M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

今こそ。

2011-03-13 13:27:27 | 世の中
千葉は今も余震で揺れ続けています。
先ほども緊急地震速報が
家族全員の携帯から鳴り響きました。


自分たちのことで必死だった時間が過ぎ
心が少し落ち着くと
報道を見ては呆然とし、心が痛みます。


息子の友人も仙台で一人暮らしをしていて、
消息がなかなかつかめませんでしたが、
昨日夕方、無事を確認…。

ようやく停電から復旧したけれど、
どの店も閉鎖、あいていても食料はなく、
ようやくポッキーを手に入れて
一晩しのいだそうです。

その彼からのメールは
食料や物資を待つしかない状況だというのに
思いのほか明るい文面で、
強靭な精神力を感じました。


少し緊張が解けた頃が
心が一番不安定になる時です。
なぜこんなことに?という思い、不安と怒り…。
体調が悪い方もいらっしゃるでしょう。

無力感で何も考えられない方も多くいらっしゃることでしょう。

渦中にあるかたには
とても難しいことかもしれませんが、
どんな状況にも明るい部分があると思うのです。

どうか、光の部分を探してください。

不安になったら
「大丈夫!なんとかなる!!」と拳を握ってください。

心配すれば、その通りになります。
もう駄目だと思えば、その通りになります。
そして希望を持てば、その通りになります。

必要なのは冷静さと

隣にいる人との協力・助け合い、

そして勇気づけの言葉です。

なんとか気持ちを明るい方向へもっていってください。


今、祈ること意外に何ができるのか
考えています…。


世界中が日本人の行動に
注目している今こそ、

私たちの「和」の精神を
見せてあげましょうよ。

日本人の精神性の高さは
すでにたくさんの場面で
垣間見られますよね。

この悲惨な状況の中で「愛」を見せられると
涙が溢れそうになります。


「あたりまえの事」が
実はどれほど「ありがたい事」なのでしょう。


大地震発生のほんの数時間前に
若いお母さんたちに

「子供たちに関して悩みがあっても、
生きている、それだけで幸せですよね。」

と笑いながら話していたことを思い出しました…。





大地震発生、ご無事でしょうか。

2011-03-12 23:45:00 | 世の中
昨日発生した、東北地方太平洋沖地震で
たいへんな状況になっていますが
皆さま大丈夫でしょうか?

被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

昨日からご心配のメールや
安否報告などいただきありがとうございました。

わが家は全員無事です。
私の大切な人たちもほとんど無事が確認できて
ひと安心しております。

現在わが家の近辺は、
海浜幕張駅前や幕張メッセ駐車場、
道路などあちこち液状化でドロドロです。


きのうは伊藤夕子さんとその生徒さんたちが
「若妻の会」として集って楽しく話をした後、
解散後にその中のひとりとカウンセリングのセッションをし、

その後に次の予約の方との時間調整のため、
ひとりヨーカドーに着いた、そのときでした。

ゴゴゴゴー!っと地震発生、
あまりの激しい揺れに、たまらず外に出ると、
歩道をゾロゾロ歩いていた帰宅途中の園児たちが
コワい、ギャーッと大騒ぎ、
先導の先生が必死に大声で「座れ~!!」と
叫ぶとみんなが丸く小さくなって地面に伏せました。


電話は全く通じなくて
ヨーカドーも閉鎖になり、
帰る途中のコンビニで公衆電話から電話してみたら
ようやく家に通じました。

息子は春休みで今日は用事もなく家におり、
夫も最近体調を崩しているので、
偶然休暇をとって運よく家にいたのです。

娘は学校でバスケの練習が終わった頃でしたので
まだ学校にいるか微妙でした。
夕方ようやく電話が通じ、
学校に待機していると確認でき、
ふたたび車で娘を迎えに行きました。

川にかかった道路の段差が怖かった…。

稲毛海岸あたりは液状化と大渋滞で動かないし、
千葉みなと付近ではコスモ石油のタンクが
炎上しているのも見えて怖ろしくなり、
情報を得るため聴いていたラジオを
あえて消しちゃって
ゆったりした音楽を流しながら運転しました。

