの酷さに腹立たしい限りでしたが、「開発を止めた某鉄道」としては「こんな斬新で素晴らしい車両が特急料金無しで乗車できてお値打ち」とでも考えていそうな気配を感じます。

ちなみにこの車両を用いた特急列車のお値段(運賃)を、北総監獄中央駅からの主要区間を例に挙げますと以下の様になります。(☆は途中の泉岳寺で接続列車に乗り換え・また運賃・㎞数は他社線乗り入れ区間を含みます)
~品川(43.4㎞) 1290円(51270円)☆
~日本橋(36.0㎞) 1110円(45080円)
~青砥(25.0㎞) 890円(37020円)

左側が普通運賃(片道)・右側が通勤定期(1ヶ月)の運賃ですが、このお値段は特急料金無料とはいえ他社の有料特急並み、或いはそれ以上といった所で、私鉄有料特急の代表的な例を挙げますと…

小田急(VSE)・新宿~町田(30.8㎞) 360円+400円=760円
小田急(EXE)・新宿~本厚木(45.4㎞) 480円+550円=1030円
東武(SPECIA)・浅草~春日部(35.3㎞) 500円+500円=1000円
近鉄(ACE)・京都~大和西大寺(34.6㎞) 540円+500円=1040円
南海(Rapit)・難波~泉佐野(34.0㎞) 580円+500円=1080円

また私鉄有料特急に比べて割高と言われるJRの特急を事例に出しますと…

JR東日本(E257系100番台・255系)・東京~蘇我(43.0㎞) 740円+500円=1240円
JR九州(885系・783系)・鳥栖~佐賀(25.0㎞) 450円+300円=750円

以上はお値段の左側が普通運賃・中央が特急料金・右側が合計額で、会社名脇の( )内は使用される代表的な車両の一例を示しています。

これらを見ていただくとお分かり頂けると思いますが、北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」の特急列車は、特急料金不要とはいえ運賃だけで他社の有料特急を上回っています。

これらの有料特急の中で、SPECIAと255系にはまだ乗車した事がありませんが、それ以外の各車両に乗車した限りではどれもそれなりのグレードを備えているかと感じます。

また他社で特急料金不要の特急における代表的事例を挙げますと…

京王(8000系・7000系)・新宿~京王八王子(37.9㎞) 350円(13190円)
東急(5050系・9000系)・渋谷~横浜(24.2㎞) 260円(9670円)
阪急(6300系・9300系)・梅田~河原町(47.7㎞) 390円(15070円)
京阪(8000系・9000系)・淀屋橋~三条(49.3㎞) 400円(14990円)
西鉄(8000系・5000系)・西鉄福岡(天神)~西鉄久留米(38.6㎞) 600円(22280円) 
山陽電鉄(5000系)・山陽姫路~山陽明石(39.0㎞) 680円(22620円)

会社名の右側は代表的な使用車両、左側が普通運賃(片道)・右側が通勤定期(1ヶ月)の運賃ですが、これを見て頂くと分かる通りどれも「開発を止めた某鉄道」と比べて大幅に安く、これは首都圏や京阪神の大手私鉄だけでなく、九州の西鉄や中小私鉄の山陽電車でも言える事です。

この様な事を言い出すと、これらの私鉄は「安かろう悪かろう」ではないかと反論する方もいるかもしれませんが、ここに挙げた事例の特急で用いられる車両はどれも「開発を止めた某鉄道」の7250形より程度の良い車両で、特に関東2社と西鉄5000系以外のクロスシート車はかなり出来栄えの良い車両です。

またこの事例の中では割合古い部類に入り、沿線乗客からも決して歓迎される車両とは言えないロングシートの京王7000系や西鉄5000系といった車両でも、「開発を止めた某鉄道」の7250形なんかに比べたら居住性や内装ははるかに優れていると感じます。

ましてや斬新なデザインや独自色の強い豪華な内装が特徴の小田急VSEや南海Rapit、JR九州885系(白いかもめ)などとは比較にも値せず、これらの有料特急より高い金額を徴収しているとは情けないを通り越して呆れ返る状況で、殿様商売にも程があるのでは…と少なくともMAKIKYUは感じます。

