インフル薬の重大な副作用に急性腎不全追記
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/1024505082/?mi=00128000005w5hSAAQ&fl=1
(MT2016.10.24)
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、インフルエンザ治療薬の「ペラミビル水和物」(商品名・ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg、同バイアル150mg)の添付文書(使用上の注意)について、厚生労働省が「重大な副作用」の項目に急性腎不全を追記するよう指示を出したと発表した。
PMDAによると、国内で症例が集積したことなどを踏まえ、改訂することが適切と判断。使用上の注意の「重大な副作用」の項目に「急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う」などと追記するよう求めている。
2013年4月以降、急性腎不全関連の症例が7例報告され、このうち因果関係が否定できない症例が2例あったという。
全身の状態が悪くて口から服用できない入院患者などや、乳幼児や高齢者で吸入が上手くできない場合、入院時や外来の処置室のベッドで点滴静注液のラピアクタを受けるケースが少なくない。
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/1024505082/?mi=00128000005w5hSAAQ&fl=1
(MT2016.10.24)
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、インフルエンザ治療薬の「ペラミビル水和物」(商品名・ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg、同バイアル150mg)の添付文書(使用上の注意)について、厚生労働省が「重大な副作用」の項目に急性腎不全を追記するよう指示を出したと発表した。
PMDAによると、国内で症例が集積したことなどを踏まえ、改訂することが適切と判断。使用上の注意の「重大な副作用」の項目に「急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う」などと追記するよう求めている。
2013年4月以降、急性腎不全関連の症例が7例報告され、このうち因果関係が否定できない症例が2例あったという。
全身の状態が悪くて口から服用できない入院患者などや、乳幼児や高齢者で吸入が上手くできない場合、入院時や外来の処置室のベッドで点滴静注液のラピアクタを受けるケースが少なくない。