直感に従った方がいいなと思ったのです。


学校の体育館に着くと、
なんと娘に連絡が届いておらず、
他の車に乗って帰ったところだというので、
迎えを待つたくさんの生徒たちが
気になりながらも仕方なく帰宅。

国道は車が全く動いていなかったので、
地図を確認しながら裏道を通ったり、
Uターンしたりしながら
帰ってきたのは9時半過ぎで、
そこでようやく娘と再会できました。


福島の親戚も今のところ無事のようです。

原発が心配ですね。
でも無駄にあれこれ心配するのは
かえって精神的にも身体的にもよくないので、
もう、すべて天に委ねたほうが
いいのかもしれませんね。

ありがたいことに
わが家は「のう天気」家族で、
臨戦態勢とはほど遠くのほほんと過ごしています。

今日の夕方、夫が
「パンがなくなるから買ってくる」というので
どうせならトイレットペーパーや日持ちする食料も
買ってきてくれるよう頼んだのですが、

2か所の大型スーパーですっかり棚から
商品がなくなっているのを見て、
ようやく認識が変わったらしく、
帰ってきてからポリタンクに水をくみだしました。

パニックになるより
これぐらいのほうがいいかもしれません。
報道もあまり長く見ていると
思考がどんどん悲惨なほうへと
行ってしまうので、
ほどほどに見て、
あとは出来ることを淡々とやって
今後に備えましょう、と
思いました…。



2011年初日の出を見にきたUFO?

2011-01-01 22:55:55 | 世の中
2011年 あけましておめでとうございます!

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


大晦日に、毎年恒例、予定が押せ押せになってしまい、
大掃除も中途半端なまま、
これまた毎年恒例の鉄板焼き&年越しやきそば大会に突入、

家族で「笑ってはいけないスパイ」を大笑いしながら見て、
そうでなくても使った体力を
「腹もよじれる笑いっぱなし」で更に使い果たし
ヘロヘロになりながら、
無事に新年を迎えました…。

なんと幸せなことか…。


この大ざっぱで「まあ、いっか!」な私が、
家族の中では一番きちんとしているように思えてしまう…
こんな家族がラクちんでありがたいことですね。

(「これでいいんだろうか?」と思うのはやめました。)


昨年は、大きな変化の年でした。
子どもたちは高校、大学にそれぞれ進学し、
夫も所属が変わりました。
夫は、はたから見れば不安定な立場を選んだのですが、
いまの世に「安定」なんて保証はありません。
よけいな心配は捨てて、
夫が精神的に気持ち良く働けるほうを取りました。


私は子供たちに手をかけすぎない様に、
私だけ旅行に行って家庭から離れたり、
少しづつ距離をとってきました。

生来は子供のことは何でも知っておきたい、
という過干渉タイプ、心配性タイプな私ですので、
心理学を勉強してから、これはまずいと、
とにかく「見ても見ないふり、聞きたくても聞かない、
言いたいことも飲み込む」ように自制してきました。
そのくらいで私の場合はちょうどいいのです。


この「見ざる、聞かざる、言わざる」という苦行も
最近はずいぶん慣れて板についてきました♪


今年はさらに好き勝手することを
自分に許したいと思っています。

いつもいつも、
家族はどう思うだろう、
親になんて言われるだろう、
他人にどう思われるだろう…と

気にしながら生きてきた自分に
 
おさらば!! です♪

それを止めてしまえば
どれだけ楽しく軽やかに生きていけることでしょう。


波動が軽くなったら、
それについていける肉体も必要ですから、

今年こそ(毎年決意しているのですが…)、
肉体の鍛錬を!

心身ともに軽やかに♪



さてさて、

除夜の鐘が鳴るころ、
何を思ったか、
初日の出を見に行こうかなあと言い出した娘。

起きられないかもしれないからと、
ひとり徹夜して
元旦の朝の6時半に幕張の浜へ出かけ、
初日の出を拝んできました。

物凄く寒かったそうですが
澄み切った空気を感じさせるワンショットが撮れてますね。


飛行機雲が出ていたというのですが、

そばに不思議な飛行物体が映りこんでいませんか~??