ただ通称「NKTH」と呼ばれるこの「開発を止めた某鉄道」やその直通運転線区に愛着を持たれている方々からは、VSEやRapit、885系(白いかもめ)なんかは7250形とは比べ物にならない粗末な車両で、この7250形の価値を考えればむしろ特急列車としてはお値打ち、と考えられる方も居られるかと思います。
(開発を止めた某鉄道」に愛想を尽かしているMAKIKYUはこんな事は絶対考えられませんが…)

その様な事を考え、毎日自腹で運賃を負担してでも7250形の特急電車で通勤したいと考えている方は、北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」の駅前に最近新築マンションなども多数出来ていますので、これらの購入を検討するなどして北総監獄への移住(入獄)を決断されても良いかもしれません。
(毎日こんな列車には乗りたくないと思う方は、北総監獄への移住は止めた方が無難です。北総監獄の服役囚(住民)の中にもMAKIKYUの様に嫌気がさしている者もいますので…)

ちなみに写真は「開発を止めた某鉄道」の7250形を用いた特急列車(北総監獄中央駅にて)と、「開発を止めた某鉄道」の始発・某日本医大駅にある運賃表(1駅たったの(?)300円・3駅乗って570円)です。
(北総監獄中央駅の運賃表は、このカテゴリーの別記事で既に既出です)

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は、これを見てどう思われるでしょうか?

「開発を止めた某鉄道」7250形の特急列車でこの運賃は頂けない…と思う方をはじめ、この車両の特急こそ素晴らしいと思われる方など、何かこの7250形や他の比較対象にした特急列車に関する感想などありましたら、コメントもお気軽にどうぞ。


新京成電鉄8000形(1)~近い内に千葉へも

2006-11-07 | 北総監獄
昨日MAKIKYUは都内へ出向く所用があり、その際少々時間に余裕があったので久々に新京成経由で行きましたが、そこでは最近新塗装に装いを改めた8000形が出没しましたので、今日はこの車両を取り上げたいと思います。

8000形は新京成初の冷房車で、また両開き扉を採用した本格的な新造車(現在も残存している旧型の800形は後に冷房改造されたもので、また親会社京成の車両の改良型といえる車両です)という同社では記念すべき存在、製造は1980年前後で現在に至るまで全編成が6両編成で活躍しています。

塗装は登場当時はピンクとマルーンのツートンでしたが、直ぐにクリームに茶色帯の塗装となり、数年前に一編成が登場当時の塗装に戻された以外は、最近まで外観の変化は殆どない状況でした。

ただ最近になって、近い内に予定されている京成千葉線直通も関連してクリーム(以前より少し白っぽい気がします)とマルーンの帯に装いを改めた車両(どうやら京成乗り入れ対応車がこの塗装になっている様です)が出始めており、これは最新型のN800形の塗装を意識してかマルーンの帯に白帯3本が追加された独特のモノですが、どうも見栄えは今一つといった感を受けます。

ちなみに8000形の新塗装車は、座席や床材の取替えを行っているか否かは関係ない様で、また中には写真の編成の様に千葉直通を大々的にPRした編成も走っていおり、この編成には復活旧塗装の編成などで見られる新京成のマスコット「しんちゃん」も描かれていますが、こちらは10月から変わった新制服(昨日初めて見ました:同じ時期に変わった小田急の制服は何度も見ていますが…)には対応していない感じです。

またこの車両は現在自社線内のみの運行ですが、今後乗り入れるであろう京成千葉線以外に、過去には高額運賃で悪名名高い北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)にも乗り入れていた事があり、また現在でも北総監獄に近接した地域を運行している事もありますので、「北総監獄」カテゴリーでの取り扱いとさせて頂きます。

新京成に関しては今後も色々と動きがありそうで、また8000形は現行塗装や復活旧塗装の車両などもありますので、機会がありましたらまたその内取り上げたいと思います。
(他にも取り上げたい記事が色々ありますので、いつになるかは分かりませんが…)

