ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

ゲロッパ!

2004年08月28日 | 映画♪
西田敏行が歌いまくり、岸辺一徳が踊りまくり、山本太郎が熱く怒鳴り、藤山直美はダイナミックにダンス!常盤貴子も子役の女の子も寺島しのぶも、ナイナイ岡村も、みんないい味を出して、さすが井筒監督、役者の使い方がうまい!と思わせる。ただねぇ…



刑務所収監を控え組長のの羽原(西田敏行)は、組の解散を決める。羽原の遣り残したことは2つ。1つはコンサートのキップまで手に入れたのにいけなくなったJBこと、ジェームズ・ブラウンに会うことと、25年前に生き別れた娘 かおり(常盤貴子)に会うこと。組長の機嫌を直し組の解散を取りやめてもらうために、弟分の金山(岸部一徳)や子分達はJBの誘拐を企てるのだが、、、

まぁ、何というか、点数をつけると5段階評価で総合評価は3.5ってとこでしょうか。まぁ、正直、ストーリーは何じゃコリャ?!って感じです。ただ総合評価が3.5だから全然面白くないかというとそうではなくて、例えば「役者」といった評価項目があった場合5つ星でも足りないくらい!役者もコネタも面白く、ところどころでは十分楽しめます。まぁ、要は脚本と音効がねぇ~って感じです。


役者がうまくなくても「脚本」がよければいい映画になるが、「脚本」がダメなものを面白く出来るのが「役者」の力という言葉を聞いたことがあるが、まさにこの映画はそういう感じです。

というわけで、物語の感想よりも役者評で。

西田敏行→本当にいそうで怖い、、
常盤貴子→相変わらずいい演技してます。終盤、ほろりと来るのはやはりこの人のおかげ
山本太郎→いい味だしてますねぇ~、序盤は大丈夫かな?と思ったけど山本太郎ワールド全開です。
岸部一徳→渋めでも美味しいとこは持っていきます。
根岸季衣→こういう演技が出来る人がいるから、ちゃんとした話になるんだろうなぁ
寺島しのぶ→ワンポイントリリーフなんですが、きっちり存在感を残しました
岡村隆史→この人も何か本編には必要ないんだけどねぇ。。
トータス松本→地でやってそう
藤山直美→もっと出番が欲しかった!ノリノリで踊ってます


井筒さんはほんわかコメディ路線を狙うより、熱く突っ走って笑わせてくれる方があっているのかも、「岸和田愚連隊」みたいに。


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