UFOに見えるのは私だけかなあ~!


ひとり騒ぐ私は

娘に冷静にスルーされました…。



人の好意は・・・。

2010-06-12 00:02:03 | 世の中
出勤途中の電車は少々混んでいて、
私のまわりにも多くの人が立っていました。

ちょうど私の隣に立っていたかなり年配のおばちゃまに、
目の前に座っていたサラリーマン風の男性が、
「どうぞ、すぐ降りますから。」
と気恥ずかしさを隠すように丁寧に言いながら、
立ちあがったのですが、

そのおばちゃまは、
ちょっと眉をひそめて抵抗感をあらわにし、
「大丈夫です。大丈夫ですから。」
と、座ろうとしませんでした。

そんな年寄りじゃないわ!と思ったのでしょうか。

立ちあがってしまった手前、
そのリーマン男性は今更座ることもできず、
一瞬気まずい雰囲気になり、
ぽっかり空いてしまった席に、
しびれを切らして違う女性が腰掛けました。


身の置き所がなくなった気の毒なリーマン男性は
じりじりと出口の扉の方へ移動。
「すぐ降りる」と言っていましたが数駅先まで降りませんでした。

きっと勇気をだして席を譲ったのでしょうに…。

たとえほんとうに自分は大丈夫だったとしても、
気持ちよく「ありがとう」と、座らせてもらうのも、
思いやりのうちなんじゃ~ないかなあ…。


そんなことを考えていたら、
ある駅で乗降ドアが開いたとき、
何やら口々に「わー!」「危ない~。」「びっくりした!」と
叫び声があがりました。

見れば我先にと乗ろうとしたファミリーの子供が
降りる客が多いのにびっくりして、
ホームとドアの間に落ちそうになったか、
あるいは将棋倒しを引き起こしそうになったようでした。

無事乗り込んだファミリーは
まわりから「まったくこの親は何やってるんだ」目線を
浴びまくっていましたが、

大事に至らず良かったです。


そして帰りの電車のホームでは、
イケメン、ロン毛の外人青年が携帯を片手に
もう一方の手を大きく動かしながら
熱っぽい声で話をしていました。

ちょうど目の前を通り過ぎた時、
耳に入ったのが、
「…as much as I love you…」

私は表情を変えずに心の中で
「なんだかよくわからないけど Oh~♪♪♪
 若いっていいねえ!」などと
年寄りくさい気分になりました。


通勤途中でいろんな人間模様をみた一日でした。




おまけのエピソード

2010-03-31 22:58:22 | 世の中
今回の旅行でのちょっとしたハプニング。

行きの羽田空港で、
手荷物検査の時のことです。

最近はテロ防止のために検査がかなり入念になっていて、
特にペットボトルは専用の装置にのせてチェックをします。


ミネラルウォーターで「いろはす」というのがありますが、
これは飲み終わるとペットボトルを簡単にくしゃくしゃに
小さく潰して捨てられるので、その感触がお気に入りで
娘はいつもそれを好んで飲んでいるのですが、

その時も娘は飲みかけの「いろはす」を手にしていました。
しかも、まだ半分残った状態で、
容器をクシャッとさせていたので、
検査装置に乗せたところ内容物を解析できなかったようです。

「ちょっとフタを開けてください。」
と検査官にいわれ、
フタを開けると、入念に臭いを嗅がれました。
検査官の真剣な表情にもかかわらず、
娘はただの水を懸命に調べているのがおかしくて
ニヤニヤしていました。


結局、「まあ、いいでしょう」みたいな感じで解放されましたが、

「直前にぎょうざとか食べてて
 フタを開けたらニンニク臭がして、
 『刺激臭がする!』と大騒ぎになったりしなくて
 良かったね」

と笑いました。



津波警報

2010-03-01 23:54:32 | 世の中
きのうの津波警報には翻弄されました。

わが家は海にも川にも近く、海抜も低いので、
ニュースをずっと見ていました。

息子がちょうど津波の到達予想時刻に
教習所の受講予約を入れており、
その教習所も海沿いなので、
私はキャンセル料がかかっても様子を見たほうがいいと意見したのですが、
夫は大丈夫だよ~と全然気に留めず。