北総監獄を走る路線バス:中央駅~北口循環線

2006-11-02 | 北総監獄
明日(11月3日)には都営浅草線を長年走り続けてきた5200形車両のさよなら運転が行われ、この列車は浅草線の始発・西馬込駅を基点に、乗り入れ先になっている首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の北総監獄中央駅までを往復しますが、「MAKIKYUのページ」にアクセスされている皆様の中には、この列車にご乗車予定の方も居られるかと思います。(MAKIKYUは乗車しませんが…)

しかしこの列車は、北総監獄中央駅に11時台に到着した後、13時台に折り返しが出発するまで時間があり、この時間を昼食に充てる事も十分可能ですが、北総監獄中央駅の周辺には何処にでもある様な店ばかり(店舗数だけなら北口から少々歩いたAEONの中が多いです)、また駅周辺にも大した見所などはありませんので、ウンザリされる方が多いと思います。

また西馬込へ向かう帰路の列車だけ当日発売の専用片道乗車券を購入して乗車予定の方も、この列車の乗車券発売は10時からの様ですので、乗車券購入後に随分と時間を持て余してしまう事かと思います。

そういった方の時間潰しにオススメしたいのが、「北総監獄に拠点を置く大手の分社」が運行する路線バスへの乗車で、特に写真の北口循環線は北総監獄中央駅の北口を基点に、ビジネスモールのある大塚地区や、戸建住宅の立ち並ぶ木刈[Kikari]地区などを廻り15分程度で基点に戻る路線です。

20分毎に運行(ただし休日は20時頃と最終が随分早いです)され運賃も160円均一(前払い・バス共通カードも使えます)と手頃で、北総監獄の惨状を手早く視察するにも最適な路線ですので、5200形さよなら列車にご乗車の方はこちらも是非乗車されてみては如何でしょうか?

それと北総監獄中央駅の南口を基点に、高花[Takabana]へ向かう路線も20分毎に運行され、こちらは15分程度の所要時間で230円(往復460円)と少々割高になりますが、複数の車両が稼動していますので往復で別タイプの車両に乗車できる可能性も高く、北口循環線よりはもう少し北総監獄の惨状をじっくりと視察したい…と思われる方には良いかと思います。

これらの2路線でしたら、5200形のさよなら列車に往復乗車される方でも、折り返し時間を利用して乗車できて手頃な部類に入りますが、さよなら列車に片道だけ乗車され、北総監獄の交通事情の悪さを身をもって体感したい方は、木下[Kioroshi]駅~津田沼駅間を結ぶ神崎線(全区間を通して運行する便は少ないです)などに乗車されるのも良いかもしれません。

またこれら「北総監獄に拠点を置く大手の分社」の路線バス時刻を調べたい方は、同社HPにPDF形式の時刻表が掲載されていますので、ここにアクセスされると良いかと思います。

明日の5200形さよなら列車に乗車される方をはじめ、それ以外の方でもこれらの路線バス(それと「開発を止めた某鉄道」)に1度乗車されると、北総監獄の惨状を身をもって体感でき、2度とこんな所に足を運ぶのは…と感じられると思います。
(少なくとも北総監獄投獄=千葉ニュータウンへの居住願望は湧かないと思います)

ちなみに写真のバスは、「北総監獄に拠点を置く大手の分社」を走るバスの中では唯一現存する3ドア車(以前は機械式ATの3ドア車も2台走っていました)で、基本的には北口循環か高花行きの路線に充当されますので、もしかしたら5200形さよなら列車の折り返し待ち時間の間に、北総監獄中央駅で姿を見る事が出来るかもしれません。

都営5200形さよなら記念列車へご乗車の方へ…往路のみ乗車の方には朗報?

2006-11-02 | 北総監獄
今日公開した土・休日割引回数券の記事を見た方の中には、明日「都営5200形さよなら記念列車」に西馬込~北総監獄中央間を乗車される予定の方も居られるかと思いますが、土休日回数券の割引率は魅力とはいえ15枚分も…という方に朗報をお伝えしたいと思います。

北総監獄中央駅近くのSeven-Eleven(中央駅南口から徒歩で5分もかからない、三井住友銀行(標識がバスロータリーから見えます)の向かいにあるコンビニです)では「開発を止めた某鉄道」の「土・休日割引回数券」と「昼間割引回数券」のバラ売りを行っていまして、ここでは新鎌ヶ谷までが380円(所定570円)、京成高砂までが510円(所定760円)で購入できます。

また北総監獄中央駅北口から徒歩10分程度・白井市桜台にあるSeven-Elevenでも同様に「開発を止めた某鉄道」の土休日と昼間の回数券バラ売りを行っていますが、どちらも時々売切れになる事がありますので注意が必要で、また北総監獄中央駅構内にあるコンビニ(am/pm)は某大手私鉄運営という事もあって回数券のバラ売りは行っていませんので注意が必要です。

「都営5200形さよなら記念列車」は一般の乗車券では利用できず、事前発売の前売り券と当日発売の専用乗車券でないと乗車できず、この列車への乗車に「土・休日割引回数券」は用を成しませんので、また往復で乗車される予定の方には縁のない話かもしれませんが、往路のみこの列車に乗車されて北総監獄へ出向かれ、帰路は「開発を止めた某鉄道」の定期列車でという方や、さよなら列車には乗車されずに北総監獄でこの列車を撮影されるという方には是非オススメです。
(ちなみに一日乗車券は10月一杯で発売・利用が終了し、今度発売されるのは恐らく年末年始です・また監獄中央駅以外の駅周辺でも、一部の商店などで回数券バラ売りを行っている様です)

開発を止めた某鉄道」も随分巧い商売を考え出すもので、5200形さよなら列車は専用乗車券での乗車に限る事で、土休日は実質510円程度にしかならない北総監獄中央~京成高砂間でレールファンの皆様から760円を毟り取るとは…

MAKIKYUはこの鉄道には何の愛着もなく不快極まりないだけですので、明日もこのさよなら列車に乗車する気はなく、所用で都心の反対側に位置するニュータウンへ出向くついでに小田急線を堪能する予定ですが、「開発を止めた某鉄道」もこれで味を占めれば、来年退役と言われて醜態を晒しているヘンテコな形(Σ形)の電車・7000形でもこの手の手段を用いてレールファンの方々から毟り取りに走りそうな気もします。

このヘンテコな形をした車両の惜別にもどんな新手を用いてくるのか注目ですね。
(MAKIKYUはこんな車両の退役記念に立ち会うつもりは全くありませんが…)

画像は明日さよなら運転が行われる都営5200形の晩年の姿です。(イメージ・以前使用した画像です)

こんな事は駄目で賞!~通学定期助成で「子育て支援賞」受賞

2006-10-31 | 北総監獄
昨日北総監獄(千葉ニュータウン)の服役囚(在住者)向けに発行されている「まいたいむ北総」というモノを見ていた所、「通学定期助成で「子育て支援賞」受賞」という記事が…

この賞は鉄道の発展に寄与した団体等に贈られる「日本鉄道賞」の一部の様で、印西市・白井市・印旛村・本埜村の北総監獄2市2町と、北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」が受賞し、「高校生以上の学生に通学定期代の25%を助成し、沿線自治体と鉄道会社が連携して子育て世帯の負担を軽減した事が、首都圏初の事例として注目を浴び。利用者を増加する効果もあった」と評価されたそうです。

しかし「開発を止めた某鉄道」の運賃は、国鉄転換線の地方第3セクター鉄道を凌ぐほど酷く、これはもう呆れる話以外の何者でもありませんが、こんな状況を放置して挙句の果てには助成金を出す市町村も問題ありですし、助成があるからと安易に高額な運賃を設定し続ける「開発を止めた某鉄道」は論外で、通学定期代助成という情けない事で評価される事自体に問題があるのでは…と感じます。