こういうときに、考え方の違いがあらわになりますね~。

たいていは違いを楽しめるのですが、
命にかかわることとなれば話は別。
私もかなり主張しましたよー。

で、予想時刻がきても海は静かな様子だったので
息子が出かけるのを許可しました。
ほんとはそんなにすぐに警報が
解除されるわけじゃなかったんですね。
詰めが甘い…。


夕方から友人たちと約束があり、
私も心配性な割にそれが持続しないタイプなので
早々に「ま、大丈夫でしょ。」と見切りをつけて家を出ました。

電車が止まってしまっていたので
遠くの違う路線の駅まで行って出かけました。

帰りの夜空に美しい満月が
怪しげに雲間に見え隠れしていました。

そういえば「大潮」だから満潮と津波が重なると
被害が大きくなると言ってましたね。

地球の裏側のチリで起きた地震で
日本の交通はあっけなく半マヒ状態になるんですから、
地球のエネルギーの凄さを思い知らされますね…。


現地のかたはもちろんですが、
東北地方で津波の被害を受けた方、お見舞い申し上げます。


とある情報筋によると、
今年は自然災害が多く起こるとの予言が・・・!!

当たるかどうかは別として、
備えをしっかりしといた方が良さそうですね。


「蒼穹の昴」ハマってます。

2010-01-23 23:53:00 | 世の中
NHKのBSで放送中のドラマ「蒼穹の昴」

番組の紹介文は、

「激動の中国・清朝末期。
 そこにいたのは、鬼でも仏でもない、人間・西太后であった。
 浅田次郎不朽の名作、壮大なスケールの歴史絵巻を
 日中共同制作でドラマ化!」


以前、落合スタッフの皆さんに勧められて
文庫本で読んだので、
登場人物や話の筋もなじみ深く、
毎回楽しんでおります。


小説ではスケールが大きいことに加え、
登場人物の描写がきめ細かくて、
ドラマ化は難しいのではと思っていましたが、

スケールの点では
贅を尽くした豪華で大きな敷地の宮殿が
色彩的にも目を楽しませてくれ、
しかもその広さゆえの孤独感も響いてくる感じがいいです。

今のところは
「母」西太后と、成人した「息子(養子ですが)」光緒帝との
親子関係の葛藤・心理戦を楽しんでおります。

それと、宦官の道を選んだ純粋無垢な春児(チュンル)、
科挙"に首席合格し、やがて光緒帝の側近となる梁文秀(りょうぶんしゅう)の
ふたりを中心とした人間模様が
これからどんなふうに展開していくのか楽しみです。


今もテーマ曲である浜崎あゆみの
「BALLAD」のメロディーが
頭の中をぐるぐるめぐって離れません♪



友人のお父様まで…。

2009-10-16 22:56:56 | 世の中
母は十二指腸の潰瘍により出血しているらしく
ヘモグロビンが通常の半分近くになってしまっているため、
500ccの輸血をしました。
潰瘍の薬も投与されているそうです。