こんな鉄道や自治体には「子育て支援賞」ではなく、「こんな事は駄目で賞」でも与えて、恥でもかいてもらわなければ駄目かと感じますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何お考えでしょうか?
(北総監獄の自治体や鉄道はもうどうしようもないので、それでも動じる事はないでしょうが…)

画像は「こんな事は駄目で賞」でも贈与したい、通学定期代助成という情けない状況でも平然としている「開発を止めた某鉄道」です。(以前掲載した画像を再用)

また以前掲載した通学定期代助成に関する記事(余りに高い定期券…自治体も助成)もありますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060609

阪東自動車・天王台駅~布佐駅

2006-10-13 | 北総監獄

今日MAKIKYUは、所用で東葛地区(千葉県の北西部・柏や我孫子[Abiko]など)の某所へ出向いていましたが、その帰りには記事タイトルになっている天王台駅~布佐駅間の阪東バスに乗車してきました。

この系統は概ね1時間間隔で運行されており、ほぼ平行して走るJR成田線(我孫子支線)が30分間隔で運行されているので、平時はあまり利用価値はありませんが、この成田線は結構輸送障害が発生しますので、それを考えるとこの路線の存在を頭に入れておくと便利かもしれません。

ただJRで天王台~布佐間を移動する場合、一旦我孫子駅まで常磐線で出て乗り換えるか、徒歩10分程度の無人駅・東我孫子駅を利用することになりますので、両区間をダイレクトに結ぶという意味では価値はあり、今日乗車した限りでは全区間を乗り通す乗客はMAKIKYU以外には居ませんでしたが、天王台駅から乗車した乗客の中には、湖北[Kohoku]駅入口や新木[Araki]駅入口で下車する乗客も見かけました。

ちなみに運賃は乗り通しても320円ですのでJRよりは割高ですが、天王台~布佐間が約10km離れている事も考えると、路線バスの運賃水準としてはむしろ安い方で、これはこの路線に限らず阪東バス全体に当てはまります。

これは布佐の隣にある木下[Kioroshi]駅から出る「北総監獄(千葉ニュータウン)に拠点を置く大手の分社」のバスとは大違いで、今日MAKIKYUは布佐駅から北総監獄まで自転車で30分程移動しましたが、これと大差ない距離でも320円を越えている(木下駅~北総監獄中央駅:360円など)といえば、どれだけ格差があるかお分かり頂けると思います。
(この北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)は更に酷く、これは論外ですね)

北総監獄を一歩離れただけでも交通事情がここまで変わりますので、北総監獄が如何に公共交通の不毛地帯であるかを感じさせられます。

また阪東バスでは、天王台駅~湖北駅までの間を湖北台団地経由で運行するバスも運行しており、こちらはJR成田線が概ね毎時2本しか運行されないのに対し、昼間でも毎時5本程度運行されています。

この系統の天王台駅発最終は成田線より遅い24時過ぎ、運賃も180円と割安で利用価値は大きいですが、阪東バスでは首都圏各地で普及している「バス共通カード」の使用が出来ないのが難点です。

ちなみにMAKIKYUは以前、一時期阪東バスを頻繁に利用していた時期もありましたが、最近は年に1~2回程度利用する程度で、今回乗車したのは比較的新しいノンステップ車でしたが、夜で暗く写真もないので、代わりに昨年阪東バスの別系統に乗車した際の画像を掲載します。

この会社の車両は、最近は低床ノンステップバスが随分と導入され、その前にもワンステップバスが入っており、これらは日野といすゞの2メーカーが導入されていますが、以前は日野車のみでした。

ただ純正の他に、写真の様な富士重工製の車体を載せた車両もまだ走っていますが、比較的車両の使用年数が短く、他事業者へ移籍する車両(主に系列会社)も多いですので、この様な車両に乗車されたい方は早めに行かれた方が良さそうです。

この他阪東バスとは話が変わりますが、我孫子駅~竜角寺台(最寄駅:安食[Ajiki])間を概ねJR成田線に添う形で終電後に運行される深夜バスを、ニュー東豊という新興のバス会社が先月から運行開始しており、今後この会社は天王台駅(北口)~湖北駅などの路線も運行する模様です。