術後のストレスによるものであろうとのこと。

解熱剤のせいか少し容体も安定してきました。
高熱の原因究明には約一週間かかるそうですが…。


私の友人や職場の仲間から励ましの言葉をかけていただき、
ほんとうにありがたく、
涙と鼻水が止まりませんでした。


夜、高校時代の友人から電話があり、
こんどはその彼女のお父様のご逝去を知ることになり、
またも涙…。

脳梗塞で突然倒れられ、
一度も目を覚ますことなく
逝ってしまわれたそうです。

とてもお元気で、生きる気満々のお父様だったのに
さようならの挨拶もできず、
ほんとうにあっけない最期だっただけに、
未だ実感がないと…。


10月に入って、
人が亡くなったり、病気で倒れたり、
仕事をやめたりと、
人生の大きな転換期を迎えていらっしゃるかたが
とても多いのを感じます。


エネルギーがかなり大きく動いているそうです。


平常心を保ち、
いつもの自分でいられるように
こころがけなければいけませんね。


十五夜に。

2009-10-03 22:31:33 | 世の中
母にお見舞いの花を持っていこうと、
フラワーショップに寄りました。

少しでも元気が出るように
イエロー・オレンジ系で花束を作ってもらいました。

出来上がりを待っていると、
お月見用の花束が目に入りました。

ススキと桔梗や菊などをアレンジしたとても風情のあるものでした。

そういえばこのところ慌ただしくて
今夜が十五夜ということも忘れていた…。

こんなときだからこそ、
「季節感を味わう」ことって大切かも…と思い、
お月見用の花束を購入。

母へのお見舞いの花と、両方を眺めながら
やっぱり花は癒されるわぁと、うっとり。


さて、帰りにスーパーで買い物をしたら、
簡易なつくりながらピラミッド型に盛られた「お月見だんご」があり、
こちらも迷わず購入。

やはり子供たちにとっては、
「味わう」のは花より月見団子でした!


肝心のお月さまはというと、
雲間からときどき顔を見せてくれています。

雲の様子や流れ方が、
ドラキュラでもでそうな光景ですが。


紫の桔梗に合わせて、ブルー系の花瓶に花をさし、
そばにお月見団子を並べ置いて
満月との3点盛り写真をとろうと頑張ったのですが、
やっぱり携帯でもデジカメでもだめでした。

たぶんプロ・セミプロの方たちが
美しい秋の十五夜の世界を
表現して下さることでしょうから、
それを楽しみにしたいと思います。


国語力はやっぱり大事かも・・・。

2009-09-03 17:37:27 | 世の中
受験生の息子さんをもつ友人とお茶をのんでいたら、彼女が
「ほんとにあの子、勉強しなくて、どうするんだろ!」
と何度もぼやいていました。

学歴にこだわる時代は終わったのでは?と友人に言うと、

大学名を聞かずに就職試験をしても、
ふたを開けてみると内定するのはやっぱり
上位校の大学生が多いんだそうで。


それって「その時その時に、やるべきことをやれる人」が
上位校に多いってことかな…まあ、
当たり前といえば当たり前の結果でしょうか…。


専門分野の習得はもちろん大切ですが、
社会に出てコミュニケーション面で困らないためには、
正しい日本語を使えて、
自分の「気持ち」や「考え」を適切に表現できなければなりません。

それにはまず、「今、自分がどう感じているのか」を
感じられるということが必要ですよね。
これがけっこう自分の感情がわからない人が多いのです。
いつも周りに合わせて自分を抑える生き方をしてきた人とか…。

私も昔、その口でした。
自分が本当はどう感じているのか、
どうしたいのか、わかりませんでした。
そういう自分に気づいてから変わってきたように思います。


それと、人がどう感じるかを予想できる想像力は
相手の立場も考えつつ自分の考えを伝えるために大切ですが、

これは特に、バーチャルの世界ばかりで対人関係が希薄になっている
最近の子供たちは苦手なようです。



ひとつのエピソードを思い出しました。

ある独身女性が、ひそかに想いをよせる彼との会話の中で、
たったひとつ「言葉の使い方」を間違ったために、
彼は「そんな失礼な言い方はないだろう!」
とブチ切れ、そのまま疎遠になってしまいました…。


彼女にしてみれば
自分の言葉の使い方が間違ったなんて思いもよらず、
彼がなぜそんなに怒ってしまったのか理解に苦しみ、
悲しい思いをしました。


こういうことって、結構ありがちなことなのでしょうね。
そんなつもりもないのに、
まわりから誤解されてしまうことって。

そんなのやっぱり辛いなあ~。

私も知らぬ間にやってしまっていて、
傷つけたり笑われたりしてるかも…ですね。


うまく自己表現できなくて、
キレてしまう子供のなんと多いことか。

口の達者な奥さんを持つ、口下手な旦那さんが、
あるいは、理詰めで正論ばかり振りかざす上司を持つ、従順な部下が、

思うように自分の意見や気持を伝えられなくて、
うつ病になったり、
暴力に走ったりするケースがなんと多いことか…。


だから、

国語力、それだけは子供たちにも培ってもらいたいと思うんですよねー。

あ~~、でも、読書もあまりしないしねェ。
擬声語とか擬態語ばっかりの動画を覗いてるほうが楽しいみたいです…。

大丈夫かなあ・・・。



オバサンになっただけのこと?

2009-07-29 01:00:50 | 世の中
先日のクラス会の帰りの電車でのこと。

時刻はすでに零時をまわっていました。
東京で始発の電車に乗り込み、
あいている席に着くと
左隣の男性がすでにウトウトしていて、
短パンから出る毛むくじゃらの足を
こちらにヨタ~っと倒してきたので、
ちょっと迷ってから右隣のあいてる席にずれました。

右端には若い女の子が座っており、
その左隣に座る形になりました。

すると、私がずれたために空いた席に、
角刈りで、ポロシャツの袖がマッチョな腕ではちきれそうになっている
30代ぐらいの男性が座りました。

ほどなく電車は走り出したのですが、
その角刈りの男性がめっちゃ寄りかかってくるのです!

チラッと左を横目で見ると、
やはりウトウトと眠っていて、
電車の揺れとともにグーーっとこちらに体重がかかってきました。

そのうち彼の頭が私の左肩に乗ってしまいそうになるほど、
深~~くお休みになってしまいました。
ポマードべっとりのオジサマじゃなくて良かった!

帰宅時間の電車でよく見られる光景ですよねェ。

「あー、もう…左肩が重いよ~!!」

右側の女の子にそのまま私の体重も預けてしまえば
私は楽なのですが、
それではあまりにもかわいそう。

いっそ立ちあがっちゃうこともありだったのですが、
私も疲れていたし、誰もがよくやるように、
ぐぐ~っと肩で押し返したりしました。

が、彼はぜんぜん気がつかず、
意識がないままちょっと体勢を直してくれたときに、
今度は窓に頭をガッツン、ガッツンと
何度も打ちつけていました。

それでも眠り続けている彼は
いったいどこまで遠い世界に行っちゃってるんでしょ?

私は思わずおかしくなってしまい、
吹き出しそうになったところ
前に立っていた若い女性と目が合い、
彼女もアイコンタクトめいた笑みを浮かべていました。

それにしても、辛すぎる体勢。
このまま我慢していたら、
まちがいなく腰を痛める!!

そう思って、決心しました。
勇気を持ってひとこと言おう。

なんて言おうか。
敵対的なオーラを出して言うと
逆切れされて怖いことになるかも。

ここはひとつ、恐れを捨てて、親近感を持って…。


そしてつぎにグイーっと来たその時に
その男の肩をトントンとたたき、
少し目を開けたので思い切って言いました。

「あの、お疲れのところ申し訳ありませんが~、
 私、腰が痛いので寄りかからないでもらえませんか?」

せっかく勇気を出していったのですが、
彼はナマ返事をしただけで大した反応もなく
また眠りこんでしまいました。

ただ、前に立っていた女性ふたりが、
「お~!、なんか言っちゃってるよ~。スゴ。」
みたいな表情で私を見ていました。


幸いなことに早めの駅でとなりの男性は
ふらふらと降りて行きました…。


それにしても、以前の自分には考えられない行動。

私ったら、よくぞ言えた!成長したじゃん。と思い、
帰宅してその話を息子と娘にしました。

すると息子がニマニマと笑いながら
御苦労さん!的なニュアンスで言いました。

「そういうこと言えるのって
 そういう年のひとだよねー♪」

私、成長したというより、おばはんになっただけなの~~?!

ええい、次にまたこんなことがあったら、
もうひとひねりして、大阪弁かなにかで
ひとりノリツッコミしたりなんかして
言ってやりまっせ!


もうひとりいる?

2009-07-03 20:22:33 | 世の中
昨日、サロンのスタッフ白石さんのお知り合いで
会社経営をされているAさんとお会いするために
ふたりで先方に伺いました。

ふたり到着すると、
グレーの制服を着た小柄で華奢でちょっと憂いのある女性が
面談する個室に案内してくれました。

彼女は、訪問した私たちより緊張された感じで、
「お座りになってお待ちください。
 あの、いま、お飲み物をお持ちしますので…。」
と言って出て行きました。

イスは6コあり、どこに座っていいものかと迷いながら
とりあえず、腰をかけて待っていると、先ほどの女性が
麦茶の入ったグラスをお盆に乗せて入ってきました。

見ればグラスが4つ乗っています。

Aさんが来ても3人なので、ひとつ多いのでは…??