MAKIKYUはまだバス停を見ただけで、同社の車両を見た事もありませんが、深夜バスは1時過ぎに我孫子駅を出る便もあり、利用価値はありそうです。

(お断り)この記事は直接北総監獄(千葉ニュータウン)に関連するものではありませんが、近隣地域という事で「北総監獄」カテゴリーで取り扱わせて頂きました。


昨日は隣町へ…あまりに脆弱な北総監獄の交通網

2006-10-07 | 北総監獄
現在は不本意ながらも北総監獄(千葉ニュータウン)に幽閉されているMAKIKYUですが、昨日は所用で隣町の八千代市へ出向いていました。

ただ隣町とはいっても、公共交通の脆弱な北総監獄とその周辺地域という事で、公共交通での移動は容易ではなくかなり疲れます。
(自家用車を多用する方々はラクなのでしょうが…)

北総監獄と八千代市を直接結ぶ公共交通は路線バスしかなく、これを聞くと皆様は鉄道の利用を…と思われるでしょうが、鉄道利用の場合は異常なまでの高額運賃で悪名名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)に加え、他に2つの鉄道を利用して「コ」の字形に移動する事になります。
(一回の乗換えでも可能ですが、都内を廻るので大回りで割高で実用性はありません)

しかも昨日のMAKIKYUの目的地は、「開発を止めた某鉄道」と運賃の高さで並ぶ「某高速鉄道」(地下鉄東西線直通)の沿線(八千代市には他に大手私鉄が通っています)という事で、これも利用するとなると隣町への交通費だけで片道1000円を超えてしまい、とても使えるものではありません。

と言う事で路線バスの利用となりますが、北総監獄と八千代市を直接結ぶ路線バスは、以前は小室駅~勝田台駅(八千代市)間を結ぶ東洋バスも運行されていましたが、これは現在小室寄り(米本団地以遠)が廃止され、現在は神崎線と呼ばれる「北総監獄に拠点を置く大手の分社」の1路線のみです。

この路線は八千代市や北総監獄を串刺しにする様な形で、津田沼駅~八千代緑ヶ丘駅~秀明大学~船尾車庫<本社営業所>~(北総監獄)中央駅~木下[Kioroshi]駅を1時間半近くかけて結ぶ長大路線ですが、津田沼寄りは交通渋滞が多く慢性的に遅延が発生し、船尾車庫以遠は概ね1時間に1本(船尾車庫以南でも2本・一部例外あり)しか運行されないので、使い勝手は決して良いとは言えません。

これに関しては「北総監獄に拠点を置く大手の分社」も多少の方策には出ており、神崎線ではダイヤを分断(八千代緑ヶ丘駅・船尾車庫)し、特定箇所の渋滞による遅延が他区間に及ばない様にすると共に、分断箇所では乗継券(連絡票・下車時から2時間有効)を発行する事で運賃は通算される様にするなどの方策が見られますが、船尾車庫での乗り継ぎは神崎線に限られ、監獄中央駅へ向かう際に車庫の近く(隣の船穂中学校など)を走り本数が多いNT線(北総監獄中央駅~高花・それでも昼間1時間に3本程度)を利用する事が出来ないなどの制約があります。

また時刻を予め調べておかないと使えないダイヤや、分社化前の大手時代からの割高な運賃(他に比べて賃率が高い?:昨日利用した北総監獄中央駅~八千代緑ヶ丘駅間で570円)といった根本的な問題は解決されていません。

しかもMAKIKYUが昨日神崎線の路線バスに乗車した際も、印西市(北総監獄の中核をなす辺境の街です)~八千代市の市境付近は往復共に他の乗客ナシという有様で、これでは不便でも公共交通が確保されているだけまだマシといった感じです。

北総監獄は鉄道が悪名名高い「開発を止めた某鉄道」1路線しかなく、そうなると他に頼りになる公共交通は路線バス位…というにも関わらずバスもこの有様ですので、これでは公共交通から離れて自家用車の利用を推奨しているも同然です。