私と白石さんの怪訝そうな表情に気づいたのか、
緊張した慌てた声で、
「あの、3人いらっしゃると聞いていたので…。」

「いいえ、私たちふたりだけですゥ。」
「あ!そうですか(汗)。かしこまりました…。」

彼女は焦りの混じった笑みを浮かべながら、
私たちのお茶をテーブルに乗せていったのですが…

その時!

ガシャ! ザバーっ!! ビシャ~~!

私たちのちょうど間の場所で、
彼女は自分の胸でグラスをひとつ倒してしまい、

勢いよくお盆から流れ出たお茶が
イスとフロアを濡らしました。

「あーーっ! すみません!大丈夫ですか? すみません!!」

ふたりとも大して濡れていなかったので
「大丈夫ですよ~」と、落ち着かせながら、
持ってきてもらったタオルで
あたりをふき取ったりして、
一気に堅苦しかった場の雰囲気が変わりました。


あとでふたりで食事をしていた時に、その話になり、
白石さんが

「お盆のグラスの数を見た時、
 もうひとりいるのかと思っちゃった。
 あたし、誰か連れてきちゃったかなと…。
 だってこっちは3人で行くなんて
 一言も言っておかなかったし。」
 
彼女は霊感体質なので、彼女らしい発言に笑っちゃいました。

「でも、グラスがひとつ倒れたから、よかったね。 
 きっと昇天してくれたね。」

冗談ともつかぬヘンな物言いに、さらに笑ってしまいました。



修学旅行、延期!!

2009-05-22 23:31:31 | 世の中
今日になってようやく、

新型インフルエンザにたいする

警戒レベルを下げるという措置がとられることが

決まりましたが、


あーー、時すでに遅し…。


昨日、娘の中学校の修学旅行が延期と決定されました。

たぶん学校側としても、

キャンセル料の関係で、決めざるを得なかったのでしょう。

残念ですね…。

それと、気になるのがキャンセルされた宿。

打撃でしょうね。お気の毒です…。


まあ、延期と決まってしまったからには、

この判断がベストだったのだと信じましょう!


娘にさりげなく、

「延期と聞いてどう思ったの~?」

と聞くと、

「べつに残念ってわけじゃないし。」

だって。

なあんだ。

「秋なら秋で、紅葉がみられるかも知れないし。」

だって。

なかなか前向きでよろし。



小さな親切?おおきなお世話?

2009-05-10 19:50:35 | 世の中
きのうひとりで大型ショッピングセンターに買物にいきました。

駐車場から店内への入口付近に
車イスにのった同年代の女性がいました。

自動ドアがあるところまでの
ほんの少しの距離がゆるい上り坂になっており、
手動の車いすにお乗りのその女性は、
か細い体で腕にも少し麻痺があるのか、
力が足りないようで大変そうでした。

「あの、押しましょうか?」
と聞くと、嬉しそうにうなずくので、
後ろから
「大丈夫ですか?押しますよ」
ともう一度声をかけて入口をはいり、
エレベーターで彼女が降りる階までご一緒しました。


そんなことがあって、
ちょっと思い出したことがあります。


もう15年以上まえの若かりし頃のことです。


車で友人宅へ向かっていた私は、
信号待ちのとき窓越しに、
背中の丸い小さな小さなおばあちゃんが、
ある個人病院を出て
杖をついて歩いて帰ろうとしている場面に遭遇しました。

その歩き方が、ハンパなくヨロヨロというか、
一歩すすむのに、30秒ぐらいかかっていました。

本当に大変そうで、
狭い歩道で危なっかしいし、
「あのおばあちゃんはいったい
 いつになったら家に着くんだろう?」
と心配になりました。

車が走り出しても
なぜかとっても気になってしまい、

えいっとUターンして
おばあちゃんのうしろに車をとめ、
家の場所を聞いてみると、ずいぶん距離があります。

「良かったら乗せていってあげますよ」
と車で家まで送ってあげました。

おばあちゃんは車から降りて
「ありがとう。どうもすみませんでした。」
と言ってくれて、
私はなにか、
「いいことしちゃった!」
みたいな達成感でいっぱいでした。


その夜、夫が帰ってきたときに、
昼間のエピソードを話しました。

ところが、
「へえ、いいことしたね。」
という言葉を期待していた私に、夫は笑いながら

「ふーん、でも、よけいなお世話だったんじゃないの?」

  ―――ガーン!!