実際北総監獄は都心方面への通勤・通学を除くと完全な車社会と言って良く、自家用車を利用できない人間以外は大抵自家用車を利用しており、MAKIKYUとしてはこの惨状は見ているだけで情けない限りです。

MAKIKYUは本当なら公共交通がマトモに機能している所に…と思いますが、専ら自家用車を使う事を望み、公共交通機関との関わりは最小限度に留めたいと思われる方には北総監獄は桃源郷かも知れませんし、その様な方は移住を考えられても良いと思います。
(「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様の中には、この様な方は少ないかと思いますが…)


写真は昨日乗車した神崎線と同形のバス(北総監獄に拠点を置く大手の分社)
使用車両の中には写真の車両の様な割合稀少な車両(富士7E+ふそう)も見られます。(写真は以前に撮影)

都営5200形~この車両も退役

2006-10-02 | 北総監獄
今日東京都交通局のHPを見た所、「さよなら5200形」記念パスネットの発売告知が…という事で、特別に記事追加です。

この5200形は都営浅草線開通当初から暫くの間製造された5000形の最終バージョンにあたる車両で、下回りは他の5000形と同様の抵抗制御車ですが、他の5000形は非冷房車で改造も難ありという事で早々と姿を消したものの、ステンレス製の車体が特徴のこの車両だけは冷房改造されて、今まで走り続けています。

近年は6両2編成の内1編成から中間車両を2両抜き取った8両編成を構成(先頭車を含む残り4両は廃車)し、主に浅草線末端の泉岳寺~西馬込間の区間列車で運行されていますが、現在一編成しかない事から遭遇できるかどうかは運次第です。

また浅草線所属の車両の中では、大多数の5300形に紛れて1編成だけ勝手の違う旧型車両(少なくともメカニズム的には)という事もあってか扱いにくい車両の様で、近年はいつまで走り続けるのかとレールファンの方々からは騒がれていた様ですが、いよいよついに退役です。
ちなみに浅草線の主力・5300形に関しては以下の記事をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060716

この車両の製造は1970年代の後半、最近廃車が進んでいる相互直通運転先の北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の異様な形(Σ型)をした7000形より少々古い事も考えると、そろそろ退役でもおかしくはない話で、首都圏の地下鉄では横浜市交通局の2000系の様にもっと新しい車両でも編成単位で廃車→解体となっている事を考えると「長い間ご苦労様でした」という事になります。

ただ5200形は手入れが良いのか、風前の灯火となっている「開発を止めた某鉄道」の7000形に比べると見た所は状態もずっと良さそうで、また「開発を止めた某鉄道」では7000形やこの5200形より遥かに酷い7250形と呼ばれる車両が、同社の看板車として花形の特急に重用されている事を考えると、どうも納得が行かない気がします。

本来なら交通局を退役後も「開発を止めた某鉄道」にでも譲渡し、引き続き浅草線を走り続けて7250形の締め出しにでも当てて欲しいのが本音ですが、この会社はΣ型のヘンテコな電車(7000形)を締め出して新型車(7500形)を導入する程の資金があるにも関わらず、一向に酷い特急車7250形(この会社はかなり気に入っている様ですが…)を走らせ続け、その上高い運賃負担を沿線に強いて涼しい顔をしている状況を見ると腹立たしい限りです。

ちなみに写真は7月にMAKIKYUが泉岳寺~西馬込間の区間列車に入っている5200形を泉岳寺駅で発見、その際たまたま一日乗車券(ワンデーパス)を持っていたので西馬込駅まで乗車し、その折り返し列車が西馬込駅を出発する所を撮影したものです。

またこの記事は、かつて5200形が北総監獄にも乗り入れ、現在でも北総監獄と関連の深い路線を運行していますので、「北総監獄」カテゴリーに入れさせて頂きました。

なお5200形引退に関する公式情報を確認される方は東京都交通局公式HPへ。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/
(新着情報に記載があります)