「何で?! どういう意味?」

「歩いた方がいいんだよ。
 ばあさんはたっぷり時間あるんだから。」

いやー、ジョーク、ジョーク!みたいな感じで
軽く笑ってのたまう夫。

私は「なんて冷たいことをいう人だいっ!」と思いました。

あの現場を見ていなからそんなこと言えるんだ…。


でも、
あとから冷静に考えると、
夫の言う事が正しかった可能性もあると思いました…。

歩かなければ、どんどん歩けなくなるだけです。
ひょっとしたらほんとうに
歩行訓練を兼ねていたのかも知れない…。

だとしたら、ご家族からみれば
私は余計なことしてくれたねってことになるよね?

それからというもの、
自分の勝手な思いだけで手を貸すことに
注意しなければ!と思うようになりました。


確かに今は介護の世界でも、
からだの使える機能を少しでも保持するために、
手取り足取りの介護ではなく、
見守る介護に変わってきています。


心理学を学んでから、
更にその気持ちを強めました。

黙って見守ることの大切さ…。
「諦観」――それこそ本当の愛だったりするということ。

子育てでは特にこれって、辛抱がいりますよね!!

『転ぶとわかっていてもあえて手を出さない勇気』

それは日常生活においても、
人生の課題においても…。

でも自分の子供のこととなると、

なかなかね~。



新型インフルエンザ報道

2009-05-02 00:33:07 | 世の中
昨日から、大きく報道されている、豚インフルエンザの感染疑惑報道。

飛行機のタラップを降りる女性の様子をニュースで見ながら、
息子が珍しく憤慨していました。

「日本中こんな風に大騒ぎして、この人、かわいそうだよな!
 まるで犯罪者じゃん! 毛布被せられて、辛いのに歩かされてるし。
『お前が第一号か!!』ってみんなから言われるんだぜ。」

学校でも話が出たらしく、
もし、感染者が出たら、一週間ほど学校閉鎖にして、
その分の授業を夏休みにやるとかいう案がでているらしく、
「まったく参るよ。」
なんてブツブツいってます…。


結局、成田で隔離された女性も、
横浜の高校生も
香港A型で新型ではなかったようですね。
良かったですね。


今朝は、
なんだかニュース番組を見ていると
心配をかきたてる報道ばかりで
精神的にパニックに巻き込まれそうだなと感じ、
聞かない方がいいかも・・・と思ってチャンネルを変えました。


いつも「うちはわが道を行きます」路線のテレビ東京が、
期待どおり、富士サファリパークの
チーターの4つ子の赤ちゃんを紹介していました♪

これが、とーってもカワイイ~~のです!!

しかもあどけないのに、気品が備わっています。

4匹が並んで座っているだけで、
高貴なお生まれの四天王?みたいな雰囲気を漂わせており、

見ていてぱーっと、明るい気分になりました。


赤ちゃんというのは、
どんな動物でもかわいいですよね。

赤ちゃんの無垢な瞳を覗き込んだ時に湧いてくる、

この温かいものが、

「無条件の愛」なんだと思います。


アメリカでだったか、
荒れている子供たちの「思いやりの心」を育てるために、

学校の教室に、赤ちゃん(人間の赤ちゃんです)を
連れてきてもらって

物言えぬ赤ちゃんの気持ちを察してみたり、
実際に赤ちゃんに触ってみたりするという授業を
提供するという事業をしている方がいます。


この授業を受けた生徒たちは、
実際ケンカなどが減っているそうです。


宇宙の真理にかなっているから、

「愛」が育つのでしょうね~~!